電子決済とは?利用する上での注意点や使うメリット

不正検知・ノウハウ

「電子決済が便利そうだけどどういったものかよくわからない」
「電子決済を使うにあたって注意することってあるの?」

そういった疑問をお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。

電子決済は今では便利で当たり前のように多くの人が利用しています。

しかし、使用してはいるものの注意すべきことって?といった不安を全く感じない人も少なくはないでしょう。

そこで今回は

  • 電子決済とは何か
  • 電子決済のメリット
  • 電子決済を使うときの注意点

について解説します。

電子決済とは何か

電子決済とは、電子化されたお金を現金を利用しないで電子データのやり取りによって決済をすることです。

口座振替や小切手の使用などもキャッシュレスに含まれますが、私たちの生活の中で身近なキャッシュレスといえば、クレジットカード決済、デビットカード決済やプリペイドカード決済のほかに、Suica、楽天edyといった電子マネーやLINE Pay、PayPayなどのQRコード決済など様々な種類があります。

詳しくは『第4章. 利用するのにおすすめの電子決済5つ』へ読み進めてください。

電子決済は大きくは接触型と非接触型の電子決済に分かれます。

接触型・非接触型ICカード

  • 接触型のICチップ方式
  • 非接触型のICチップ方式

それぞれ解説します。

接触型のICチップ方式

※上の図は小売・サービス業における「接触」対応の主な例です。

「接触型」は表面に接点が露出しており、直接リーダライタと接触させる必要があります。

そのため、接触による表面の摩耗や損傷を受けやすくなります。

原則1万円以上は暗証番号の入力やサインをしなければなりません。

非接触型のICチップ方式

※上の図は小売・サービス業における「非接触」対応の主な例です。

非接触型方式の場合、カードやスマホ内にICチップが入っていて、ここから出る無線電波を読み取り可能な専用の端末によって情報が読み取られます。

新型コロナウイルスの感染を防止しながら、日常生活を取り戻していくための新しい生活様式の中で、「非接触」の電子決済に注目が集まっています。

同じキャッシュレスの中でも、端末装置に直接触れて暗証暗号を入力したり、お店のペンをお借りして署名をしたりする必要のある「接触型ICカード」や「磁気カード」に比べると、衛生面で有利です。

電子決済の便利な面

電子決済には現金払いにはない様々な便利な面があります。

本章では電子決済のメリットとして以下の3つを紹介します。

  • 支払いが楽になる
  • ポイント還元がある
  • 金銭管理がしやすい

順番に解説します。

支払いが楽になる

電子決済が便利なポイントの一番の特徴は現金を持ち歩かなくていいため会計がスピーディということです。

何かと増えて重くなる小銭を持ち歩くこともありません。

スマホやカード1つで決済できてしまいます。

ポイント還元がある

ここ数年はキャッシュレス決済が推奨されており、数多くのキャッシュレスアプリやクレジットカードが存在します。

これらにはポイントが貯まり、貯まったポイントで買い物に利用できるメリットがあります。

カードや決済サービスによって、ポイントの比率・使える場所などが異なるので注意しましょう。

金銭管理がしやすい

電子決済は特に、支出が管理しやすい 電子マネーやスマホ決済は、アプリやWebサイト上で簡単に残高・履歴確認ができます。

いつ、どこで使用したかすぐにわかるので家計管理が楽になるのが便利です。

電子マネーやスマホ決済の多くは、事前にチャージした残高から支払いが行われるプリペイドタイプです。

クレジットカードの場合は、カード利用金額の支払いが発生する支払日のほか、カード利用金額を集計する締め日があります。

締め日と支払日はカード会社によって異なりますので、クレジットカードを利用する際は、最低限、締め日と支払いの確認をしておくようにしましょう。

電子決済の種類 決済方式 支払いタイミング
プリペイド式の電子マネー 前払い 現金による事前チャージ
ポストペイ型電子マネー 後払い 後日、支払日に支払い元から引き落とし
デビットカード 即払い リアルタイムで登録口座から引き落とし
クレジットカード 後払い 後日、支払日に登録口座から引き落とし

電子決済を使う際の4つの注意点

電子決済は非常に便利ですが、その反面で注意すべき点もあります。

本章では以下の4つの注意点について解説します。

  • 財布のひもが緩みやすい
  • プリペイド型電子マネーはチャージ金額に注意する
  • 発行の手間がかかる
  • 種類の多さに迷ってしまう

ルールをつくり、自分に合った決済方法を選ぶことを主眼において有利に電子決済を使用しましょう。

財布のひもが緩みやすい

電子決済は便利な反面、財布のひもが緩みやすく、無駄遣いをしがちになってしまう人が少なくはありません。

なぜなら手元に金銭がないため、お金を使っているという感覚が薄くなってしまいがちになるのです。

また、電子決済には便利な面がたくさんあり、支払いが楽になるだけでなくポイント還元が高いものも豊富なので「今ならポイント~倍」といった広告に引き寄せられてしまうのです。

電子決済で「使い過ぎ」を防ぐために以下を確認しながら利用しましょう。

  • 銀行の残高をチェックする
  • ポイントを目当てにせず必要なものだけを買う
  • 電子決済で使う予算を決めておく

分かっていても管理は難しいかもしれません。

詳細に解説いたします

使い過ぎ防止法1. 銀行の残高をチェックする

現金で買い物をする場合と違い、持っている現金以上に使えてしまうのが電子決済です。

そこでまずはお金の管理方法をチェックすることを重点においてください。

例えば、電子決済の支払いの度にスマホに通知がくるようにして使った額や残高をすぐに確認できるようにするといいでしょう。

すぐに確認できるとお金を使った感覚を確認でき、自然と残高を気にするようになるでしょう。

使い過ぎ防止法2. ポイントを目当てにせず必要なものだけを買う

色々なアプリやカードでポイント還元キャンペーンが行われており、ポイントのためについつい必要でないものまで購入してしまう人もいます。

お得だから買うのではなく、必要なものだから買うという習慣を身に着けておきましょう。

使い過ぎ防止法3. 電子決済で使う予算を決めておく

電子決済で使い過ぎになる原因にオートチャージ機能があります。

QRコード決済などのオートチャージはチャージした残高が一定金額より少なくなったときにクレジットカードや銀行口座から自動的にチャージしてくれる便利な機能ですが、いつの間にか予想していたより遣ってしまっていたということになりがちです。

金銭管理が苦手な人はオートチャージ機能は使わず、毎月決まった額だけチャージするように決めておきましょう。

プリペイド型電子決済はチャージ金額に注意する

プリペイド型電子決済はあらかじめカードに金額をチャージして使えるようになります。

最大いくらまでチャージできるかは電子マネーによって異なります。

注意したいのが以下の点です。

  • 事前にチャージしている分しか使えないこと
  • チャージ金額に上限が設けられているカードもあること
  • 高額商品の活用には向かない

一方でプリペイド型はチャージした金額分しか使えないので遣いすぎを抑制してくれる効果もあります。

発行の手間がかかる

クレジットカードは発行までに時間がかかったりするケースがあります。

プリペイド式カードなどの場合はカードを作るのにお店の窓口や券売機に行ってカードを入手する必要があり、手数料がかかる場合もあります。

発行にかかる処理が面倒くさいという人はQRコード等を使うスマートフォン決済が向いています。

アプリをスマートフォンにインストールして、専用の支払アプリにお金を入金するために、銀行口座やクレジットカード、電子マネーの情報を登録すればすぐに利用できます。

但し、QRコード決済は加盟店のみでしか使えず、まだQRコード決済を導入していない店舗も多いということを押さえておきましょう。

種類の多さに迷ってしまう

電子決済には様々な種類があり、どれを使っていいか迷います。

ですが、利用の用途や使う場所から選べばすぐにどれを使うべきか決まります。

そして、使う電子決済は複数ではなく1つ〜3つほどに絞ることで、ポイントも一元管理できて、「どのカードでポイント貯めてたかな…」などと迷わなくなります。

利用するのにおすすめの電子決済は、以下で紹介している中にあります。

利用するのにおすすめの電子決済5つ

電子決済の種類

電子決済の種類は数多く存在しています。

その中でもみなさんがこれから利用するものを選ぶ際は、みなさんの利用用途や、使う店舗・ショップなどで使えることや、ポイントが多くつくことなどから選ぶことをおすすめします。

以下5つは基本的に利用におすすめですが、すべてを使うかどうか、厳選して使うかどうかは種類・特徴を見て選びましょう。

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • キャリア決済
  • ネットバンク決済
  • QRコード決済

これら5つの種類の違いをまとめたのが以下の表です。

分類 種類 特徴
クレジットカード iD、QUICPayなど ・クレジットカード、デビットカードなどで決済する
・クレジットカードのポイントが貯まる
交通系・流通系電子マネー Suica、PASMOなど ・交通会社が発行している
・日常的に使いやすい
WAON、nanaco、楽天Edyなど ・流通系の会社が発行している
・買物でポイントが貯まる
キャリア決済 NTTドコモ・au・ソフトバンク ・携帯電話料金や通信料金とまとめて支払いできる
ネットバンク決済 各種金融機関 ・各銀行のネットバンク口座を利用して支払いを行える
QRコード PayPay、楽天ペイ、
LINE Pay、d払いなど
・QRコードを提示、または読み取りでの支払いができる
・ポイントの高還元や、個人間送金サービスもある

どの電子決済方法にするか迷われる方は手数料や利用者数等から判断してみることをおすすめします。

電子決済の特徴は以下の記事で詳細に解説しているのでもっと詳しく知りたい!という方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

電子決済の概要と利用する際の注意点について解説しました。

電子決済は非常に便利で

  • 支払いが楽になる
  • ポイント還元がある
  • 金銭管理がしやすい

という利点があり、現在、様々な場面でキャッシュレスが活躍しています。

また、電子決済において経済産業省は、2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%まで上昇させることを目指しています。

しかし、電子決済は便利で普及が広がる一方で身に覚えのない利用をされる危険性など、不正利用があるのも事実です。

不正利用による被害を防ぐ方法は以下の記事を参考にしてください。

\かっこ株式会社独自調査!近年のクレカ不正とは?/

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