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利用中のECカートシステムと連携した不正検知オプションでスピード導入。チャージバック金額が大幅に減少
- チャージバック対策
- 株式会社ジンズ様
販売本数国内トップのアイウエアブランド「JINS」。
同ブランドの企画・製造・販売などを手がける株式会社ジンズは、450超の店舗と連携しながらリアルとデジタルのシームレスな取り組みを展開しています。
今回は、同社デジタル本部 ITデジタル部 OMOサービス基盤グループの齋藤大様に、不正検知サービス「O-PLUX」のご利用状況についてうかがいました。
コロナの影響でEC利用率が増加するも不正注文も急増
- 先日、御社のECサイトで試着サービスを拝見しましたが、3Dでいろいろな商品を試せたり似合い度判定があったりして面白いですね！
それに、コロナ禍で店舗に出向くのが難しい場面にあっても、とても便利です。 - ありがとうございます。ECサイトも2007年の開設から今年で15周年になります。
おかげさまで店舗と併用でのご利用も増え続け、幅広い層のお客様にご利用いただいています。利便性も加味して、現在の決済方法はクレジットカードのほか、コンビニ前払い、代金引換、キャリア決済、楽天Pay、Amazon Payと揃えています。
利用状況としてはクレジットカード決済が約半数を占め、次いで楽天PayやAmazonPay、そしてキャリア決済、コンビニ前払いと続きます。
株式会社ジンズ様 https://www.jins.com/jp/
- 約半数がクレジットカード決済とのことですが、やはり不正対策のきっかけはチャージバックでしょうか。
- そうなんです。
それまで数件だったチャージバックの件数が急増した月がありました。金額にすると前月比で約4倍です。
外出自粛などコロナの影響でEC利用率が増加したころで、それに呼応するように不正注文も増えました。
それで、早急に対策せねば、という機運が一気に高まり、2020年12月にかっこさんに相談しました。
利用中のECシステムのオプションで「O-PLUX」をスピード導入
- 弊社の不正検知システム「O-PLUX」は、どのようにしてお知りになったのでしょうか。
- まず3Dセキュアを検討しましたが、カゴ落ちリスクが懸念でした。
それで悩んでいた時、利用中のECカートシステム「ebisumart」に、「O-PLUX」がオプション機能として搭載されていると知りました。
喫緊の課題でしたのでスムーズに導入できるサービスをと考えていましたから、そこが大きな決め手でした。 - 緊急度が高い状況のなか、実際、導入までは順調でしたか？
- 導入に関しては、システム会社さんとかっこさんが弊社の意向を汲みとりながらやり取りしてくださったので、安心してお任せできました。
年末年始を除けば、かっこさんに相談してから導入まで2ヶ月ほどだったかと思います。API連携ですがスムーズに進み、とても助かりました。 -
不正注文検知サービス O-PLUXの仕組み
- それはよかったです！稼働後のご利用状況はいかがでしょうか。
- 利用開始から4ヵ月後には毎月のチャージバック金額が、導入前の5分の1まで抑えられました。チャージバックの大幅な減少は、導入の成果だと感じています。
ただ運用面では要望もありまして、CSV出力の件数制限や、月次の審査件数が3ヶ月分しか見られない点については改善されるといいなと思っています。 - 実はつい最近「O-PLUX」がリニューアル（※）して順次切り替えをおこなっているのですが、リニューアル版ではご指摘の点が解消されています！
CSV出力については細かな設定もしていただけますし、レポート機能も拡充しているのでぜひご活用いただきたいです。
最後に、御社の今後の展望などをお聞かせいただけますか？ - オンラインとオフラインの垣根がなくなりつつある今、購買体験も日々変化しています。例えば、数年前の「洋服はECで買うものではない（失敗する）」というマインドセットは変化して、いまやオンラインでの購入は日常に溶け込んでいますよね。
弊社は、デジタルでもリアルでも、「JINS」を快適にご利用いただけるサービスや体験をお客様に提供することはもちろんですが、同時に、アイウエアに対する意識やイメージを変えるような取り組みも続けていきたい、そう考えています。 - わたしたちも、不正検知システムを通じて、ジンズさんの取り組みの一助となるよう、今後もサービスを展開していきたいと思います。本日はありがとうございました。
チャージバック金額が導入前と比較して8割減！
2022年2月7日取材
※内容は取材時のものです。
