導入実績の多さとネットワークの強さから「O-PLUX」を選定、APIで標準連携している「w2Commerce」で不正検知システムをシームレスに導入

セキュリティ強化を目的にシステムをリプレイス、不正検知システムの導入へ

御社の商品やECサイトについて教えていただけますか？

自社サイトと主要モール19店舗でEC展開しています。メインとなるのは、最新トレンドを取り入れたメンズファッションを製造・販売している人気ストア「JIGGYS SHOP」で、国内外で人気のアンダーウェアブランドを取り扱い、最大級の取り揃えと販売数を誇る「CRAZY FERRET」のほか、「G.O.C」、「Lulu&Arnie」、「Air Tokyo」、「JOZE」、「Snapper Rocks」を展開しています。ご利用者様としては、30代の男性が中心です。
自社サイトの「TOP FLOOR」は、各ブランドおよびストアを統合したファッション総合通販サイトで、5年ほど前に立ち上げて2年前にリニューアルしました。運営については6名ほどのチームが担当しています。
決済方法は、クレジットカード、Amazon Payなどの各種Pay払い、d払い、代金引換、銀行振込、郵便振込、後払いです。一番ご利用いただいているのはクレジットカード決済で全体の3割、次にAmazon Payで2割、という感じですね。

ファッション総合通販サイトTOP FLOOR　https://topfloor.jp/

不正検知システム「O-PLUX」は、チャージバック対策でご利用いただいていますよね。導入のきっかけなどお聞かせいただけますでしょうか。

もともとチャージバックは結構起こっていたんです。忘れたころに、たまにやってくるという感じですが。狙われるのは高単価のブランドアイテムで、ゴールデンウィークなどにまとめて、という状況ですね。
不正検知システムの導入にあたっては、それまで利用していたシステムからw2ソリューションさんのカートシステム「w2Commerce」へリプレイスするタイミングでと決めていました。というのは、セキュリティ面をより強化することがリプレイスの一番の目的だったからです。

不正検知システムは、いくつか比較検討されたのでしょうか。

はい、かっこさんの「O-PLUX」と、もう1社のサービスとで比較検討しました。 「O-PLUX」は、導入実績数が最多という点と、それによる加盟店共有のブラックリストなどネットワークに強みがあるなと思いました。もう一方のサービスは、特化している点があまり見られないなという印象でした。
あとは、「w2Commerce」が「O-PLUX」とAPIで連携をしていたことも後押しとなりましたね。

「O-PLUX」を標準連携している「w2Commerce」で、快適にシステムを導入

w2ソリューションさんの「w2Commerce」と「O-PLUX」がAPIでの連携を始めたのが2021年のなかごろで、御社は導入第1号加盟店様でした。導入にあたってはいかがでしたか？

はっきり言って、うちではなにもしませんでした（笑）。連携はw2ソリューションさんに任せていましたし、とにかく楽でした。

とても快適な導入だったようでよかったです！
2021年11月から「O-PLUX」での審査を開始されたわけですが、導入の効果などはありましたでしょうか？

導入前は2万円以上の注文の時に目視で確認はしていましたが、とても緩いものでした。ですので、それまでフリーパスだった2万円未満の注文をふくめ、すべての注文をチェックできていることに大きな意義を感じています。
それに、OK、REVIEW、NGのいずれかが審査結果として返却されますので、状況がしっかりと可視化されるようになったところにも効果を感じています。

工数については、システムを導入するまではほぼなにもしていなかったので、実は増えています。ですが、REVIEW判定の時は目視チェックすべきものとして認識できますし、明確な判定により無駄な工数は削減されています。
また、受注すべきでない注文はNGと判定してしっかりはじいてくれていますので、ひと月当たり数万円から十数万円の不正が防げています。このように具体的な数値で見える点も、導入の効果と言えますね。

効果を感じていただいているようで安心しました。もし弊社への要望などがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。

いまのところサービスに満足していますので、要望は特にありません。
むしろサポート体制がしっかりしているなと思っています。レスポンスが早くて、いつも助かっています。

サポート体制についてもご満足いただけているようで安心いたしました。
さいごに一言いただいてもよろしいでしょうか。

私たちは、お客様の日常に、ワクワクするようなちょっとした"変化"をお届けするショップであり企業であり続けることを目標としています。また、今後一層拡大していくECビジネスのなかで、自社ECもどんどん成長していきたいと思っています。それにあわせて不正注文の手口の巧妙化や件数の増加も想像に難くありません。その点は「O-PLUX」にしっかり伴走していただけると期待しています。