「不正クリック対策は何をすればいい?」
「Googleなどの標準機能で不正クリック対策は十分じゃないの?」
など、オンライン広告の不正クリック対策について疑問を持っている方はいませんか?
オンライン広告を運用する企業にとって、「不正クリック」は深刻な問題です。
広告費用が無駄になり、期待する効果が得られないことに悩むマーケターも少なくありません。
この記事では、
- 【注意】Googleなどの標準機能では全ての不正クリックは見抜けない
- Google広告などに効果的な不正クリック対策3選
- 広告の不正クリック対策・可視化なら無料で使える「X-log」がおすすめ
などを解説していきます。
あなたの広告戦略を守り、より効果的な成果を上げるために、ぜひこの記事を読み進めてください。

目次
【注意】Googleなどの標準機能では全ての不正クリックは見抜けない
Google広告などの主要な広告プラットフォームには、不正クリックを自動的に検知し、無効クリックとして除外する標準機能が備わっています。

※引用:Google広告 ヘルプ
しかし、この標準機能がすべての不正クリックを見抜けるわけではありません。
なぜなら、不正クリックの手口は日々進化しており、人間が行うクリックや巧妙な自動化ツールによるクリックを完全に見抜くことは困難だからです。
特にIPアドレスを変えたり、クリックの間隔を調整するなどの手法は検知を逃れることがあります。
そのため、あなた自身がIPアドレスの除外や質の低いサイトの除外設定、専門の対策ツールを活用するなど、追加の対策を講じることが重要です。
不正クリックの仕組み
不正クリックとは、広告主の意図しない方法で広告がクリックされる行為を指し、広告費の無駄遣いにつながります。
不正クリックは、「アドフラウド」と呼ばれることも多いです。
不正クリック(アドフラウド)の主な手口は、不正者が低品質なサイトを作成し、そこに広告が表示されるようにし、bot(ボット)などで大量の偽装クリックを行うことで広告費を搾取します。

特に、bot(ボット)や自動クリックは短期間で大量のクリックを発生させるため、広告費の大幅な浪費を招きます。
また、競合会社が嫌がらせのためにあなたの広告を繰り返しクリックして広告費を無駄にさせる悪質な手口も存在します。
なぜこのような嫌がらせを行うかというと、不正クリックは広告の効果測定を誤らせ、適切なマーケティング戦略の策定を難しくさせるので、自社が優位に立つことができるからです。
このように、不正クリックの被害に遭うと、金銭的な損失だけではなく、マーケティング戦略にも大きな影響を与えることを覚えておきましょう。
不正クリック・無効クリック・アドフラウドの違い
オンライン広告の運用において、「不正クリック」「無効クリック」「アドフラウド」という言葉をよく聞きます。
不正クリックとは、特に「悪意や意図的な目的」を持って行われるクリックを指します。
また、無効クリックとは、広告主が費用を払うべきではないクリックの総称で、最も広い意味を持ちます。
特徴としては、悪意の有無を問わないところです。
そして、アドフラウドとは日本語で「広告詐欺」とも呼ばれ、不正クリックとほぼ同義ですが、よりシステム化した組織的な犯罪・詐欺スキームを指すことが多いです。
以下の表で、「不正クリック」「無効クリック」「アドフラウド」の違いや特徴を表にまとめましたので、ご覧ください。
| 用語 | 定義 | 悪意の有無 | 具体例 |
|---|---|---|---|
| 無効クリック | 広告主が支払うべきではない全てのクリック | 問わない | 二重クリック、操作ミス、検索ボットの巡回 |
| 不正クリック | 他社の予算削減などを目的とした悪意あるクリック | あり | 競合他社による嫌がらせ、手動の繰り返しクリック |
| アドフラウド | 広告費を組織的に盗み取る「広告詐欺」スキーム | あり | ボットによる自動生成クリック、ドメイン偽装 |
例えば、Google広告の標準機能では「無効クリック」を自動で除外しますが、「不正クリック」や「アドフラウド」のすべてを防げるわけではありません。
そのため、不正クリック対策にはIP除外設定や質の低いサイトの除外、専門ツールの導入など、あなた自身で積極的な防止策が求められます。
なお、本記事では不正クリック対策を解説していきますが、「無効クリック」や「アドフラウド」対策としても効果的ですので、ぜひ最後までお読みください。
なお、アドフラウドについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、気になる方はお読みください。
各プラットフォームの自動検知の守備範囲
主要な広告プラットフォームでは、不正クリックを自動的に検知して無効クリックとして除外する機能が搭載されています。
先ほど、Google広告の標準機能では「無効クリック」を自動で除外しますが、「不正クリック」や「アドフラウド」のすべてを防げるわけではないとお話ししましたが、これはGoogle広告に限ったことではありません。
オンライン広告にはGoogle広告以外にも、LINEヤフー広告やMeta広告などのプラットフォームがあります。
以下の表では、主要プラットフォームにおける標準機能の特徴と検知できる範囲をまとめておりますので、ご覧ください。
| 媒体 | 自動検知できるクリック (標準機能で防げるもの) |
自動検知できないクリック (対策ツールが必要なもの) |
|---|---|---|
| Google広告 |
|
|
| LINEヤフー広告 |
|
|
| Meta広告 |
|
各プラットフォームでは、悪意を持つユーザーに利用されることを避けるため、「自動検知できるクリック」「自動検知できないクリック」の詳細は開示していないことがほとんどです。
ただし、人間が行う手動の連続クリックや、競合会社による執拗な手動クリックは自動検知の盲点となりやすいので注意が必要です。
次章では、このような巧妙化した不正行為に効果的な不正クリック対策を解説します。
Google広告などに効果的な不正クリック対策3選
ここからは、本題でもある不正クリック対策をご紹介します。
当サイトを運営するCaccoが実施したアドフラウド(不正クリック)調査によると、被害経験がある方は約4割にのぼりました。

そこで、Google広告などに効果的な不正クリック対策は主に3つです。
- 【対策1】IPアドレスの除外設定を行う
- 【対策2】質の低いサイトやアプリを除外設定に登録する
- 【対策3】不正クリックを対策できるツールを使う
それでは、以下で詳しく解説していきます。
【対策1】IPアドレスの除外設定を行う
不正クリック対策の基本かつ重要な手段の1つに、問題となるIPアドレスの除外設定があります。
特定のIPアドレスから繰り返し広告がクリックされる場合、そのIPを除外リストに登録することで、広告表示を防ぎ、無駄な広告費の消耗を防止できます。
特にGoogle広告では管理画面から簡単に設定可能で、広告の不正クリックを効果的に削減する手段として広く利用されています。
Google広告でのIPアドレス除外設定の手順は以下の通りです。
- Google広告の管理画面にログイン
- 対象のキャンペーンを選択
- 「設定」タブを開く
- 「IPアドレスの除外」セクションに移動
- 除外したいIPアドレスを入力して保存
なお、複数のIPアドレスをまとめて登録することも可能で、効率的な管理に役立ちます。
このように、IPアドレスの除外設定は、不正クリック対策の第一歩として有効な施策です。
【対策2】質の低いサイトやアプリを除外設定に登録する
不正クリック対策のもう1つの重要な方法は、広告が表示される媒体の質を見極め、質の低いサイトやアプリを除外設定に登録することです。
広告配信先の質が低いと、不正クリックのリスクが高まり、広告費の無駄遣いにつながります。
特にGoogle広告では、プレースメントの除外設定を活用して、問題のあるサイトやアプリを効果的に除外できます。
Google広告でのプレースメント除外設定は、以下の手順で行えます。
- Google広告の管理画面にログイン
- キャンペーンまたは広告グループを選択
- 「ディスプレイネットワーク」または「プレースメント」タブを開く
- 「除外プレースメント」セクションにアクセス
- 除外したいサイトやアプリのURLや名前を入力して保存
除外設定を行う際の注意点として、除外しすぎると広告の配信範囲が狭まり、リーチやインプレッションが減少する可能性があるため、慎重に媒体を選定することが求められます。
また、定期的にプレースメントのパフォーマンスを確認し、問題のある媒体を随時除外リストに追加していく運用が効果的です。
【対策3】不正クリックを対策できるツールを使う
不正クリック対策の3つ目の秘策として、専用の不正クリック対策ツールを活用する方法があります。
不正クリック対策ツールは、Google広告などの広告運用において発生するbot(ボット)や自動クリック、広告クリック連打などの不正なアクセスをリアルタイムで検知し、防止する機能を備えています。
ツールを導入することで、Googleをはじめ各プラットフォームの標準機能だけではカバーしきれない不正クリックを効果的に減少させることが可能です。
次章では、無料で高精度な機能が使える不正クリック対策ツールをご紹介します。
広告の不正クリック対策・可視化なら無料で使える「X-log」がおすすめ
不正クリック対策ツールとして特におすすめしたいのが、Caccoが提供する「X-log(エックスログ)」です。
「X-log」とは、AI技術を用いてリスティング広告やディスプレイ広告の不正なクリック(アドフラウド)を自動検知・除外する、オンライン広告の不正クリック対策ツールです。
このツールは高精度な不正クリック検知機能を備えながら、無料で利用できる点が大きな魅力です。
また、無料で使えること以外にも「X-log」には以下のような特徴があります。
- AIによる広告環境の最適化
- 進化し続ける高い検知精度
- 営業に活かせる企業分析機能
- 設定のみの完全自動運用

「X-log」は初心者でも使いやすい直感的な操作画面を持ち、専門知識がなくても簡単に導入・運用が可能です。
また、X-logが他社には負けない強みとして、アクセスがあった流入を、IPと端末の面から採点し、それぞれに不正レベルを付与し、不正レベルが上がった時点で不正かどうかを判断することができます。
これにより、
- 優先順位の高いものを除外設定できる(IP除外設定には1000個の上限あり。優先順位の高いものに日々更新する)
- 振る舞いから判別をするので、不正ではない通常の端末を不正の判断から外すことができる
- 不正と判定できない一般的な回線を使った物も判定できる
といったメリットがあります。

無料でこれらすべての機能を使い、効果を得ることができるため、広告費用の無駄遣いを防ぎたい企業にとって「X-log」は費用対効果の高い対策ツールと言えるでしょう。
不正クリックのリスクを減らし、広告費用を正しく活用するために、「X-log」の導入をぜひ検討してみてください。
不正クリック対策をしない場合のリスク4つ
オンライン広告における不正クリック対策を怠ることは、広告運用に深刻な影響を及ぼします。
不正クリック対策をしない場合のリスクは主に4つあります。
- 【リスク1】どれだけ広告費をかけても結果が出ない
- 【リスク2】購入意欲が高いユーザーに広告が表示されなくなる
- 【リスク3】データ汚染で最適なマーケティング戦略が阻害される
- 【リスク4】ブランドイメージが悪化する
それでは、以下で詳しく解説していきます。
【リスク1】どれだけ広告費をかけても結果が出ない
不正クリックが発生すると、どれだけ多くの広告費を投入しても、期待する効果が得られないという深刻な問題が生じます。
なぜなら、不正クリックはCV(コンバージョン)には結びつかないからです。
不正クリックがある状態で広告運用を続けると、広告費をいくら投入しても期待した成果が得られず、マーケティング全体の効率が大幅に低下します。
【リスク2】購入意欲が高いユーザーに広告が表示されなくなる
不正クリックが増えると、広告費が早々に消費されてしまい、購入意欲が高いユーザーに広告が届かなくなるリスクが高まります。
不正クリックの影響は単に広告費の浪費にとどまらず、売上にも大きな影響を与えます。
購入意欲の高いユーザーにしっかり広告を届けるためにも、適切な不正クリック対策を講じることが不可欠です。
【リスク3】データ汚染で最適なマーケティング戦略が阻害される
不正クリックは、広告クリックのデータ汚染を引き起こし、マーケティング戦略の精度に深刻な悪影響を与えます。
広告クリックデータは、ユーザーの行動や広告効果を分析し、最適なマーケティング戦略を立てるための基盤です。
しかし、不正クリックが混入すると、このデータの信頼性が大きく損なわれます。
したがって、不正クリック対策は正確な広告クリックデータを保ち、効果的なマーケティングを実現するために不可欠です。
【リスク4】ブランドイメージが悪化する
不正クリックが頻発すると、単なる広告費の浪費にとどまらず、企業のブランドイメージに悪影響を及ぼすリスクがあります。
広告が質の低いサイトや不適切な媒体に表示されることで、ユーザーの信頼が損なわれ、長期的な顧客離れやブランド価値の低下を招く可能性が高まります。
不正クリックは企業の成長や市場競争力にも大きな影響を及ぼすため、不正クリック対策は広告費の節約だけでなく、ブランドイメージの保護にも不可欠です。
【不正クリック発生時】各プラットフォームの返金申請方法一覧
不正クリックが発生した際、広告費の無駄遣いを防ぐために各広告プラットフォームで返金申請を行うことが可能です。
プラットフォームごとに申請方法や対応状況が異なるため、以下の表で主要な広告媒体の申請窓口とやり方をまとめました。
| 広告の種類 | 申請窓口 | やり方(調査依頼の手順) |
|---|---|---|
| Google 広告 | クリック品質フォーム |
|
| LINEヤフー広告 | 広告管理ツールのチャットサポート |
|
| ビジネスヘルプセンター |
|
|
| Microsoft 広告 | カスタマーサポートポータル |
|
各プラットフォームのサポート体制や対応基準は異なるため、申請前に公式の最新情報を確認し、必要な証拠をしっかりと準備しましょう。
以下では、返金申請を成功させるためのポイントを詳しく解説します。
返金申請を成功させるための3箇条

ここでは、不正クリックの被害に遭ったときに、返金申請を成功させるための3箇条をご紹介します。
①正確かつ詳細な証拠を準備する
返金申請の成否は、プラットフォームに提出する証拠の質に大きく依存します。
具体的には、不正クリックと疑われるクリックの発生日時、IPアドレス、クリックの頻度、異常なクリックパターンのログなどを詳細に記録しておくことが重要です。
Google広告の管理画面や不正クリック対策ツール(例:無料ツールの「X-log」など)を活用し、信頼性の高いデータを集めましょう。
➁迅速に対応し、申請は早めに行う
返金申請は発生直後に迅速に行うことが成功の鍵です。
時間が経過すると調査が困難になる場合があり、返金が認められにくくなります。
発見次第すぐにプラットフォームの申請窓口に連絡し、必要書類や情報を速やかに提出することが重要です。
③申請時の説明は具体的かつ丁寧に
申請フォームや問い合わせ時には、不正クリックの状況や影響を具体的かつ分かりやすく説明することが大切です。
広告費がどの程度無駄になったか、広告効果にどのような影響があったかを明確に伝えることで、担当者の理解を促し、返金対応の判断を後押しします。
これらの3箇条を守ることで、返金申請の成功率が大幅に向上し、不正クリックによる広告費の損失を最小限に抑えることが可能です。
加えて、不正クリック対策ツールを併用することで、証拠収集や不正検知が効率化され、申請準備がスムーズになります。
無料で使えるおすすめの不正クリック対策ツールは、『広告の不正クリック対策・可視化なら無料で使える「X-log」がおすすめ』で紹介しておりますので、参考にしてください。
まとめ
オンライン広告運用における不正クリックは、広告費の無駄遣いだけでなく、マーケティングデータの歪みやブランドイメージの低下など、多方面に悪影響を及ぼします。
また、Googleなどの主要プラットフォームが提供する標準機能だけでは完全に不正クリックを防ぎきることはできません。
よって、不正クリック対策として以下の3つの対策は必ず行うようにしましょう。
- 【対策1】IPアドレスの除外設定を行う
- 【対策2】質の低いサイトやアプリを除外設定に登録する
- 【対策3】不正クリックを対策できるツールを使う
本記事で紹介したように、無料で使える不正クリック対策ツール「X-log」などのツールを活用することで、不正クリックのリアルタイム検知や広告費の無駄を効果的に削減できます。
また、不正クリックが疑われる場合には、各プラットフォームでの返金申請を適切に行うことも重要です。
今後の広告運用においては、これらの対策を組み合わせ、定期的に状況を見直しながら運用することが成功の鍵となります。
広告費を守り、効果的なマーケティング成果を実現するために、ぜひ積極的に不正クリック対策を実践してください。
無料で使える不正クリック対策ツールの「X-log」については、以下からお気軽にお問い合わせください。

