買い回り検知サービス利用規約

第1章 総則

第1条(利用規約の適用)

  1. かっこ株式会社(以下「当社」といいます)は、この利用規約(以下「本オプション利用規約」といいます)に基づき、本オプションサービスを提供し、本オプション契約者等に対し本オプションサービスの非独占的利用を許諾します。
  2. 本オプション利用規約と個別の本オプション利用契約の規定が異なるときは、個別の本オプション利用契約の規定が本オプション利用規約に優先して適用されるものとします。
  3. 本オプション利用規約に定義のない用語及び定めのない事項は、当社「不正検知システムサービス利用規約」(以下「本サービス利用規約」といいます)の定めに従うものとします。

第2条(定義)

本オプション利用規約においては、次の用語はそれぞれ次の意味で使用します。

  1. (1) 本オプションサービス 本オプション利用規約に基づき当社がアプリケーション・サービス・プロバイダとして提供する、不正検知システムサービス(以下「本サービス」といいます)のオプションである買い回り検知サービス
  2. (2) 本オプション契約者 本サービス契約者であって又は本サービス契約と同時に、本オプション利用規約に基づき本オプション利用契約を当社と締結し、本オプションサービスの提供を受ける者
  3. (3) 本オプション利用契約 本オプション利用規約に基づき当社と本オプション契約者との間に締結される本オプションサービスの提供に関する契約
  4. (4) 本オプション利用変更契約 本オプション利用契約の内容を変更する契約
  5. (5) 本オプション利用契約等 本オプション利用契約、本オプション利用変更契約及び本オプション利用規約
  6. (6) 本オプション契約者設備 本オプションサービスの提供を受けるため本オプション契約者等が設置するコンピュータ、電気通信設備その他の機器及びソフトウェア
  7. (7) 本オプションサービス用設備 本オプションサービスを提供するにあたり、当社が設置するコンピュータ、電気通信設備その他の機器及びソフトウェア並びに当社が電気通信事業者より借り受ける電気通信回線
  8. (8) 認定オプション利用者 当社が関連会社(本オプション契約者と出資、人事、資金又は技術等に関する継続的な関係を有する会社をいいます)又は取引先(仕入先若しくは得意先その他本オプション契約者と継続的な契約関係を有する者をいいます)と認定し、本オプション利用契約等に基づき本オプションサービスの利用を当社所定の方法により承諾した者
  9. (9) 本オプション契約者等 本オプション契約者及び認定オプション利用者

第3条(通知)

  1. 当社から本オプション契約者への通知は、本オプション利用契約等に特段の定めのない限り、通知内容を電子メール、書面又は当社のホームページに掲載するなど、当社が適当と判断する方法により行います。
  2. 前項の規定に基づき、当社から本オプション契約者への通知を電子メールの送信又は当社のホームページへの掲載の方法により行う場合には、本オプション契約者に対する当該通知は、それぞれ電子メールの送信又はホームページへの掲載がなされた時点から効力を生じるものとします。

第4条(知的財産権等)

  1. 本オプションサービスに関する著作権等の一切の知的財産権は当社に帰属し、本オプションサービスは日本の著作権法その他に関連して適用される法律等によって保護されています。本オプションサービスとともに提供されるドキュメント等の関連資料についても同様とします。
  2. 当社は本オプション契約者に対し、本サービスの利用を非独占的に許諾するものであり、本サービスに関する知的財産権その他の権利を本オプション契約者が取得するものではありません。

第5条(本オプション利用規約の変更)

  1. 当社は以下の場合に、当社の裁量により、本オプション利用規約を変更することができます。
    1. (1) 本オプション利用規約の変更が、本オプション契約者の一般の利益に適合するとき
    2. (2) 本オプション利用規約の変更が、契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、変更の内容その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき
  2. 当社は、前項の変更を行う場合は、変更を行う30日前までに、変更後の本オプション利用規約の内容をインターネットの利用その他の適切な方法により本オプション契約者に通知するものとします。
  3. 変更後の本オプション利用規約の効力発生日以降に本オプション契約者が本オプションサービスを利用したときは、本オプション契約者は、本オプション利用規約の変更に同意したものとみなします。

第2章 本オプション利用契約の締結等

第6条(本オプション利用契約の締結)

  1. 本オプション利用契約は、本オプションサービスの利用申込者が、当社所定の方法により利用申込みを行い、当社がこれに対し当社所定の方法により承諾の通知を発信したときに成立するものとします。なお、当該通知の発信日又は利用申込書に定める日付のいずれか遅い日を利用開始日とします。
  2. 本オプションサービスの利用申込者は本オプション利用規約の内容を承諾の上、かかる申込を行うものとし、本オプションサービスの利用申込者が申込を行った時点で、当社は、本オプションサービスの利用申込者が本オプション利用規約の内容を承諾しているものとみなします。
  3. 本オプション利用変更契約は、本オプション契約者が当社所定の方法で利用変更申込みを行い、当社がこれに対し当社所定の方法により承諾の通知を発信したときに成立するものとします。
  4. 当社は、前各項その他本オプション利用規約の規定にかかわらず、本オプションサービスの利用申込者及び本オプション契約者が次の各号のいずれかに該当する場合には、本オプション利用契約又は本オプション利用変更契約を締結しないことができます。
    1. (3) 当社サービスに関する金銭債務の不履行、その他当社との契約等に違反したことを理由として当社サービス利用契約を解除されたことがあるとき
    2. (4) 利用申込み又は利用変更申込みに虚偽の記載、誤記があったとき又は記入もれがあったとき
    3. (5) 金銭債務その他本オプション利用契約等に基づく債務の履行を怠るおそれがあるとき
    4. (6) その他当社が不適当と判断したとき

第7条(認定オプション利用者による利用)

本オプション契約者は、当社があらかじめ当社所定の方法により承諾した場合、認定オプション利用者に本オプションサービスを利用させることができるものとします。この場合、本オプション契約者は、認定オプション利用者による利用を自己の利用とみなされることを承諾するとともに、かかる利用につき一切の責任を負うものとします。また、本オプション契約者は認定オプション利用者に対し、本オプション契約者と同等の義務を負わせるものとします。

第8条(変更通知)

  1. 本オプション契約者は、その商号若しくは名称、本店所在地若しくは住所、連絡先その他利用申込書の本オプション契約者にかかわる事項に変更があるときは、当社所定の方法により変更予定日の前日までに当社に通知するものとします。
  2. 当社は、本オプション契約者が前項に従った通知を怠ったことにより本オプション契約者が通知の不到達その他の事由により損害を被った場合であっても、一切責任を負わないものとします。

第9条(本オプション契約者からの本オプション利用契約の解約)

  1. 本オプション契約者は、当社が定める方法により当社に通知することにより、本オプション利用契約を解約することができるものとします。なお、当社が本オプション契約者より当該通知を受領したのち、当社において本オプションの解約に必要な手続を全て完了した日をもって、解約日とします。
  2. 前項の定めにかかわらず、本オプション契約者が本サービス自体を解約した場合、本サービス利用契約が終了する日をもって、本オプション利用契約も終了するものとします。
  3. 本オプション契約者は、前項に定める通知が当社に到達した時点において未払いの債務がある場合には、直ちにこれを履行するものとします。

第10条(当社からの本オプション利用契約の解約)

  1. 当社は本オプション契約者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合、本オプション契約者への事前の通知又は催告を要することなく本サービス利用契約又は本オプション利用契約の全部又は一部を解約することができるものとします。
    1. (1) 本オプションサービスの利用申込み、利用変更申込みその他通知内容等に虚偽の申告又は申告もれがあった場合
    2. (2) 第20条(禁止事項)第1項各号の一に該当する行為が行われた場合
    3. (3) 本オプション利用契約等に違反し当社がかかる違反の是正を催告した後合理的な期間内に是正されない場合(前二号の場合を除く)
    4. (4) 本サービス利用規約第16条(当社からの利用契約の解約)第1項各号に掲げる事由に該当する場合
    5. (5) その他本オプション利用契約等を履行することが不可能又は困難となる事由が生じた場合
  2. 本オプション契約者は前項による本オプション利用契約の解約があった時点において未払いの債務がある場合には、当社が定める日までにこれを履行するものとします。

第3章 サービス

第11条(本オプションサービスの種類と内容)

  1. 本オプションサービスの提供区域は、本オプション利用契約等で特に定める場合を除き、日本国内に限定されるものとします。
  2. 本オプション契約者は以下の事項を了承の上、本オプションサービスを利用するものとします。
    1. (1) 第26条(免責)第1項各号に掲げる場合を含め、本オプションサービスに当社に起因しない不具合が生じる場合があること
    2. (2) 当社に起因しない本オプションサービスの不具合については、当社は一切その責を免れること
    3. (3) 本オプションサービスに係るシステムをバージョンアップすることがあり、この場合、当社は、バージョンアップ以前のシステムのサポートサービスを停止することができること
  3. 次の事項については、本オプション利用契約において、明示的に追加されている場合を除き、本オプション契約者へ提供されないものとします。
    1. (1) 本オプション契約者等の利用するソフトウェア及びハードウェアその他利用者等に関する問い合わせ並びに障害対応等
    2. (2) 磁気テープ媒体、フロッピィディスク媒体、インクリボン、用紙等の消耗品の供給

第12条(利用期間)

本オプションサービスの利用期間は、本オプション利用契約に定めるものとします。ただし、当社が定める方法により期間満了30日前までに本オプション契約者又は当社から別段の意思表示がないときは、本オプション利用契約は期間満了日の翌日から更に1年間自動的に更新されるものとし、以降も同様とします。

第13条(本オプションサービス用設備の障害等)

  1. 当社は、本オプションサービス用設備について障害があることを知ったときは、遅滞なく本オプション契約者にその旨を通知するものとします。
  2. 当社は、当社の設置した本オプションサービス用設備に障害があることを知ったときは、遅滞なく本オプションサービス用設備を修理又は復旧します。
  3. 当社は、本オプションサービス用設備のうち、本オプションサービス用設備に接続する当社が借り受けた電気通信回線について障害があることを知ったときは、当該電気通信回線を提供する電気通信事業者に修理又は復旧を指示するものとします。
  4. 上記のほか、本オプションサービスに不具合が発生したときは、本オプション契約者及び当社はそれぞれ遅滞なく相手方に通知し、両者協議のうえ各自の行うべき対応措置を決定したうえでそれを実施するものとします。

第14条(一時的な中断及び提供停止)

  1. 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、本オプション契約者への事前の通知又は承諾を要することなく、本サービス又は本オプションサービスの提供を中断することができるものとします。
    1. (1) 本サービス用設備又は本オプションサービス用設備の故障により保守を行う場合
    2. (2) 運用上又は技術上の理由でやむを得ない場合
    3. (3) その他天災地変等不可抗力により本サービス又は本オプションサービスを提供できない場合
  2. 当社は、本サービス用設備又は本オプションサービス用設備の定期点検を行うため、本オプション契約者に事前に通知の上、本サービス又は本オプションサービスの提供を一時的に中断できるものとします。
  3. 当社は本オプション契約者が第10条(当社からの本オプション利用契約の解約)第1項各号のいずれかに該当する場合又は本オプション契約者が本サービス利用契約等若しくは本オプション利用契約等に違反した場合には、本オプション契約者への事前の通知若しくは催告を要することなく、本サービス又は本オプションサービスの全部又は一部の提供を停止することができるものとします。
  4. 当社は、前各項に定める事由のいずれかにより本サービス又は本オプションサービスを提供できなかったことに関して本オプション契約者等又はその他の第三者が被害を被った場合であっても、一切責任を負わないものとします。

第15条(本オプションサービスの廃止)

  1. 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合、本オプションサービスの全部又は一部を廃止するものとし、廃止日をもって本オプション利用契約の全部又は一部を解約することができるものとします。
    1. (1) 天災地変等不可抗力により本サービス又は本オプションサービスを提供できない場合
    2. (2) 廃止日の60日前までに本オプション契約者に通知した場合

第4章 利用料金

第16条(本オプションサービスの利用料金)

本オプションサービスの利用料金は無料です。

第5章 本オプション契約者の義務等

第17条(自己責任の原則)

  1. 本オプション契約者は、本オプションサービスの利用に伴い、自己の責に帰すべき事由で第三者(認定オプション利用者を含み、国内外を問いません。本条において以下同じとします)に対して損害を与えた場合、又は第三者からクレーム等の請求がなされた場合、自己の責任と費用をもって処理、解決するものとします。本オプション契約者が本オプションサービスの利用に伴い、第三者から損害を被った場合、又は第三者に対してクレーム等の請求を行う場合においても同様とします。
  2. 本オプション契約者は、契約者提供情報(当社が本オプションサービスを提供するために必要とし、又は、本オプションサービスを向上させるために要請する情報を含みます)を当社に対して提供するものとします。契約者提供情報については、契約者の責任で提供されるものであり、当社はその内容等についていかなる保証も行わず、それに関連するいかなる問合せも受けず、また、それに起因する損害についてもいかなる責任も負わないものとします。
  3. 本オプションサービスの検知結果は、契約者提供情報の量並びに正確性、網羅性及び最新性を含む契約者提供情報の性質に依拠しつつ、当社の知見やノウハウ等に基づき検知結果を生成するものであるため、本オプション契約者の期待する品質を備えているものであることを保証するものではありません。また、本オプションサービスは、本オプション契約者の事業における業績の向上、売上の増加その他の結果を保証するものではありません。当社が提供する検知結果の採否その他の事業に関する決定は、本オプション契約者自らの判断において行うものとします。
  4. 本オプション契約者は、本オプション契約者等がその故意又は過失により当社に損害を与えた場合、当社に対して、当該損害の賠償を行うものとします。

第18条(本オプションサービス利用のための設備設定・維持)

  1. 本オプション契約者は、自己の費用と責任において、当社が定める条件にて本オプション契約者設備を設定し、本オプション契約者設備及び本オプションサービス利用のための環境を維持するものとします。
  2. 本オプション契約者は、本オプションサービスを利用するにあたり自己の責任と費用をもって、電気通信事業者等の電気通信サービスを利用して本オプション契約者設備をインターネットに接続するものとします。
  3. 本オプション契約者設備、前項に定めるインターネット接続並びに本オプションサービス利用のための環境に不具合がある場合、当社は本オプション契約者に対して本オプションサービスの提供の義務を負わないものとします。
  4. 当社は、当社が本オプションサービスに関して保守、運用上又は技術上必要であると判断した場合、本オプション契約者等が本オプションサービスにおいて提供、伝送するデータ等について、監視、分析、調査等必要な行為を行うことができます。

第19条(バックアップ)

本オプション契約者は、本オプション契約者等が本サービスにおいて提供、伝送するデータ等については、自らの責任で同一のデータ等をバックアップとして保存しておくものとし、本オプション利用契約に基づき当社がバックアップに関するサービスを提供する場合を除き、当社はかかるデータ等の保管、保存、バックアップ等に関して、一切責任を負わないものとします。

第20条(禁止事項)

  1. 本オプション契約者は本オプションサービスの利用に関して、以下の行為を行わないものとします。
    1. (1) 本オプションサービスの内容や本オプションサービスにより利用しうる情報を改ざん又は消去する行為
    2. (2) 本オプション利用契約等に違反して、第三者に本オプションサービスを利用させる行為
    3. (3) 第三者になりすまして本オプションサービスを利用する行為
    4. (4) 本オプションサービスに関して逆コンパイル、逆アセンブルその他のリバース・エンジニアリング行為、又は本オプションサービスのソースコード若しくはプロトコルの解析行為
    5. (5) 本オプションサービスを利用して特定商取引法又は特定電子メールの送信の適正化等に関する法律に違反する電子メールを送信する行為
    6. (6) 第三者の設備等又は本オプションサービス用設備の利用若しくは運営に支障を与える行為、又は与えるおそれのある行為
    7. (7) 本オプションサービスを当社の業務と競合する形で第三者のために利用する行為
    8. (8) その行為が前各号のいずれかに該当することを知りつつ、その行為を助長する行為
    9. (9) 本サービス利用契約第36条(禁止事項)第1項各号に掲げる行為
  2. 本オプション契約者は、前項各号のいずれかに該当する行為がなされたことを知った場合、又は該当する行為がなされるおそれがあると判断した場合は、直ちに当社に通知するものとします。
  3. 当社は、本オプションサービスの利用に関して、本オプション契約者等の行為が第1項各号のいずれかに該当するものであること又は本オプション契約者等の提供した情報が第1項各号のいずれかの行為に関連する情報であることを知った場合、事前に本オプション契約者に通知することなく、本オプションサービスの全部又は一部の提供を一時停止し、又は第1項各号に該当する行為に関連する情報を削除することができるものとします。ただし、当社は、本オプション契約者等の行為又は本オプション契約者等が提供又は伝送する(本オプション契約者の利用とみなされる場合も含みます。)情報(データ、コンテンツを含みます。)を監視する義務を負うものではありません。

第21条(認定オプション利用者の遵守事項等)

  1. 第7条(認定オプション利用者による利用)の定めに基づき、当社が、認定オプション利用者による本オプションサービスの利用を承諾した場合、本オプション契約者は、認定オプション利用者との間で、次の各号に定める事項を含む契約を締結し、利用者にこれらの事項を遵守させるものとします。
    1. (1) 認定オプション利用者は、本オプション利用契約等の内容を承諾した上、本オプション契約者と同様にこれらを遵守すること。
    2. (2) 本オプション契約者と当社間の本オプション利用契約が理由の如何を問わず終了した場合は、認定オプション利用者に対する本オプションサービスも自動的に終了し、認定オプション利用者は本オプションサービスを利用できないこと。
    3. (3) 認定オプション利用者は、第三者に対し本オプションサービスを利用させないこと。
    4. (4) 本オプションサービスの提供に関して当社が必要と認めた場合には、本オプション契約者が、当社に対して、必要な範囲で、認定オプション利用者から事前の承諾を受けることなく秘密情報を開示することができること、また、当社は再委託先に対して、再委託のために必要な範囲で、本オプション契約者から事前の承諾を受けることなくかかる秘密情報を開示することができること。ただし、当該秘密情報に関して、当社は本オプション利用規約に定める秘密情報と同等の管理を行う義務を負うものとします。
    5. (5) 認定オプション利用者は、請求原因の如何を問わず、本オプションサービスに関して当社に損害賠償請求等の請求を含め、一切の責任追及を行うことができないことを承諾するとともに、当社に対して一切の責任追及を行わないこと。
  2. 本オプション契約者は、当社から受領した本オプションサービスに関する通知その他の連絡事項に関し、認定オプション利用者に対し、速やかに伝達するものとします。

第22条(認定オプション利用者が本オプション利用契約に違反した場合の措置)

  1. 第7条(認定オプション利用者による利用)の定めに基づき、当社が、認定オプション利用者による本オプションサービスの利用を承認した場合において、認定オプション利用者が、前条第1項各号所定の条項に違反した場合、本オプション契約者は、すみやかに当該違反を是正させるものとします。
  2. 認定オプション利用者が、前条(認定オプション利用者の遵守事項等)第1項各号所定の条項に違反した日から30日間経過後も、当該違反を是正しない場合、当社は、次の各号に定める措置を講ずることができるものとします。
    1. (1) 当該認定オプション利用者に対する本オプションサービスの提供を停止すること
    2. (2) 当社と本オプション契約者の間の本オプション利用契約の全部若しくは当該認定オプション利用者の本オプションサービス利用に関する部分を含め一部を解除すること

第23条(契約終了後の処理)

本オプション契約者は、本オプション利用契約が終了した場合、本オプションサービスの利用にあたって当社から提供を受けた機器、ソフトウェア及び本オプションサービスに関わる全ての資料等(当該ソフトウェア及び資料等の全部又は一部の複製物を含み、当社が本オプション利用契約終了後も本オプション契約者に対して利用を認めたものを除きます)を本オプション利用契約終了後直ちに、当社の指示に従い返還又は消去することとします。

第6章 秘密情報等の取り扱い

第24条(秘密情報の取り扱い)

  1. 本条でいう秘密情報(以下「本件秘密情報」といいます)とは、本オプション利用契約等に基づき本オプション契約者又は当社から相手方に開示された情報及び本オプションサービスの遂行上知り得た営業上・技術上の情報で、開示、提供の際に相手方により秘密である旨の表示がなされたものをいいます。尚、口頭、映像その他書面又は物品以外の媒体により開示、提供された技術情報及び業務上の情報については、秘密情報の開示当事者(以下、「開示当事者」といいます)が相手方に対し、秘密である旨を開示時に伝達し、且つ、当該開示後30日以内に当該秘密情報を記載した書面又は電子署名を施した電磁的記録を秘密である旨の表示をして交付することにより、本件秘密情報とみなされるものとします。但し、当社が本オプション契約者等に対して提供する本オプションサービスの技術上又は営業上その他業務上の情報及び本オプション利用契約等の内容(本オプション契約者が利用するサービス等の内容を含みますが、これらに限られません。)については、本件秘密情報にあたるものとみなし、また、次の情報は本件秘密情報にはならないものとします。
    1. (1) 相手方から開示を受けた後に、自らの責に帰することができない事由により公知となった情報
    2. (2) 相手方から開示を受ける前に、自らが知得していた情報
    3. (3) 相手方から開示を受ける前に、公知となっていた情報
    4. (4) 相手方から開示を受けた情報によらず独自に開発した情報
    5. (5) 法令、又は裁判所の命令により開示することが義務付けられた情報
    6. (6) 第三者から秘密保持義務を負うことなく正当に入手した情報
    7. (7) 本サービス利用規約第47条(統計情報)に定める方法によって作成された統計情報
  2. 本オプション契約者及び当社は、本件秘密情報を以下のとおり取り扱うものとします。
    1. (1) 本オプション契約者及び当社は、本件秘密情報を善良なる管理者の注意をもって秘密に保持するものとし、開示当事者の書面又は電子署名を施した電磁的記録による事前承諾のない限り、第三者に開示、漏洩しないものとします。
    2. (2) 本件秘密情報の提供を受けた当事者は、相手方より提供を受けた本件秘密情報を当社サービスの遂行及び研究開発目的の範囲内でのみ使用し、本オプションサービスの遂行上必要な範囲内で本件秘密情報を化体した資料等(以下本条において「資料等」といいます)を複製又は改変(以下本項においてあわせて「複製等」といいます)することができるものとします。この場合、本オプション契約者及び当社は、当該複製等された秘密情報についても、本件秘密情報として取り扱うものとします。なお、本オプションサービスの遂行上必要な範囲を超える複製等が必要な場合は、あらかじめ相手方から書面又は電子署名を施した電磁的記録による承諾を受けるものとします。
    3. (3) 本オプション契約者及び当社は、開示当事者の書面又は電子署名を施した電磁的記録による承諾を得て、本件秘密情報を第三者に対して開示しようとする場合には、当該第三者に対し本オプション利用契約等に定めるのと同等の義務を課するものとし、当該第三者がこれに違反したときは、開示当事者に対し直接その責任を負うものとします。
  3. 前各項の定めにかかわらず、本オプション契約者及び当社は、本件秘密情報のうち法令の定めに基づき又は権限ある官公署からの要求若しくは指導により開示すべき情報を、当該法令の定め又は当該官公署の要求若しくは指導に基づく開示先又は当該官公署に対し開示することができるものとします。この場合、本オプション契約者及び当社は、関連法令に反しない限り、当該開示前に開示する旨を相手方に通知するものとし、開示前に通知を行うことができない場合は開示後すみやかにこれを行うものとします。
  4. 本件秘密情報の提供を受けた当事者は、当該秘密情報の管理に必要な措置を講ずるものとします。
  5. 前各項の規定にかかわらず、当社が必要と認めた場合には、当社の再委託先に対して、再委託のために必要な範囲で、本オプション契約者から事前の承諾を受けることなく本件秘密情報を開示することができます。ただしこの場合、当社は再委託先に対して、本条に基づき当社が負う秘密保持義務と同等のものを負わせるものとします。
  6. 前各項の規定は、本オプションサービスの終了後、1年間有効に存続するものとします。
  7. 本件秘密情報の提供を受けた当事者は、相手方の要請があったときは、資料等(本条第2項2号に基づき相手方の承諾を得て複製、改変した本件秘密情報を含みます。)を相手方に返還又は消去するものとします。なお、契約者提供情報の消去については、本サービス利用規約第7章に従うものとします。

第7章 損害賠償等

第25条(損害賠償の制限)

  1. 債務不履行責任、不法行為責任、その他法律上の請求原因の如何を問わず、本オプションサービス又は本オプション利用契約等に関して、当社が本オプション契約者に対して負う損害賠償責任の範囲は、当社が故意又は重過失により本オプション利用契約等に違反したことが直接の原因で本オプション契約者に現実に発生した通常の損害に限定されるものとします。また、その損害賠償の額は、本サービス利用規約第49条第1項各号に定める額を超えないものとします。ただし、本オプション契約者の当社に対する損害賠償請求は、本オプション契約者による対応措置が必要な場合には本オプション契約者が第13条(本オプションサービス用設備の障害等)第4項などに従い対応措置を実施したときに限り行えるものとします。なお、当社の故意又は重過失による本オプション利用契約等の違反以外の事由から生じた損害、当社の予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、及び逸失利益について当社は賠償責任を負わないものとします。
  2. 本オプションサービス又は本オプション利用契約等に関して、当社の責に帰すべき事由により又は当社が本オプション利用契約等に違反したことにより認定オプション利用者に損害が発生した場合について、当社は前項所定の本オプション契約者に対する責任を負うことによって認定オプション利用者に対する一切の責任を免れるものとし、認定オプション利用者に対する対応は本オプション契約者が責任をもって行うものとします。

第26条(免責)

  1. 本オプションサービス又は本オプション利用契約等に関して当社が負う責任は、理由の如何を問わず前条の範囲に限られるものとし、当社は、前条の場合を除き本オプション契約者等に発生した損害(以下の事由による場合を含みますが、これらに限られません。)については、債務不履行責任、不法行為責任、その他の法律上の請求原因の如何を問わず賠償の責任を負わないものとします。
    1. (1) 本オプション契約者設備の障害又は本オプションサービス用設備までのインターネット接続サービスの不具合等本オプション契約者の接続環境の障害
    2. (2) 本オプションサービス用設備からの応答時間等インターネット接続サービスの性能に起因する損害
    3. (3) 善良なる管理者の注意をもってしても防御し得ない本オプションサービス用設備への第三者による不正アクセス又はアタック、通信経路上での傍受
    4. (4) 当社が定める手順・セキュリティ手段等を本オプション契約者等が遵守しないことに起因して発生した損害
    5. (5) 本オプションサービス用設備のうち当社の製造に係らないソフトウェア(OS,ミドルウェア、DBMS)及びデータベースに起因して発生した損害
    6. (6) 本オプションサービス用設備のうち、当社の製造に係らないハードウェアに起因して発生した損害
    7. (7) 本オプションサービスに用いるサーバ等の第三者サービス、その他本オプションサービス提供に用いるツールに起因して発生した損害
    8. (8) 当社に対して適時に契約者提供その他当社が本オプションサービス提供のために必要な情報が提供されず、本オプションサービスが本オプション契約者に対して提供されなかったことによる損害
    9. (9) 本オプション利用契約等において、当社が責任を負わないこと又は保証しないことを明記している事由
    10. (10) 本サービス利用規約第50条(免責)第1項各号に掲げる事由
    11. (11) その他当社の故意又は重過失による本オプション利用契約等の違反によらない事由
  2. 当社は、本オプション契約者等が本オプションサービスを利用することにより本オプション契約者と第三者との間で生じた紛争等について一切責任を負わないものとします。

以上

作成: 2023年6月1日