当サイトでは、一般社団法人日本クレジット協会(Japan Consumer Credit Association)が発表する「クレジットカードの利用状況」を随時更新しています。
今回は令和元年10月クレジットカードの利用状況をご紹介します。
日本クレジット協会が発表した令和元年10月クレジットカードの利用状況について
令和元年10月分のクレジットカードの利用状況は以下の通りです。
クレジットカードショッピング信用供与額 | 5,225,331百万円 | 前月比6.9%減 |
キャッシング融資額 | 148,286百万円 | 前月比6.2%減 |
信用供与額合計 | 5,373,617百万円 | 前月比6.9%減 |
参考:令和元年10月分集計値│一般社団法人日本クレジット協会
※数字は主要クレジット会社を対象にしたものです
※販売信用分野における市場規模の把握を目的に調査したものです
また、クレジットカードショッピングにおける信用供与額の契約件数は1,009,984,600件でした。
令和元年9月(前月)は数字の増加が顕著に現れました。
この増加は
- 夏のセールが終わり単価の高い取引が増えたこと
- 10月の消費税増税を前にした駆け込み需要が増加したこと
が理由として考えられます。
その9月と比較すると令和元年10月のクレジットカードショッピング信用供与額やキャッシング融資額は減少傾向にあり、夏のセールや消費税増税の影響は落ち着きつつあると予想できます。
その他、日本クレジット協会の公式サイトではクレジット関連統計資料も閲覧可能
当調査を行った一般社団法人日本クレジット協会(Japan Consumer Credit Association)とは、
- 全国信販協会
- 日本クレジット産業協会
- クレジット個人情報保護推進協議会
の三団体が大同団結し、平成21年に設立したクレジット業界の総合団体です。
日本クレジット協会の公式サイトでは、当調査の結果だけではなくクレジット関連統計資料も閲覧可能です。
研究誌「CCR」と掲載論文の紹介や官報の公開もしていますし、専門用語の正確な定義なども掲載されています。
判例検索なども可能なので、関心がある方はぜひご覧ください。
また、日本クレジット協会に関してはこちらの記事をご覧ください。