「アドフラウドの被害はどのくらい発生しているの?」
「アドフラウドの被害に遭っているかどうやって分かるの?」
など、不安を感じている広告主様はいませんか?
アドフラウドとは、広告詐欺とも呼ばれ、Web広告の表示やクリックをbot(ボット)などで不正に水増しし、広告主から広告費を騙し取る詐欺行為です。
アドフラウドは3人に1人が被害経験ありと答えており、広告主の知らないところで被害額が膨れ上がる厄介な詐欺行為です。
この記事では、
- アドフラウド被害がもたらす悪影響5つ
- 【セルフチェック】あなたの広告がアドフラウド被害に遭っている11のサイン
- なぜアドフラウド対策が進まない?その理由4つ
などを解説していきます。
本記事を一読して、アドフラウドの被害に遭っているサインを見逃さないようにし、実際に被害に遭っている可能性があれば適切な対策を行いましょう。

目次
【独自調査】3人に1人がアドフラウド被害の経験あり
近年、デジタル広告市場の拡大とともに、アドフラウド被害が深刻な問題として注目されています。
今回Caccoが実施した独自調査では、広告を運用するマーケターや担当者の実に3人に1人が、何らかの形でアドフラウド被害を経験していることが明らかになりました。

※引用:PR TIMES
また、アドフラウドの被害に遭っているか「分からない」と回答した割合は13.3%で、被害に気づいていない可能性も十分あり得ます。
実際に、2025年の日本国内の広告詐欺(アドフラウド)の推定被害額は約1592億円で、前年比で82億円増加していると発表されています。

※引用:PR TIMES
この数字は決して他人事ではなく、あらゆる業種・規模の企業が直面しうるリスクです。
つまり、アドフラウド被害の認識を高め、適切な対策を講じることが急務といえます。
「アドフラウド」を理解していない人が半数
調査の中で浮き彫りになったのは、「アドフラウド」という名前や内容自体を正確に理解していない人が、全体の約半数にのぼるという実態です。

※引用:PR TIMES
アドフラウドとは、bot(ボット)や不正なトラフィックによって広告のインプレッションやクリックを水増しする詐欺的行為であり、広告主が知らないうちに被害を受け続けるケースが少なくありません。
以下の画像は、一般的なアドフラウドの仕組みです。

アドフラウドにおいては、正しい知識を持つことが、被害防止の第一歩です。
アドフラウドについて詳しく知りたい方は、以下の記事で初心者にもわかりやすく解説しておりますのでお読みください。
広告費の1~2割が無駄になっているケースが多い
アドフラウド被害を受けている場合、広告費全体の1割から2割程度が実際には効果のない不正なトラフィックに費やされているケースが多いことが調査で判明しました。

※引用:PR TIMES
月間数百万円規模の広告予算を持つ企業であれば、その損失額は年間で数百万円から数千万円に及ぶこともあります。
このように、アドフラウド被害は「見えない損失」として企業収益を静かに蝕んでいます。
なぜ放置されるの?
アドフラウド被害が放置されやすい背景には、被害そのものが数値上では見えにくいという特性があります。
クリック数やインプレッション数は増えているように見えるため、広告運用担当者が「成果が出ている」と錯覚してしまうことがあるからです。
ただし、アドフラウドの被害に遭っていることが分かっても、対策が進まないケースも多いです。
なぜアドフラウド対策が進まないのかについては、『なぜアドフラウド対策が進まない?その理由4つ』で詳しく解説しています。
アドフラウド被害がもたらす悪影響5つ
ここからは、アドフラウド被害がもたらす代表的な5つの悪影響を解説します。
- 広告予算をドブに捨てることになる
- 見かけ上のCV数は増えるが、売上に繋がらない
- データ汚染により正しい戦略が立てられなくなる
- 現場のモチベーションが低下する
- ブランドセーフティのリスクがある
それでは、以下で詳しく解説していきます。
1. 広告予算をドブに捨てることになる
アドフラウド被害の最も直接的な影響は、広告予算の無駄遣いです。
不正なbot(ボット)やクリックファームなどのアドフラウドによって消費される広告費は、実際のユーザーには届かず、ビジネス成果にまったく貢献しません。
限られたマーケティング予算が不正に消費されることで、本来リーチできるはずだった潜在顧客へのアプローチ機会を失うことになります。
2. 見かけ上のCV数は増えるが、売上に繋がらない
アドフラウド被害を受けている環境では、コンバージョン数(CV数)が水増しされて報告されることがあります。
これは、数字上は良好に見えるため、問題の発見が遅れがちです。
しかし、実際の売上や問い合わせ数は伸びておらず、広告の効果を正確に評価できないという深刻な状況に陥ります。
3. データ汚染により正しい戦略が立てられなくなる
アドフラウド被害によって汚染されたデータをもとに広告戦略を立案すると、誤った判断を積み重ねることになります。
つまり、どの企画が有効か、どのターゲティングが効果的かを正確に判断できなくなるのです。
データの信頼性を失うことは経営上の大きなリスクであり、競合他社との差がじわじわと広がる原因にもなります。
4. 現場のモチベーションが低下する
成果が出ているように見えるのに売上に結びつかないという状況は、広告運用担当者や現場チームに深刻なモチベーション低下をもたらします。
また、自分たちの施策が正しいのかどうか判断できないまま業務を続けることは、精神的な消耗にもつながります。
このように、アドフラウド被害は数字上の問題にとどまらず、組織の活力や成長意欲にまで影響を及ぼす見えないダメージです。
5. ブランドセーフティのリスクがある
アドフラウドと密接に関連する問題として、ブランドセーフティのリスクがあります。
不正なサイトや不適切なコンテンツの隣に広告が掲載されることで、ブランドイメージが損なわれる可能性があります。
アドフラウド被害は不正クリックだけでなく、広告掲載先の品質問題とも表裏一体です。

このように、アドフラウド被害がもたらす悪影響は深刻であり、もし被害に遭っているならば早急に対応策を実行する必要があります。
まずは、次章で紹介するアドフラウド被害に遭っているかどうかのセルフチェックを行い、被害の有無を把握しましょう。
【セルフチェック】あなたの広告がアドフラウド被害に遭っている11のサイン
「もしかしてうちもアドフラウド被害を受けているのでは?」と感じたことはないでしょうか。
以下の11のサインいずれかに当てはまる場合、アドフラウドの被害に遭っている可能性が高いといえますので、まずはセルフチェックをしてみましょう。
▼配信パフォーマンスの異常
【 】特定の媒体や時間帯だけ、平均を大幅に超えるクリックが発生している
【 】クリック数は激増しているのに、最終的な購入や登録(コンバージョン)が全く増えていない
【 】広告をクリックしてサイトに来ているはずなのに、0秒滞在で離脱しているユーザーが大量にいる
▼ユーザー行動の不自然さ
【 】広告クリックから数秒以内にフォーム入力を完了している(人間では不可能なスピード)
【 】ターゲット層が寝ているはずの時間帯に、不自然なボリュームのアクセスがある
【 】特定のIPアドレスから、短時間に繰り返しクリックやコンバージョンが発生している
▼配信環境・デバイスの偏り
【 】無名のアプリや怪しいニュースサイトだけで予算を使い切っている
【 】すでに普及していない古いAndroidバージョンや、特定のブラウザからの流入が突出している
【 】国内限定配信のはずなのに、海外のサーバーやIP経由のアクセスが混じっている
▼成果(コンバージョン)の質
【 】住所不定、デタラメな電話番号、存在しないメールアドレスでの登録が相次いでいる
【 】コンバージョンは発生するが、その後の入金確認や本登録に至らずキャンセルになる割合が異常に高い
セルフチェックであなたはどれだけ当てはまっていましたか?
もし、複数当てはまる場合は、すでに何らかのアドフラウド被害に遭っている可能性が非常に高いです。
アドフラウド被害に遭っている可能性がある場合は、『アドフラウド対策ならまずは無料で使える「X-log」がおすすめ』で紹介している、無料で利用できる対策ツールを検討してみましょう。
ただし、セルフチェックでアドフラウド被害に遭っている可能性が高いことが分かっても、なかなか対策に踏み出せない企業が多いのが現状です。
では、なぜアドフラウド対策が進まないのか、その理由とアドフラウド対策の重要性を次章で解説していきます。
なぜアドフラウド対策が進まない?その理由4つ
アドフラウド被害の深刻さが広く知られるようになってきた一方で、実際に対策を講じている企業はまだまだ少数派です。
対策が進まない背景には、おもに以下の4つの理由があることが分かっています。
- 【理由1】対策をすることでKPIの悪化を恐れている
- 【理由2】経営層のアドフラウド被害の認知不足
- 【理由3】アドフラウド対策の優先順位が低い
- 【理由4】「信頼できる媒体なら安心」と思い込んでいる
それでは、以下でそれぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
【理由1】対策をすることでKPIの悪化を恐れている
アドフラウド対策を導入すると、これまでbot(ボット)によって水増しされていたクリック数やコンバージョン数が減少し、表面上のKPIが悪化したように見えることがあります。

この数字の変化を「悪化」と捉えてしまうため、対策に踏み切れない広告運用担当者が多く存在します。
実際に、Caccoが実施した独自調査で、KPIの悪化を恐れて39%がアドフラウド対策を見送ったと回答しています。

※引用:PR TIMES
しかし実際には、アドフラウド被害を除いた正確なデータこそが、真の改善につながる基盤となります。
短期的なKPI低下を恐れず、長期的な視点で判断することが重要です。
【理由2】経営層のアドフラウド被害の認知不足
広告運用担当者がアドフラウド被害の問題を認識していても、経営層への説明や理解を得ることが難しいケースが多く見られます。
なぜなら、目に見えにくい被害であるため、投資対効果を示すことが困難であるからです。
Caccoが実施した独自調査によると、アドフラウド対策の責任者は「マーケ部門」だと回答した割合は30%でした。

※引用:PR TIMES
また、16%は「明確な担当がいない」と回答しており、責任所在の曖昧さが対策遅延の構造的要因になっていると考えられます。
アドフラウドの対策推進には、経営層に被害の実態と損失規模をわかりやすく可視化して伝え、組織全体として優先課題に据えることが不可欠です。
まずは、経営層に本記事を読んでもらうことも効果的です。
【理由3】アドフラウド対策の優先順位が低い
日々の広告運用業務やクリエイティブ制作、レポーティングなど多くのタスクを抱える中で、アドフラウド対策はどうしても後回しになりがちです。
「いつかやろう」と思いつつ、緊急度の高い業務に追われているうちに対策が進まないという状況が続きます。
アドフラウド被害は放置するほど損失が積み重なります。
優先順位を意識的に引き上げ、仕組みとして対策を組み込むことが必要です。
【理由4】「信頼できる媒体なら安心」と思い込んでいる
大手広告媒体や有名なアドネットワークを利用していれば、アドフラウド被害は起こらないと思い込んでいる担当者も少なくありません。
しかし、GoogleやLINEヤフーなどの大手広告媒体の標準的なセキュリティ機能ではアドフラウドを完全に排除することは難しいです。
実際に、大手広告媒体や有名なアドネットワークなどあらゆる環境でアドフラウド被害は多発しています。
「大手だから安全」という思い込みを捨て、媒体を問わずアドフラウド対策を実施することが、真に広告費を守ることにつながります。
アドフラウド対策ならまずは無料で使える「X-log」がおすすめ
アドフラウド被害への対策を始めたいと思っても、「コストがかかりそう」「導入が難しそう」と感じて二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方にまず試してほしいのが、無料から利用できる対策ツール「X-log(エックスログ)」です。
「X-log」は、当サイトを運営するCaccoが提供しており、AI技術を用いてリスティング広告やディスプレイ広告の不正なクリック(アドフラウド)を自動検知・除外する、オンライン広告の不正クリック対策ツールです。
「X-log」には、他社に負けない以下のような特徴があります。
- AIによる広告環境の最適化
- 進化し続ける高い検知精度
- 営業に活かせる企業分析機能
- 設定のみの完全自動運用

また、「X-log」だからできることとして、アクセスがあった流入を、IPと端末の面から採点し、それぞれに不正レベルを付与し、不正レベルが上がった時点で不正かどうかを判断できます。
これは「X-log」にしかできないことであり、活用していただいている企業様からも非常に高い評価をいただいています。
まずは、無料プランであなたが運用している広告のアドフラウド被害の実態を確認し、対策の効果を体感してみてください。
「X-log」に興味を持ってくださった方は、以下をクリックしてお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、アドフラウド被害の実態から悪影響、対策が進まない理由まで幅広く解説してきました。
3人に1人が経験するというアドフラウド被害は、もはや特定の企業だけの問題ではありません。
アドフラウド被害がもたらす影響は以下の通りです。
- 広告予算をドブに捨てることになる
- 見かけ上のCV数は増えるが、売上に繋がらない
- データ汚染により正しい戦略が立てられなくなる
- 現場のモチベーションが低下する
- ブランドセーフティのリスクがある
まずは、『【セルフチェック】あなたの広告がアドフラウド被害に遭っている11のサイン』で自社の状況を確認し、無料ツール「X-log(エックスログ)」を活用した対策から始めてみましょう。
正しい知識と適切な対策ツールがあれば、アドフラウド被害から広告投資を守ることは十分に可能です。

