解決できる課題
ポイントの不正取得とは、商品を購入することで発生するポイントが付与されてから、注文した商品をキャンセルしたり、届いた商品を返品したりする手口です。これによって、不正注文者は購入代金を支払わずしてポイントを取得できます。
購入からポイント付与までのスパンが短いECサイトに目をつけ、様々な商品を注文してきます。代引き決済などを選択し、通常の注文との見分けが付きづらいことが多いです。
また、キャンペーンなどで付与ポイントが増えているタイミングが狙われることもあります。
ポイント付与までのスパンを長くする、「買い物ガイド」等に返品・キャンセルに関するルールを明記することで多くは防ぐことができます。
ただ、お客様の満足度向上を考えると、あまりガチガチにしてしまうのも印象がよくありません。バランスをとっていくことが大切です。
また、同一人物がいろいろなECサイトを巡って不正取得を狙うこともあるため、他サイトと横串で不正者を見抜ける対策をとると非常に有効となります。
O-PLUXは、注文データをもとに、通常の注文か不正注文かを判定するサービスです。 画面遷移も変わらないため、通常の購入者のUI/UXに影響はありません。 審査結果は判定理由とともに安全度合いを3段階に分けてお伝えするため、EC事業者様での判断がしやすくなっています。
審査には、これまでO-PLUXが導入されたサイトで共有しているネガティブ情報なども活用しますが、それだけでなく購入されたPCなどのデバイス情報(※)や、日々蓄積されるデータをもとに解析した不正の傾向をもと に判定しますので、社内の目視審査で見抜けなかった不正も浮き彫りにできます。
(※)EC事業者様のカートの仕組みや、O-PLUXとの連携方法により取得できないケースがあります。