チャージバックがきっかけで不正対策の必要性を認識、トライアルで「O-PLUX」の効果を実感して即導入。以降のチャージバック発生件数はゼロ推移!

チャージバック対策
河淳株式会社様

河淳株式会社様

家庭からホテル、そしてメディカルなどパブリックな領域まで幅広くカバーし、妥協のない高品質な製品づくり、流通、小売りなど多角的に事業を展開する河淳株式会社。「KEYUCA」オンラインショップで、2022年3月より不正検知システム「O-PLUX」をご利用いただいています。今回は、「O-PLUX」導入の経緯やご利用いただいての状況などについて、同社ケユカ事業部ECチームの藤田様と福田様にお話をうかがいました。

高額なチャージバックがきっかけで不正対策の必要性を認識

御社の商品やECサイトについて教えてください。
藤田様:私たちケユカ事業部では、家庭などでご利用いただく製品の企画、開発、設計、製造および小売販売を手がけています。ライフスタイルショップ「KEYUCA」では、「Simple & Naturalに暮らす。」をテーマに、カーテン、家具、キッチン雑貨、食器、バス用品、服飾雑貨など、ケユカでしか手に入れることができないオリジナルデザインの商品を取り扱い、直営店とオンラインショップで展開しています。
作りにこだわったしっかりした家具などを扱っていますので、お客様層としては、先の人生を見据えて気に入ったものを長く使いたいとのお考えをお持ちの方がた、特に35歳~44歳の女性がメインです。
オンラインショップは2014年にオープンして現在に至ります。月間のご注文件数は1万件ほどで、決済方法はクレジットカード払い、Amazon Pay、コンビニ払い、代金引換決済をご用意しています。運営については社内では6名体制であたっています。

河淳KEYUCA オンラインショップ https://www.keyuca.com/shopping/

不正注文を認識されるきっかけとなったできごとがありましたらお聞かせください。
藤田様:2021年の7月から11月の4か月間で、過去に類を見ない金額と件数のチャージバックが発生したことがきっかけですね。狙われたのは今治製の国産タオルなどでした。
お客様に対しては性善説であたっていましたので、チャージバックの連絡を受けたときも「まさかそんな」と構えていましたが、調べてみると「おや?」と思うような同一顧客からの注文が次々と出てきました。そこで初めて、悪意を持って狙ってくる人間がいるのだと認識して、チェックしていこうとなりました。
チャージバックがきっかけで不正対策の必要性を感じられたのですね。チェックはどのようにされていたのですか?
藤田様:同チームの担当者1名が目視で注文情報を確認していました。とはいえ明確な基準は設けていませんでしたので、「この受注はなんだか変だな」と感じた時に内容を見ていた程度です。例えば、週に何回も購入しているとか、商品を一度に大量購入しているなど、個人では考えにくい購入明細が見られた時です。
ただ、こういった手動でのチェックで不正を防ぐのは難しく感じていました。定期的に狙われているわけではありませんでしたが、多くのフィルタをかけて対策するよう上司からの指示もありましたので、DGFTさんに相談して不正検知システムをご紹介いただきました。

複数の不正検知サービスを比較、コスト・性能・フレキシビリティの観点から「O-PLUX」を選択、トライアルを実施

2021年12月に最初のご相談をいただきました。そのころ、「O-PLUX」以外のサービスも検討されていたのでしょうか?
福田様:はい。複数のサービスで比較検討しました。
「O-PLUX」でポイントが高かった点は、当時トライアルができたのは「O-PLUX」だけでありながら、気軽に試せる料金設定だったという点です。導入に関するコスト面でも、イニシャル、ランニングともに私たちの想定していた金額に近いものでした。
トライアルができるサービスも限られていますよね。
福田様:そうですね。それと、「O-PLUX」はデータ連携の方法がCSVとAPIの2種類から選択できて、なおかついつでも連携方法を変更できる点がよかったです。
他社製品の中にはAPI連携のみのところもありますが、現在自社サイトの改修をしていて、簡単にAPIでつなげられない状況です。そのため、CSV連携ですぐに利用開始できるのはとても助かりました。今後社内のタイミングを見て、CSVからAPIでの連携に切り替えていく予定です。
あと、そもそも海外からのアクセスを想定していないので、海外製品よりも国内に特化しているサービスの方がよい、という点もありました。
あらゆる角度から検討されたのですね。「O-PLUX」のトライアルはいかがでしたか。
福田様:不審な注文やチャージバック申請があった注文を意図的に混ぜた過去データを試しで審査にかけましたが、それらがきちんとひっかかっていたのでしっかり拾ってくれると実感しました。そのほかには、使ってみないとわからないのでまわりの評判も参考にして、このタイミングで「O-PLUX」に決定しました。社内的にも、早急な対応をと急かされていましたので、トライアルを始めてから本導入の契約締結まで、2か月かかっているかどうかくらいだったかと記憶しています。

河淳

「O-PLUX」導入以降、いまだチャージバックの発生はなく、ゼロで推移!

たしかに、トライアル実施後速やかに導入されていましたね。稼働してからは、感じられている効果などはございますか?
福田様:2022年3月に利用を開始して4カ月ほどになりますが、この期間、チャージバックはまだ1件も発生していません。効果を実感しています。
それはよかったです!お役に立てているようで安心いたしました。
日々の運用面では、これまであまりチェックされていなかったとのことですし、CSVファイルをアップロードしての審査ですので、工数としては増えているのではないでしょうか。
福田様:おっしゃるとおり日々のルーチンワークは必要ですが、それほど負荷が高いというわけでもありません。それに審査結果がREVIEWの時はそこまで追っていませんし、基本的に、審査結果でネガティブ情報が出てきたときだけ追うことにしています。これも週に2~3件で、その時にお客様に対してご案内のメールを送る程度ですので、こちらもそこまで労力がかかっている感じではないですね。
「O-PLUX」から返却された審査結果の内容によって、運用フローを変えていらっしゃるのですね。
福田様:そうですね。今回このように審査をしてみて、転売目的の注文も一定数あるようだと気づけました。不正注文については月に1~2件といった状況ですが、件数の多寡に関わらず、くるものはすべて防ぐことが大切だと考えています。
突発的に狙われることがなければ、通常はそこまで不正注文は多くないのかもしれませんね。とはいえ、いつ何時「その時」がくるかはわかりませんし、起こってからでは手遅れです。対策しているからこそ容易に近づいてこないとも言えますし、早々に手を引いている部分もあるかもしれません。やはり対策は常に必要ですよね。
次に、日々の運用サポートなど、弊社へのご要望などがあればお聞かせいただけますでしょうか?
福田様:今の状態でとても満足しているので、要望はありません。なにか要望があった方がよいのかもしれませんが…。感想としては、一言でいうとフットワークが軽いので助かっています。こちらからなにか投げかけると、その時空いている方がすぐ動いてくださる感じがとてもよいなと。このまま続けていただけるとありがたいなと思います。
嬉しいお言葉をありがとうございます。サポート面でもご満足いただけているようで安心いたしました。
よろしければ最後に、今後の展望などをお聞かせください。
藤田様:弊社は生活にかかわる様々な良品を販売しています。ECチームでは、お客様の暮らしがよりよくなるお手伝いをするべく、ほかのお店では見つからないような、商品のとても良い点をわかりやすく伝えるため日々心を砕いています。
それが、大きなチャージバックを経験したことで、ご注文に対して疑心暗鬼になり、売れば売るほど心配も増えていく、そんな苦しい場面もありました。しかし今はその点を「O-PLUX」がカバーしてくれていますので、安心してお客様に向き合う時間にかえることができるようになりました。
ですから、これからもより一層お客様のための時間を充実させることで、お客様にとっての「ちょうど良いをつくる」ブランドとして、ものづくりを通して、日々の暮らしを心地よくする商品をお届けしていきたい、そのように考えています。

河淳株式会社 https://www.kawajun.co.jp/

2022年7月29日取材 
※内容は取材時のものです。

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