【最新調査】カード会社からクレカの決済手数料の「値上げ交渉」が急増!EC事業の裏側を徹底解説

ニュース・業界動向

「カード会社からクレジットカードの決済手数料の値上げ交渉をされた」
「最近クレジットカードの決済手数料の値上げ交渉が増えているのはなぜ?」

など、不安や疑問を抱いている事業者様はいませんか?

EC事業者にとって、クレジットカード決済手数料の「値上げ」は避けたい問題の1つです。

しかし、最近ではカード会社からクレジットカード決済手数料の値上げ交渉が急増しているという現実があります。

この記事では、

  • クレジットカードの決済手数料値上げ交渉が増えている原因3つ
  • 【注意】クレジットカード不正利用の多発は「決済承認率の低下」も招く
  • 「値上げの必要なし」とカード会社を納得させるための対策3つ

などを解説していきます。

「値上げの必要なし」とカード会社を納得させるためのコツもご紹介しておりますので、クレジットカード決済を導入しているEC事業者様は必ず最後までお読みください。

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EC事業者の半数がクレジットカード決済手数料の値上げ交渉を経験している

近年、EC事業者へのクレジットカード決済手数料の値上げ交渉が急増しています。

当サイトを運営するCaccoが実施した「EC事業者実態調査2025」によると、EC事業者の49.5%がカード会社からクレジットカード決済手数料の値上げ交渉を経験していることが明らかになりました。

※引用:Caccoお役立ち資料

このような値上げ交渉ラッシュの背景には、カード会社のリスク管理強化や不正利用対策のコスト上昇が大きく影響していると考えられます。

なお、Caccoが実施した「EC事業者実態調査2025」を詳しく見たい方は、以下からダウンロードできますのでご活用ください。

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クレジットカード決済の裏側の仕組み

クレジットカード決済はキャッシュレス決済の中で最も利用するユーザーが多く、それに伴い多くのEC事業者がクレジットカード決済を導入しています。

ユーザーにとっては、クレジットカード決済はすぐに支払いが完了するとても便利な決済方法ですが、決済が行われる裏側には複雑な仕組みがあります。

以下の画像では、クレジットカード決済が行われる裏側の仕組みを説明したものです。

「クレジットカードの決済手数料」は、主にEC加盟店がカード会社に支払う費用であり、決済金額の一定割合として計算されます。

この手数料率はカードブランドや取引内容によって異なり、EC事業者の負担となる重要なコスト要素です。

また画像にも記載してある、「決済承認の可否」ですが、これはクレジットカード決済が通るか拒否されるかを示しており、決済承認率が低いほど正常な決済であっても承認されない確率が高まります。

つまり、EC事業者においては「決済承認率」の割合も重要なコスト要素です。

近年、クレジットカード決済手数料の値上げ交渉に加え、決済承認率の低下も問題となっており、いずれも不正利用が多発しているEC事業者において重要な問題となっています。

決済承認率が低下する問題については、『【注意】クレジットカード不正利用の多発は「決済承認率の低下」も招く』でも詳しく解説しています。

3Dセキュア導入義務化後、値上げ交渉は2倍増!

先ほどお話しした、クレジットカード決済手数料の値上げ交渉は、2025年に3Dセキュアが導入義務化された後も増加し続けています。

※引用:Caccoお役立ち資料

3Dセキュアとは、ネットショッピングにおいて不正利用を防ぐための本人認証サービスのことです。

ここ数年、クレジットカードの不正利用被害が異常なほどに増加しており、対策として3Dセキュアの導入が義務化されましたが、現時点で不正利用被害をそこまで減らすことができていません。

しかし3Dセキュアを導入すれば、不正利用時のEC事業者の実質的な損失は発生しないため、不正利用が多発しても追加対策を講じない事業者も多いです。

対して、不正利用発生時の補償を行う必要があるカード会社にとっては、その補償の増加・負担により、不正利用が多発しているEC事業者に対して厳しい対応をせざるを得ない状況です。

つまり、EC事業者は今後もクレジットカード決済手数料の値上げ交渉に備え、自社の不正状況を正確に把握し、カード会社を納得させるような不正利用対策を行う必要があります。

なお、EC事業者が行うべき対策については、『「値上げの必要なし」とカード会社を納得させるための対策3つ』で詳しく解説しています。

なお、3Dセキュアが導入義務化されたことについては、以下の記事でも詳しく解説しておりますので本記事と併せて参考にしてください。

クレジットカードの決済手数料値上げ交渉が増えている原因3つ

ここからは、クレジットカード決済手数料の値上げ交渉が急増している原因を3つご紹介します。

  • 【原因1】3Dセキュア導入義務化後も不正利用被害が減らないから
  • 【原因2】EC事業者の不正利用対策が不十分だから
  • 【原因3】カード会社のリスク・負担を軽減させる必要があるから

それでは、これら3つの原因をそれぞれ詳しく解説していきます。

【原因1】3Dセキュア導入義務化後も不正利用被害が減らないから

前章でもお話ししたように、2025年に3Dセキュアが導入義務化された後も、不正利用被害をそこまで減らすことができていません。

以下の表は、クレジットカードの不正利用被害の発生状況をまとめたものです。

※引用:日本クレジット協会

このように不正利用被害が深刻化している状況では、カード会社のリスクを軽減できず、結果クレジットカード決済手数料の値上げ交渉が増加している主な原因の1つとなっています。

EC事業者の4割弱が不正利用などの被害を経験

Caccoが実施した「EC事業者実態調査2025」では、EC事業者の約4割弱が不正利用などの被害を経験していることが明らかになりました。

※引用:Caccoお役立ち資料

一度不正利用が発生してしまうと、不正者に「セキュリティが甘いECサイト」だと認識され、芋づる式に不正利用が発生する恐れもあります。

またユーザー心理として、不正利用の被害に遭ったサイトは二度と利用したくないと思うことは当然で、結果顧客離れや売上減少といった深刻なリスクを招きます。

他にも、不正利用が発生しているとカード会社からの信用を失うことにも繋がり、クレジットカードの決済手数料の値上げに踏み切られたり、決済承認率低下などの緊急措置がとられるため注意が必要です。

【原因2】EC事業者の不正利用対策が不十分だから

クレジットカード決済手数料の値上げ交渉が増えている原因の2つ目は、多くのEC事業者が十分な不正利用対策ができていないことにあります。

「3Dセキュアだけで不正対策は十分」とお考えのEC事業者も多く、この考えこそがカード会社のリスクを高め、結果的にクレジットカード決済手数料の値上げ交渉増加の原因となっています。

3Dセキュアは不正利用対策として効果的な対策の1つだと言えますが、近年3Dセキュアを突破する悪質かつ巧妙な不正手口が横行しています。

当サイトを運営するCaccoでは、3Dセキュアをも突破する不正手口も防ぐことができる不正検知サービス「O-PLUX」を開発・提供しており、「O-PLUX」については本記事の後半『「決済手数料値上げ」や「決済承認率低下」対策なら「O-PLUX」が効果的』でご紹介しています。

年商10億未満のEC事業者の4割が不正対策未実施

Caccoが実施した「EC事業者実態調査2025」では、特に年商10億円未満のEC事業者で不正対策が未実施の割合が高いことが明らかになっています。

※引用:Caccoお役立ち資料

これは、資金や人材などのリソースが限られている中小規模のEC事業者において、不正利用対策への取り組みが十分でない現状を示しています。

このように、年商規模が小さいEC事業者ほど不正利用対策が未実施である割合が高く、クレジットカード決済手数料の値上げ交渉を招くリスクが高まっています。

【原因3】カード会社のリスク・負担を軽減させる必要があるから

クレジットカード決済手数料の値上げ交渉が増加している原因の3つ目は、カード会社が抱えるリスクや負担の増大があります。

先ほどもお話ししたように、EC事業者は、不正利用が発生しても3Dセキュアを導入していれば実質的な損失は発生しません。

対してカード会社は、不正利用が発生した場合はその補償を行う必要があり、このような構図がカード会社の負担を増やしています。

またカード会社は、

  • 不正利用リスクの管理
  • 法規制への対応
  • 不正検知システムの維持

など、多岐にわたるコスト負担を強いられています。

つまり、カード会社はリスクが高いEC事業者に対して、「このままだとクレジットカードの決済手数料を値上げしますよ!」と注意喚起を行い、少しでもリスクや負担を抑える行動をとっているということです。

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【注意】クレジットカード不正利用の多発は「決済承認率の低下」も招く

クレジットカードの不正利用が多発すると、問題となるのは、クレジットカードの決済手数料の値上げ交渉だけではありません。

EC事業者にとって大きな問題の1つが、「決済承認率の低下」です。

決済承認率とは、カード会社がEC加盟店からのクレジットカード決済の要求に対して承認を出す割合を指します。

決済承認率の低下は、正常な取引であってもクレジットカード決済が拒否されるリスクが高まり、これは売上に直結するため、事業運営に深刻な影響を及ぼします。

※参考:Cacco

なお、決済承認率の低下は可視化してみないと状況を把握することが難しく、事前にカード会社から決済承認率を下げる旨の連絡を受けることもほぼありません。

つまり、知らないうちに決済承認率が低下しており、その影響とも知らずに「売上低下」や「かご落ち増加」などの問題を抱えることになります。

このように、不正利用の多発はEC事業者にとってクレジットカード決済手数料の値上げ交渉だけでなく、決済承認率の低下による売上減少や経営リスクの増加という複合的な負担増をもたらします。

なお、決済承認率の低下については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので参考にしてください。

決済承認率は可視化して状況を把握することが大事!

先ほど、決済承認率は知らないうちに低下しているとお話ししましたが、この決済承認率がどれだけ低下しているのかを可視化することは非常に重要です。

なぜなら、決済承認率の可視化を行うことで、今起こっている問題点の早期発見や対策の効果測定が可能になるからです。

ただし、決済承認率の可視化を自社で行うには専門的な知識が必要になり、手間も労力もかかるため、おすすめなのは決済承認率を可視化できるサービスを利用することです。

当サイトを運営しているCaccoが提供する不正検知サービス「O-PLUX」は、ECで起こるあらゆる手口の不正対策ができるだけではなく、決済承認率の可視化も行うことができます。

※参考:Cacco

詳しくは、『「決済手数料値上げ」や「決済承認率低下」対策なら「O-PLUX」が効果的』でご紹介します。

なお、決済承認率を可視化すべき理由や必要性については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので参考にしてください。

「値上げの必要なし」とカード会社を納得させるための対策3つ

もし、カード会社からクレジットカードの決済手数料の値上げ交渉をされた場合、「値上げの必要なし」と納得させるための対策を早急に行う必要があります。

その対策は、主に3つあります。

  1. 3Dセキュアを導入する
  2. 決済承認率の低下を改善する
  3. 高精度な不正検知サービスを導入する

これらの対策は、まだカード会社からクレジットカード決済手数料の値上げ交渉をされていないEC事業者も予防策として行うべき対策です。

それでは以下で詳しく解説していきます。

1. 3Dセキュアを導入する

「値上げの必要なし」とカード会社を納得させるためには、まず基本的なセキュリティ対策である3Dセキュアを導入しておくべきです。

2025年から3Dセキュアの導入が義務化されていることもあり、導入は必須対策です。

Caccoが実施した「EC事業者実態調査2025」では、クレジットカードの不正利用などの不正注文対策として3Dセキュアを導入しているEC事業者は65.2%で、前年よりも3%増となっています。

※引用:Caccoお役立ち資料

しかし一方で、システム開発などの導入コストや負荷を理由に「今後も3Dセキュアは採用しない」とするEC事業者も一定数存在しており、対策方針が二極化する傾向が見られます。

3Dセキュアの導入は、クレジットカード決済手数料の値上げ交渉を有利に持って行く戦略の第一歩として非常に効果的ですので、まだ導入していないEC事業者は早急に導入を進めるようにしましょう。

2. 決済承認率の低下を改善する

クレジットカードの不正利用が多発しているEC事業者は、決済承認率が低下している可能性が非常に高いため、早急に決済承認率の低下を改善する取り組みを行うべきです。

決済承認率の低下は、不正利用が多発しているEC事業者への緊急措置であるため、同時にクレジットカードの決済手数料の値上げ交渉もされる可能性が高くなります。

もし、不正対策の実施により決済承認率の低下を改善することができたら、クレジットカード決済手数料の「値上げの必要なし」とカード会社を納得させることもできるでしょう。

また、決済承認率はカード会社との交渉によっては上げることもできるため、まずは決済承認率の可視化を行い承認率・不正の状況を把握し、次に不正検知サービスなどを導入して不正利用の数を減らす努力を行いましょう。

決済承認率の可視化は、自社で行うよりも外部のサービスにお願いする方が正確にスピーディーに可視化することができるため、自社に専門家がいない場合は外部サービスを利用するのがおすすめです。

Caccoが提供する不正検知サービス「O-PLUX」は、決済承認率の可視化を行うこともできますので、お悩みの方はぜひご相談ください。


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3. 高精度な不正検知サービスを導入する

「値上げの必要なし」とカード会社を納得させるためには、クレジットカードの不正利用など不正注文の数を減らす必要があります。

そのためには、3Dセキュアの導入に加えて、高精度に検知可能な不正検知サービスを導入するべきです。

不正検知サービス:ECサイトや決済サービスにおいてクレジットカードのなりすましや不正注文をリアルタイムで検知・防止するサービス

3Dセキュアは不正利用対策に効果的ではありますが、3Dセキュアを突破する不正が増えており、万全なセキュリティ対策とは言えません。

対して不正検知サービスは、ネガティブ情報を日々蓄積しているため、新たな手口にもいち早く対応することができ、3Dセキュアをも突破する不正手口をブロックすることが可能です。

各社が提供しているさまざまな不正検知サービスが存在しますが、次章ではそのなかでも国内で最も選ばれている高精度な不正検知サービスをご紹介します。

「決済手数料値上げ」や「決済承認率低下」対策なら「O-PLUX」が効果的

クレジットカードの「決済手数料値上げ」や「決済承認率低下」を防ぐには、Caccoの不正検知サービス「O-PLUX」が最も効果的です。

「O-PLUX」は、ログインから決済までECの不正を一貫して見抜くことができ、国内で最も選ばれている信頼性が高い国産の不正検知サービスです。

「O-PLUX」でできることは、主に以下の3つです。

  • クレジットカード不正利用や悪質な転売など、ECで起こるあらゆる不正注文対策ができる
  • 決済承認率の可視化・改善・カード会社へ決済承認率の向上について交渉ができる
  • 不正注文対策だけではなく不正ログイン対策もできる

クレジットカード決済手数料の値上げ交渉が増加し、また決済承認率の低下がEC事業者の大きな課題となる中、これらの問題に対処する有効なソリューションとして現在「O-PLUX」が注目されています。

また、実際にクレジットカードの不正利用を大幅に減らすことができた事例や、決済承認率を改善できた事例も多くあります。

【決済承認率の改善事例①Back Market Japan株式会社様】

※参考:O-PLUX導入事例

【決済承認率の改善事例➁株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツ様】

※参考:O-PLUX導入事例

なお、クレジットカードの不正利用や悪質転売、クレジットマスター対策などで「O-PLUX」を導入いただいている事例は、以下から確認できますので参考にしてください。

\導入企業様のインタビューを公開中!/
導入事例一覧はこちら

このように「O-PLUX」を導入することによって、コスト抑制と売上最大化の両立が可能となり、カード会社との交渉も有利に進められます。

EC事業者の皆様は、今後のクレジットカード決済戦略において、「O-PLUX」の導入を積極的に検討することをおすすめします。


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まとめ

近年、EC事業者が直面するクレジットカード決済手数料の値上げ交渉は、不正利用の増加やカード会社のリスク・負担の増大が大きな背景となっています。

3Dセキュアの導入義務化以降、不正利用対策の重要性が一層高まり、クレジットカード決済手数料の値上げ交渉だけではなく、決済承認率の低下もEC事業者の売上に深刻な影響を与えています。

クレジットカード決済手数料の「値上げの必要なし」とカード会社を納得させるためには、

  • 3Dセキュアを導入する
  • 決済承認率の低下を改善する
  • 高精度な不正検知サービスを導入する

などで対策を行う必要があります。

これらの対策は、不正リスクを軽減し、カード会社との信頼関係を築くうえで不可欠です。

なかでも、高精度な不正検知サービスの導入は、カード会社を納得させて信頼関係を築くうえで非常に重要な取り組みです。

Caccoが提供する不正検知サービス「O-PLUX」は、不正利用対策として非常に有効です。

また、「O-PLUX」は決済承認率を改善した事例もありますので、「クレジットカード決済手数料の値上げ交渉」と「決済承認率の低下」どちらの問題にも効果的に働きます。

今後も変化する決済環境や法規制に柔軟に対応しつつ、クレジットカード決済における戦略的な対策を継続していくことが求められます。


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