Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺とは?8つの手口と対処法・対策を徹底解説

不正検知・ノウハウ

「Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺とはなに?」
「攻撃者はどんな目的で詐欺を行うの?」

など、2026年に入り増加しているChatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺について知りたい方はいませんか?

Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺とは、悪意のある攻撃者が実在する社長や役員などを装ってユーザーに接触し、金銭の振り込みや機密情報の要求などをする詐欺の手口のことです。

手口は年々巧妙化しており、一歩間違えると企業全体の信用問題に関わる重大な被害に発展するため、最新の知識と対策が欠かせません。

この記事では、

  • Chatworkのなりすまし詐欺の手口8選
  • Chatworkのなりすまし詐欺に遭った・可能性のあるときの対処法
  • 【企業向け】従業員が被害に遭わないために会社全体で行うべき対策5つ

などを解説していきます。

本記事を読んで、Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺について理解し、実際に被害に遭わないように気おつけましょう。

目次

Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺とは?

Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺とは、悪意のある攻撃者が実在する社長や役員などを装ってユーザーに接触し、金銭の振り込みや機密情報の要求などをする詐欺の手口のことです。

ある日突然、社長や役員を装ったアカウントから「請求書を確認してください」と、不審なURLを含んだメッセージやコンタクト申請が送られてくるケースがあります。

これが典型的なChatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺です。

現在、Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺が急激に増えており、対策を怠ると被害に遭ってしまうかもしれません。

従来の「迷惑メール」であれば警戒する人でも、普段から業務で使用しているChatworkだと「社内の人間からの連絡だ」と信じてしまいます。

攻撃者は、その「心理的な油断」「上司からの指示には早く対応しなければ」という焦りを巧みに突いてきます。

Chatworkのなりすまし詐欺を行う3つの目的

Chatworkのなりすまし詐欺を行う攻撃者の目的は、主に3つあります。

  1. 金銭の詐取
  2. アカウント乗っ取り
  3. 機密情報の窃取

Chatworkのなりすまし詐欺を行う犯罪者の一番の目的は、「金銭の詐取」です。

また、乗っ取ったアカウントを踏み台にして取引先へさらなる詐欺メッセージを送ったり、チャットのやり取りから企業の重要な機密情報を盗み出そうとする悪質なケースも後を絶ちません。

具体的な手口については、「Chatworkのなりすまし詐欺の手口8選」で紹介していますのでぜひご覧ください。

Chatworkのなりすまし詐欺は誰が狙われる?

ChatWorkのなりすまし詐欺で狙われる人は以下の方々です。

  • 一般社員
  • 経理・財務担当者
  • 中小企業の社長・経営者
  • 取引先企業の担当者
  • 新入社員や異動直後の社員
  • 個人事業主

攻撃者は、実在する社長・経営者にChatwork上でなりすましを行い、役職や会社の規模を気にせず、詐欺の標的にします。

請求書を口実に詐欺を仕掛けており、経験の少ない新入社員や環境に慣れていない異動直後の社員は、詐欺に引っかかる可能性が高いです。

さらに、誰か1人がChatworkのアカウントを乗っ取られてしまうと、踏み台として利用されてしまい被害が広がってしまう場合もあります。

身に覚えのない人からのコンタクトは承認せず、少しでも違和感や不信感を感じた場合は、社内の人間や取引先とメール以外で直接連絡を取りましょう。

【被害急増】実在する社長からの急なコンタクト申請は要注意!

以下の画像は、実際に当サイトを運営しているCaccoに送られてきた、Chatworkのなりすまし詐欺によるコンタクト申請の承認をお願いされた画像です。

実在する社長になりすましを行い、請求書の詳細を送りたいという口実で、やりとりを始めようとしています。

このなりすましは、アイコンの写真が設定されていませんが、公式HPやSNSなどから実在する社長・経営者の写真を保存して、アイコンに設定する攻撃者も存在します。

Chatwork(チャットワーク)では2026年になり、なりすまし詐欺が急増しており、公式サイトでも注意を促しております。

※引用:ChatWork

被害に遭わないためにも、これから紹介するChatworkのなりすまし詐欺の手口について理解を深めることで、実際になりすまし詐欺からチャットがきても対応できるでしょう。

Chatworkのなりすまし詐欺の手口8選

ここからは、Chatworkのなりすまし詐欺の手口について解説していきます。

手口を理解することで、実際にChatworkのなりすまし詐欺を受信した時に、「このチャットは怪しい」と疑いをかけて詐欺に遭うリスクを減らすことができます。

本章では、Chatworkのなりすまし詐欺の手口として以下の内容を解説していきます。

  • 【手口1】社長・役員名のなりすまし
  • 【手口2】フリーランス・個人事業主のなりすまし
  • 【手口3】顔写真の悪用
  • 【手口4】フィッシングサイトへの誘導
  • 【手口5】偽の送金・振込先への誘導
  • 【手口6】AI生成の偽画像
  • 【手口7】グループチャットの作成と情報詐取
  • 【手口8】他ツールへの誘導

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

【手口1】社長・役員名のなりすまし

Chatworkのなりすまし詐欺の手口1つ目は、社長・役員名のなりすましです。

実在する社長や役員になりすまし、Chatworkで接触して偽の請求書で金銭を騙し取ったり、アカウント乗っ取りを狙う悪質な手口です。

手口の特徴として以下のことが挙げられます。

  • 社長や役員名を悪用
  • 請求書の確認を口実にURLを踏ませる
  • 口座への送金指示
  • 他ツールへの誘導

近年増加しているビジネスメール詐欺と特徴が似ていますが、Chatworkではアイコンを設定できるため、本人の顔写真や会社のロゴなどに設定されていると、「本物」と錯覚してしまう可能性があります。

ビジネスメール詐欺などの文字だけのメール以上に警戒心が薄れてしまう、危険な手口の1つです。

Chatwork上で見覚えのないコンタクト申請を送られても承認しないことや、チャットを開いてしまっても必ず「返信をしない」「不審なURLを開かない」ようにしましょう。

また、ビジネスメール詐欺について知りたい方は、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

【手口2】フリーランス・個人事業主のなりすまし

Chatworkのなりすまし詐欺の手口2つ目は、フリーランス・個人事業主のなりすましです。

Chatwork上で、取引先のフリーランスや個人事業主になりすましたアカウントから、コンタクト申請や偽の請求書を装い、URLを踏ませる詐欺が急増しています。

また、「報酬の振込先を変更したい」という連絡を送り、お金を騙し取るケースも増えています。

必ず心当たりのない申請は無視し、振込先変更の連絡はChatwork以外で行うなど社内でルールを徹底しましょう。

【手口3】顔写真の悪用

Chatworkのなりすまし詐欺の手口3つ目は、顔写真の悪用です。

企業の公式サイトやSNSアカウントなどで公開されている写真を保存し、Chatworkのアイコンに無断で使用し、偽のアカウントを作成します。

普段関わっている人の名前だけでなくアイコンの顔写真があることで、偽のアカウントからのコンタクト申請でも受け取った側は「本人だ」と認識してしまいます。

事前にお話もなく、コンタクト申請が送られた場合は詐欺の疑いがあるので、必ず本人に電話など直接確認してから申請の可否を決めましょう。

【手口4】フィッシングサイトへの誘導

Chatworkのなりすまし詐欺の手口4つ目は、フィッシングサイトへの誘導です。

Chatwork上で実際に取引している相手になりすまし、「取引に関する重要なお知らせがあります」「振込先の銀行口座を変更したい」と連絡を送ってきます。

そして、「詳細はこちらのリンクから確認してください」と言葉を巧みに扱いフィッシングサイトにアクセスさせるよう誘導します。

以下の画像は、実際にCaccoに送られてきた「請求書のご照合」を口実に送られてきた、フィッシングサイトへ誘導してくる、Chatworkのなりすまし詐欺の1つです。

URLを押してしまうと、請求書を確認できるサイトのログイン画面に飛び、ログインID・PWを打ち込んでしまうと情報を抜かれてしまい、不正ログインされてしまう可能性があります。

不正ログイン被害が発生してしまうと、損失額・事故対応費用で約8,100万円が発生してしまう可能性があります。

少しでも違和感や不信感を感じたら、決してURLをクリックしないでください。

また、フィッシングサイトについては、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。

【手口5】偽の送金・振込先への誘導

Chatworkのなりすまし詐欺の手口5つ目は、偽の送金・振込先への誘導です。

Chatwork上で社長や上司、取引先の担当者になりすましを行い、普段とは異なる銀行口座を指定し、「至急お金を振り込んで欲しい」「極秘の案件だから誰にも言わないでほしい」と巧妙な理由をつけてきます。

指示通り偽の銀行口座に送金してしまうと、お金を取り戻すことが困難になってしまいます。

お金に関することは「チャット上でやり取りしない」「必ずダブルチェックを行う」など、社内でのルールを明確にしておきましょう。

【手口6】AI生成の偽画像

Chatworkのなりすまし詐欺の手口6つ目は、AI生成の偽画像です。

取引先の担当者や架空の人物の顔写真だけでなく、偽の請求書や書類なども本物そっくりに作成されてしまいます。

海外では、このディープフェイク技術を用いてターゲットを完全に信用させ、日本円にして約40億円もの大金が騙し取られた深刻な事例も発生しています。

そのため、送られてきた画像や書類だけで信用するのではなく、金銭や重要な情報が絡むやり取りでは、必ず電話など別の手段で直接確認するようにしましょう。

【手口7】グループチャットの作成と情報詐取

Chatworkのなりすまし詐欺の手口7つ目は、グループチャットの作成と情報詐取です。

Chatwork上で社長や上司などになりすましを行い、「新しいプロジェクトに向けて極秘でグループチャットを作成した」との口実で、ターゲットを偽のグループへ招待します。

ターゲットが偽のグループを本物と信じ込んでしまうと、なりすましからの質問に答えてしまい、「顧客情報」や「社内の情報」が流出してしまいます。

心当たりのない不自然なプロジェクトやグループチャットに追加された場合は、不用意に発言などをせず、速やかに上司やセキュリティ担当者へ報告しましょう。

【手口8】他ツールへの誘導

Chatworkのなりすまし詐欺の手口8つ目は、LINEなどの他ツールへの誘導です。

Chatwork上で社長や上司などになりすましを行い、「給料の確認を行いたい」などを口実にLINEやテレグラム(Telegram)などに誘導されます。

個人の連絡ツールを用いることで、会社側の監視や不正検知システムから逃れながら、情報の詐取や金銭の請求などの不正を行うことができます。

普段会社で使っていない連絡ツールへの移行を指示された際は、相手が知っている人物であっても従わず、電話など別の手段で本人確認を行ってください。

ChatWorkのなりすまし詐欺に遭った・可能性のあるときの対処法

ここからは、前章で紹介した手口でChatworkのなりすまし詐欺に遭った・可能性のあるときの対処法について解説していきたいと思います。

どんな詐欺に遭った・可能性があるときでも、まず初めに上司やセキュリティチームなど社内に被害に遭ったことを報告しましょう。

焦って一人で抱え込まず、まずは社内に報告して指示を仰ぐことが、被害を最小限に食い止める第一歩となります。

報告を行ったうえでChatworkのなりすまし詐欺に遭った・可能性のあるときの対処法について、以下の6つの場合を解説していきます。

  • ログインID・PWを盗まれた場合
  • 不審なURLをクリックしただけの場合
  • 口座に送金してしまった場合
  • 不審なファイルを開いてしまった場合
  • 自分のアカウントから勝手にメッセージが送られている場合
  • 機密情報や個人情報をチャットで送信してしまった場合

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

ログインID・PWを盗まれた場合

ログインID・PWを盗まれた場合は、二次被害を防ぐために該当アカウントおよび使い回している全サービスのPWをすぐに変更してください。

その後、以下の項目の被害が出ていないか状況の確認を行いましょう。

  • 不正ログイン
  • 登録しているメールアドレスに身に覚えのない通知
  • クレジットカードや銀行口座の利用履歴

もし不正ログインの被害が出てた場合は、PCがウイルスに感染した可能性があるため、社内のネットワークから直ちに遮断し、システム管理者に報告しましょう。

また、身に覚えのない通知や利用履歴が確認された場合、該当サービスの利用停止を利用会社にお願いし、警察やサイバー犯罪相談窓口に相談しましょう。

各都道府県警察の連絡先はこちら

サイバー犯罪相談窓口はこちら

ID・PWを盗まれないために、日頃から「不審なURLをクリックしない」「不要なコンタクト申請は拒否する」など対策を心がけましょう。

また、多要素認証の導入やセキュリティソフトの導入など、不正ログインの対策をしておきましょう。

多要素認証やセキュリティソフトについて詳しくは、『【企業向け】従業員が被害に遭わないために会社全体で行うべき対策5選』で解説していますのでぜひご覧ください。

不審なURLをクリックしただけの場合

不審なURLをクリックしただけの場合は、何も入力しないですぐサイトを閉じれば被害が少ないことが多いです。

しかし、ウイルス感染や個人情報流出の可能性があるため、以下のような対応をとりシステム管理者に報告・相談をしましょう。

  • ネットワークから遮断
  • 送られてきたチャットの証拠の保存(スクリーンショットなど)
  • ブラウザ履歴・キャッシュ消去
  • ウイルス対策ソフトの実施

報告後は自己判断で業務を再開せず、必ずシステム管理者の指示に従って行動してください。

すぐにサイトを閉じていれば被害に繋がらないケースが多いため、焦らず冷静に行動をとりましょう。

口座に送金してしまった場合

口座にお金を送金してしまった、振り込め詐欺に遭ってしまった場合は、すぐに「振込先の金融機関に口座の凍結」と「お近くの警察署または、警察専用相談電話 #9110 に連絡」を行いましょう。

その後、振り込み履歴・なりすまし犯とのやりとり・不審なURLなどの証拠を保存しておきましょう。

口座に送金したお金は、口座に残っている場合「振り込め詐欺救済法」が適用される可能性があり、全額もしくは一部が返ってくる可能性があります。

そのため、詐欺に気づいた場合は迅速に対応しましょう。

不審なファイルを開いてしまった場合

不審なファイルを開いたりダウンロードしてしまうと、ウイルスやランサムウェアに感染してしまい、社内ネットワーク全体へ被害が拡大してしまいます。

そのため、被害を最小限にするためにPCのLANケーブルを抜くか、Wi-Fi接続をオフにして社内のネットワークから完全に遮断しましょう。

また、感染経路などの証拠が必要になるので、必ず不審なファイルのデータを消さないようにしましょう。

以下の記事では、ランサムウェアの被害事例についてまとめていますので、気になる方はぜひご覧ください。

自分のアカウントから勝手にメッセージが送られている場合

自分のアカウントから勝手にメッセージが送られている場合、すでに第三者にアカウントが乗っ取られています。

被害拡大を防ぐために、アカウントにログインできる場合とできない場合の対処法は以下の画像のようになります。

被害の確認とアカウントの凍結要請が終わったら、使用している端末でウイルススキャンを実施し、安全かどうか確認しましょう。

そして、他のサイトでパスワードを使いまわしていたら、二次被害防止のためにパスワードを変更しましょう。

また、アカウントに不正ログインされないために事前に多要素認証を導入しておくことで、被害を防ぐことができます。

機密情報や個人情報をチャットで送信してしまった場合

誤って機密情報や個人情報をチャットで送信してしまった場合、すぐに送ってしまった証拠を写真に撮り、チャットを消去しましょう。

写真を撮ることでどのような情報を送信してしまったか、確認することができシステム管理者や上司へ被害状況を報告するための証拠となります。

その後は自己判断をせず、速やかに社内のセキュリティ担当者に報告して今後の指示を仰いでください。

Chatworkのなりすまし詐欺に遭わないための対策5つ

事前にChatworkのなりすまし詐欺に遭わないための対策を行うことで、金銭被害や個人・企業のプライバシー、企業の社会的信用を守り抜くことができます。

本章では、個人が行うべきChatworkのなりすまし詐欺に遭わないための事前対策について、以下の5つの対策を解説していきます。

  • 【対策1】身に覚えのないコンタクトに反応しない
  • 【対策2】不審なURLを開かない
  • 【対策3】振込前にダブルチェックを行う
  • 【対策4】パスワードを使いまわさない
  • 【対策5】Chatwork IDの検索を「オフ」にする

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

【対策1】身に覚えのないコンタクトに反応しない

Chatworkのなりすまし詐欺に遭わないための事前対策1つ目は、身に覚えのないコンタクトに反応しないことです。

表示されているユーザー名が上司や取引先の方であっても、事前の知らせがなく突然コンタクト申請がきた場合は、反応してはいけません。

攻撃者は、実在の人物のプロフィール情報を巧妙に再現して、ターゲットを信用させてきます。

承認ボタンを押す前に、必ず電話などのChatwork以外の連絡手段で「コンタクト申請を送りましたか?」と本人へ確認を取るようにしましょう

【対策2】不審なURLを開かない

Chatworkのなりすまし詐欺に遭わないための事前対策2つ目は、不審なURLを開かないことです。

コンタクトを承認していなくても、以下の画像のようにメッセージが送られてくる可能性があります。

絶対にURLやチャットを開かず、コンタクト申請を拒否しましょう。

また、なりすまし詐欺で取引先の名前を使用していたら、取引先に不正に利用されてると教えてあげることで、二次被害を防ぐことができます。

【対策3】振込前にダブルチェックを行う

Chatworkのなりすまし詐欺に遭わないための事前対策3つ目は、振込前にダブルチェックを行うことです。

詐欺師が上司や取引先になりすまし、「極秘の案件なので、誰にも言わず指定の口座に送金してほしい」などと金銭に関する依頼が来ます。

「誰にも言わず」とターゲットを孤立させ、正常な判断ができないうちに金銭を奪い取ろうとしてきますが、絶対に送金前に誰かに確認を行い、詐欺ではないかダブルチェックを行いましょう。

また、金銭に関わることは、Chatwork上ではなく、実際に会った状態で確認が取れる環境を準備しましょう。

【対策4】パスワードを使いまわさない

Chatworkのなりすまし詐欺に遭わないための事前対策4つ目は、パスワードを使いまわさないことです。

パスワードを使いまわすと、どれか1つのサイトでパスワードが漏洩してしまうと、様々なサイトに不正ログインされてしまいます。

そのため、パスワードを使いまわさないことだけでなく、「大文字」「小文字」「数字」「記号」の4種類を用いてパスワードを設定しましょう。

パスワードが漏洩してしまうリスクについては、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

【対策5】Chatwork IDの検索を「オフ」にする

Chatworkのなりすまし詐欺に遭わないための事前対策5つ目は、Chatwork IDの検索を「オフ」にすることです。

この設定を行うことで、なりすまし詐欺を行っている犯罪者がChatwork IDや名前で検索されることがないため、不要なコンタクト申請を防ぐことができます。

Chatwork IDの検索を「オフ」の方法については、公式サイトで説明していますので、こちら(iPhoneAndroid)をご確認ください。

【企業向け】従業員が被害に遭わないために会社全体で行うべき対策5つ

ここからは、企業向けに従業員が被害に遭わないための会社全体が行うべき対策について紹介していきます。

  • 【対策1】社内ルールを明確にする
  • 【対策2】多要素認証の導入
  • 【対策3】アカウント管理を徹底する
  • 【対策4】従業員教育を行う
  • 【対策5】セキュリティソフトの導入

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

【対策1】社内ルールを明確にする

従業員が被害に遭わないための会社全体が行うべき対策1つ目は、社内ルールを明確にすることです。

Chatworkのなりすまし詐欺に対して有効な社内ルールは以下のようなものがあります。

  • 送金・振込前のダブルチェック
  • 個人口座への送金禁止
  • コンタクト承認の制限
  • 外部ユーザーとのコンタクトルール
  • 業務連絡の「他ツール・個人アカウント」への移行禁止
  • チャット上での「パスワード・重要機密」の直接送信禁止
  • インシデント発生時の「報告ルート」の明確化

など、これ以外にも多くの有効な社内ルールがあります。

社内ルールを徹底し、会社全体が被害に遭わないための雰囲気作りをしましょう。

【対策2】多要素認証の導入

従業員が被害に遭わないための会社全体が行うべき対策2つ目は、多要素認証の導入です。

多要素認証を導入していることで、なりすまし犯にログインID・PWの「知識情報」が知られていても、「所持情報」「生体情報」を知られない限りログインされることがありません。

多要素認証を導入することで、これまで会社が積み上げてきた知的財産や取引先との関係性を守ることができます。

【対策3】アカウント管理を徹底する

従業員が被害に遭わないための会社全体が行うべき対策3つ目は、アカウント管理を徹底することです。

退職者や使用していないアカウントを放置しておくと、そこから乗っ取られてしまいなりすまし詐欺に悪用される危険性が高まります。

退職者や使用しなくなるアカウントの管理について、社内ルールを明確にしておきましょう。

また、業務内容に応じてコンタクト追加やグループ作成の権限を制限し、外部とのやり取りには管理者の承認を必須にするなどアカウント管理を徹底しましょう。

【対策4】従業員教育を行う

従業員が被害に遭わないための会社全体が行うべき対策4つ目は、従業員教育を行うことです。

従業員教育・研修を行うことで、Chatworkのなりすまし詐欺に気づくことができ、被害を防ぐことができます。

常に正しい知識をアップデートし、教育体制を整え「ミスを報告できる」風通しの良い組織を築くことが大切です。

Chatworkのなりすまし詐欺を含む情報セキュリティ教育については、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

【対策5】セキュリティソフトの導入

従業員が被害に遭わないための会社全体が行うべき対策5つ目は、セキュリティソフトの導入です。

どれだけ社員が注意を払っていても、人の目だけで全ての脅威を見抜くことには限界があります。

そこでおすすめのセキュリティソフトとして、当サイトを運営しているCaccoの不正検知サービス「O-PLUX」の導入をおすすめします。

O-PLUXとは:ECで起こる不正ログイン・不正注文をリアルタイムに検知し、個人情報漏洩やクレジットカードの不正利用、悪質転売などの不正被害を防ぐことができる不正検知サービス

O-PLUXを導入することで、ログインID・パスワードの漏洩に起因する不正ログインや、アカウント乗っ取りのリスクを未然に防ぐことが可能です。

※参考:Cacco Inc.

セキュリティソフトを導入することは自社を守るだけでなく、これまで信頼を積み上げてきた取引先との関係を守ることにも繋がります。

少しでも不正検知サービス「O-PLUX」について興味を持った方がいましたら、お気軽に下のバナーから資料をダウンロードしてみてください。


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ChatWorkのなりすまし詐欺についてよくある質問2つ

最後にChatworkのなりすまし詐欺についてよくある質問を2つ答えていきます。

  • 【質問1】ChatWorkで知らない人と話してしまったらどうすればいいですか?
  • 【質問2】なりすましのアカウントから連絡をきた時の対処法は?

それでは、1つずつ具体的に見ていきましょう。

【質問1】ChatWorkで知らない人と話してしまったらどうすればいいですか?

速やかにやり取りを停止し、コンタクトを消去しましょう。

相手とのやりとりの内容を、同じ会社の社員と振り返り以下のやり取りをした場合は、情報漏洩やウイルス感染などの被害が起こっている可能性があります。

  • 個人の名前や部署、会社の社内情報などを伝えた場合
  • 送られてきたURLをクリック、もしくはID・PWなど情報を打ち込んだ場合
  • 添付ファイルを開き、ダウンロードした場合

もし上記に当てはまっていても、焦らず適切な方法で対応を行い、被害を最小限に抑えましょう。

情報漏洩やウイルス感染などの被害が起こっている可能性がある場合は『ChatWorkのなりすまし詐欺に遭った・可能性のあるときの対処法』を参考にしてください。

【質問2】なりすましのアカウントから連絡をきた時の対処法は?

連絡に対して必ず返信をしないでください。

また、コンタクト申請も来ている場合は拒否しましょう。

もし、なりすましのアカウントが取引先になりすましていた場合は、取引先に「Chatworkで不審な連絡がきた」と電話やメールなどの連絡手段で事実確認や情報共有を行いましょう。

取引先のアカウントが乗っ取られている可能性もあるため、注意喚起をしてあげることでお互いの被害拡大を防ぐことができます。

まとめ

本記事では、Chatworkのなりすまし詐欺の手口や個人・企業の対処法などをまとめてきました。

Chatwork(チャットワーク)のなりすまし詐欺とは、悪意のある攻撃者が実在する社長や役員などを装ってユーザーに接触し、金銭の振り込みや機密情報の要求などをする詐欺の手口のことです。

近年増加している詐欺のひとつであり、詐欺の手口は多様で巧妙です。

  • 【手口1】社長・役員名のなりすまし
  • 【手口2】フリーランス・個人事業主のなりすまし
  • 【手口3】顔写真の悪用
  • 【手口4】フィッシングサイトへの誘導
  • 【手口5】偽の送金・振込先への誘導
  • 【手口6】AI生成の偽画像
  • 【手口7】グループチャットの作成と情報詐取
  • 【手口8】他ツールへの誘導

また、詐欺に遭った場合は焦らず、以下のような対処をしましょう。

  • ログインID・PWを盗まれた場合
  • 不審なURLをクリックしただけの場合
  • 口座に送金してしまった場合
  • 不審なファイルを開いてしまった場合
  • 自分のアカウントから勝手にメッセージが送られている場合
  • 機密情報や個人情報をチャットで送信してしまった場合

そして、どれだけ社員が注意を払っていても、人の目だけで全ての脅威を見抜くことには限界があります。

そこでおすすめしたセキュリティソフトが、当サイトを運営しているCaccoの不正検知サービス「O-PLUX」の導入をおすすめしました。

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