解決できる課題
チャージバックとは、クレジットカード会社が代金の売上を取り消すことを指します。
ECでは、不正利用などの理由でクレジットカード保有者が代金の支払いに同意せず、注文の取り消しを申請した場合に起こります。3Dセキュアなどの本人認証を実施していない場合、EC事業者はカード会社に商品の代金を返金しなくてはなりません。
チャージバックは、そのカードの保有者になりすました不正者からの注文を受けてしまうことで発生します。 カード会社のオーソリは本人の確認とは異なりますから、通過しても安心はできません。しかし、社内でのチェック体制にも限界がありますし、不正者も繁忙期などチェックが甘くなる時期を狙ってくるなど巧妙なため、EC事業者独自での対策は難しくなっています。
不正者、特にプロと言えるような不正グループでは、まずは少額の注文でそのカードが使えるか(カード会社から利用停止になっていないか)、また、そのECサイトが不正対策をしているかなどを確認します。
無防備なECサイトと認識されると、一気に不正注文が押し寄せ、高額のチャージバックが発生することもあります。逆に、不正対策をしっかりと実施しているECサイトには不正者が寄り付かなくなるという傾向も出ています。まだ不正が発生していないからと安心せず、被害が起きる前からの対策が肝心です。
O-PLUXは、注文データをもとに、通常の注文か不正注文かを判定するサービスです。
画面遷移も変わらないため、通常の購入者のUI/UXに影響はありません。
審査結果は判定理由とともに安全度合いを3段階に分けてお伝えするため、EC事業者様での判断がしやすくなっています。
審査には、これまでO-PLUXが導入されたサイトで共有しているネガティブ情報なども活用しますが、それだけでなく購入されたPCなどのデバイス情報(※)や、日々蓄積されるデータをもとに解析した不正の傾向をもと に判定しますので、社内の目視審査で見抜けなかった不正も浮き彫りにできます。
(※)EC事業者様のカートの仕組みや、O-PLUXとの連携方法により取得できないケースがあります。