不正検知・ノウハウ

企業が対応するべき乗っ取り被害の例5つ!確認方法や対処法を解説

乗っ取りの被害で個人情報が漏洩したニュースは、年に何度も耳にします。

一度乗っ取り被害に遭うとSNSではアカウントが使えなくなるリスクもありますし、会員サイトであればクレジットカード情報を盗まれて悪用されることも多いです。実際に年々クレジットカードの被害額は上がっており、2021年のクレジットカード不正利用被害額は330億円でした。

個人のみならず、企業のアカウントでも十分に気をつけるべき乗っ取り被害の事例が増えています。

この記事では5つのケースに分けて、乗っ取り被害にあってないか確認する方法と対応方法を解説します。ぜひ最後までご一読ください!

なお、乗っ取り被害は「不正アクセス」によるものが増えています。不正アクセス被害後の対応に関して資料にもまとめているので、社内の共有資料としてご活用ください!

\不正発覚した時に企業としてどう対応しますか?/

そもそも乗っ取り被害にはどんな例があるのか

乗っ取り被害と一口に言っても、さまざまな例があります。

たとえばSNSアカウントの乗っ取りであれば、友人から届いたメッセージにあるURLを開いただけで乗っ取り被害に遭うこともあります。いわゆる「乗っ取りDM」と呼ばれる手口です。

また、企業が運営する会員サイトなどでも乗っ取り被害が起きています。個人情報を盗まれてしまうだけでなく、クレジットカード情報を悪用されて別の不正被害に使われてしまうことも多いです。

このように乗っ取り被害は増えており、対応方法を知っておくことが重要となります。

とはいえ、乗っ取られるものによって被害の対応方法は異なります。ここからは、以下5つに分けて乗っ取り被害の確認方法や対応方法を見ていきましょう。

なお、すぐに自分に合った乗っ取り被害の確認・対応法を知りたい方は、以下から気になる乗っ取り被害をクリックしてみてください!

▼個人の乗っ取り被害の対応方法を知りたい方はこちら

▼企業の乗っ取り被害の対応方法を知りたい方はこちら

※クリックするとそれぞれの乗っ取り被害の確認・対応方法までジャンプします

スマートフォンの乗っ取り被害の確認・対応方法

スマートフォンは、今や所有しない人を探すのが困難なほどに普及した端末です。

個人のみならず企業での利用も増えており、乗っ取り被害が起きないか不安な方も多いのではないでしょうか。

ここでは、スマートフォンの乗っ取り被害の確認方法と対応方法を解説します。

乗っ取り被害の確認方法

スマートフォンの場合は「いつもと違う動き」があると、乗っ取られている可能性があります。

具体的には、次のような点がないか確認しましょう。

  • ダウンロードした覚えのないアプリがある
  • 急に動作が遅くなる
  • 急にバッテリーの減りが早くなる
  • データの使用量が急増する

乗っ取られたスマホには、身に覚えのない不正なアプリがインストールされていることがあります。たとえばiPhoneであれば、「AppStore → アカウント → 購入済み」の順で開くと以下のようにインストール順にアプリを一覧化できます。

スクロールして不正なアプリ(インストールした覚えのないアプリ)がないか見てみましょう。

特に動作が遅い、バッテリーの減りが早いなどの他の兆候も見られた場合は、確認してみることをおすすめします。

乗っ取り被害に遭った場合の対応方法

スマホの乗っ取りが疑われる場合、まずはWi-Fiとモバイル通信をオフにして、悪意あるアプリの通信を遮断します。

次に不審なアプリを削除しましょう。iPhoneであればAppStore、AndroidであればGoogle Playストアからインストール履歴を確認できます。

定期的に不要なアプリを削除する習慣をつけておくと、不審なアプリを見つけやすいです。

さらに不安な場合は最終手段となりますが、スマホの初期化をおすすめします。初期化することで不正なアプリやウィルスも一緒に削除できます。

次に、パソコンの乗っ取りが疑われる場合の確認と対応方法を解説します。

パソコンの乗っ取り被害の確認・対応方法

パソコンは仕事で日常的に利用する人も非常に多いですし、個人で情報収集やショッピングに利用することもあります。

パソコンの乗っ取りはスマートフォンと同様に大きな問題につながることもありますので、しっかり確認しておきましょう。

乗っ取り被害の確認方法

パソコンも、スマホと同様に普段と違う動きをするような場合は乗っ取られている可能性があります。

確認方法は次のようなものです。

  • 身に覚えのないアプリやファイルがないか
  • 動作が重い、勝手に再起動する、勝手にカーソルが動くなど、いつもと違う動きがないか

身に覚えのないアプリやファイルがあったり、CPUが異常に高くて動作が重くなったり、勝手に再起動されたりなど、異常な動作がある場合は遠隔操作されている可能性があります。

Windowsの場合は「タスクマネージャー」を開くと、バックグラウンド上で動いているサービスを確認できます。身に覚えのないサービスがないか確認してみると良いでしょう。

乗っ取り被害に遭った場合の対応方法

乗っ取りが疑われる場合、まずは通信を遮断します。Wi-Fiルーターの接続も切って、完全に何も入り込まないようにします。

次にセキュリティソフトでスキャンを行います。セキュリティソフトは最新版にアップデートされているものを使用しましょう。

それでもいつもの動作に戻らない場合は、初期化を行いましょう。

注意点として、データのバックアップにウィルスを持ち込まないように、データを移す前には必ずウィルススキャンを行ってください。

なお、会社で利用しているパソコンで乗っ取り被害に遭った場合は、より丁寧かつ迅速な対応が必要となります。

以下は不正アクセスによる情報漏洩が起きた時の対応の流れですが、乗っ取り被害にあった場合も参考となります。あわせてご一読ください!

次に、TwitterやFacebookなどのSNSアカウントが乗っ取りの被害に遭った場合の対応方法を解説します。

SNSアカウントの乗っ取り被害の確認・対応方法

SNSアカウントが乗っ取られると、自分のアカウントから身に覚えのない投稿が行われていたり、本人になりすまして知人にメッセージを送られたりすることがあります。

アカウントを利用して別の不正に利用されるケースもあるため、乗っ取りがあった場合は早急に対応が必要です。SNSアカウントの乗っ取り被害の確認と対応方法を解説します。

乗っ取り被害の確認方法

SNSアカウントの乗っ取りは、次の方法で確認できます。

  • 自分のタイムライン投稿
  • ログイン履歴
  • DMの送信履歴
  • アカウントの情報変更通知

以上の4つのうち身に覚えのないものがあれば、アカウントが乗っ取られている可能性があります。

乗っ取り被害に遭った場合の対応方法

乗っ取りの可能性がある場合、自分のアカウントにログインできる場合は、すぐにパスワードを変更しましょう。

なお、SNSと連携されたアプリを悪用して乗っ取り被害に遭うことが多いです。連携した覚えのないアプリや、連携を続ける必要のないアプリは連携を解除しておきましょう。

もしパスワードを変更されてSNSにログインできなくなっている場合は、各SNSのヘルプセンターなどから管理元に連絡をして指示に従ってください。

なお、乗っ取り被害に遭ってしまった場合、SNSのアカウントをフォローしているユーザーに伝える手段を残しておくのがおすすめです。

たとえばサブアカウントなどを作っておけば、ログインできなくなった場合でも「乗っ取り被害に遭っていること」を注意喚起できます。

次に、Googleアカウントが乗っ取りの被害に遭った場合の確認と対応方法を解説します。

Googleアカウントの乗っ取り被害の確認・対応方法

Googleアカウントが乗っ取りに遭った場合、次のようなリスクが発生します。

  • 知らない間にGmailでメッセージを送られる
  • Chromeに保存されているクレジットカード情報が不正利用される
  • GoogleドライブやGoogleフォトのデータが流出もしくは削除される

Googleアカウントに多くのデータを紐付けている方は、特に注意が必要です。Googleアカウントの乗っ取り被害の確認方法と対応方法を解説します。

乗っ取り被害の確認方法

Googleアカウントが乗っ取られてないか確認するときは、ログイン履歴を見ることがおすすめです。

「ログイン履歴」は、Googleアカウントのページから確認できます。

具体的に言うと、「セキュリティ」→「すべてのデバイスを管理」に進むと、過去数週間にログインしたデバイスが表示可能です。

同じように「セキュリティ」から「最近のセキュリティ関連のアクティビティ」に進むと、セキュリティ関連のアクティビティを確認することができます。

乗っ取り被害に遭った場合の対応方法

自分のネットワーク以外からのアクセスがあった場合、すぐにログアウトしてパスワードを変更しましょう。

不正者にパスワードを変更されてなければ、Googleアカウントにアクセスすることができます。

もしアクセスできない場合、「アカウントの復元」へアクセスして質問に正確に答えると、アカウントが復旧できることがあります。

アカウントを復元する場合は、普段使っているPCやスマホで、いつも使っている自宅や職場のネットワークを利用してみると復旧できる可能性が高いようです。

では、会員サイトのような機密性の高いサイトが乗っ取りの被害に遭った場合はどうしたらいいのでしょうか。次の項で解説します。

会員サイトの乗っ取り被害の確認・対応方法

会員サイトが不正アクセスの被害に遭って個人情報が流出した場合、非常に大きなリスクが発生します。

顧客からの信頼が失墜しますし、漏洩の原因の調査やシステムの改修などに費用が発生します。

まずは、乗っ取りの被害に遭っていないか確認する方法から解説します。

乗っ取り被害の確認方法

会員サイトが乗っ取られていないか確認する方法は、以下の2つです。

  1. 不正なIPアドレスでアクセスされてないか確認する
  2. ログイン回数が著しく多いユーザーがいないか確認する

特に重要なのは、不正なログインを確認することです。たとえばアクセス解析ツールの「Googleアナリティクス」を導入していれば、アクセスしているIPアドレスの一覧を確認できます。

自社で利用しているIPアドレス以外のアクセスがあった場合は、不正アクセスの疑いがあるでしょう。

また「総当たり攻撃」などで、同じIPアドレスから何度もパスワードを変えてログインを試みるケースもあります。同じIPアドレスから短時間で集中的なアクセスがないか、Googleアナリティクスのデータを見ると良いでしょう。

なお、「不正なアクセスが起きてるのか確認するのが大変そう……」と思った方は、O-MOTION(不正アクセス検知システム)のトライアルがおすすめです!

  • 1日あたりどれくらいの不正アクセスが発生しているか
  • どんな手口での不正アクセスが発生しているか

などを確認できるだけでなく、状況をレポートを作成しております。以下からお気軽にお問い合わせください!

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乗っ取り被害に遭った場合の対応方法

乗っ取り被害に遭った場合は、以下の流れで対応します。

  1. サイトへのアクセスを遮断する
  2. 乗っ取り被害に遭った証拠を補完する
  3. 事実関係の整理する
  4. 関係機関に相談する
  5. 自社HPで報告する

まずは通信を遮断します。「メンテナンス中」などのページを用意して、サイトにアクセスできないようにしましょう。

その上で事実確認を整理し、最寄りの警察署やサイバー犯罪相談窓口などに相談する流れとなります。なお、情報漏洩などの事実がわかった場合は、個人情報保護委員会で義務化されているため自社サイトなどで報告が必要です。

被害直後の対応が終わったら、再発防止に向けて準備を進めていきましょう。具体的に言うと、以下の流れがおすすめです。

  1. 被害の公表・謝罪
  2. 対策室の設置
  3. 被害全容の把握
  4. 再発防止策の実施

なお、上記の具体的な流れについては、資料・Web記事でそれぞれまとめております。あわせてご一読ください!

▼社内で共有しやすい資料はこちら!(セキュリティ教育にも活用可能)

\不正発覚した時に企業としてどう対応しますか?/

▼Web記事で見たい方はこちら!

なお「乗っ取り被害が起きる前に対策を講じたい」と思った方には、不正アクセス検知システム「O-MOTION」がおすすめです。詳しく見ていきましょう。

会員サイトの乗っ取り被害対策には「O-MOTION」が効果的

「O-MOTION」は、不正アクセスを検知するクラウドサービスで、乗っ取り被害につながるなりすましログインを識別して検知することが可能です。

O-MOTIONは、独自のデバイス情報・操作情報を駆使し、不正を判定します。

ログイン情報の盗用による不正アクセスのような、一見正しいIDやパスワードによるアクセスでも、本人になりすました不正者によるアクセスを検知することが可能です。

またO-MOTIONなら、検知した不正ログイン、または不正と疑われるログインにのみ2要素認証を実施することができます。そのため、通常のユーザーの利便性を落とすことはありません。

▲O-MOTIONで不正ログインへ対処する流れのイメージ

安価に利用できるトライアルでは、実際に不正が起きているのかレポートを作成することも可能です。以下からお気軽にお問い合わせください!

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まとめ:乗っ取りの被害を未然に防ぐことができる対策をしよう

以前は、不正アクセスによるアカウントやサイトの乗っ取りは、OSやセキュリティソフトの更新をきちんと行えば問題ないと考える人が多くいました。

しかし現在乗っ取りの手口は巧妙化しており、一見普通のIDやパスワードで悪意ある第三者にアクセスされてしまい、以前の方法では防ぎようがないケースも増えています。

まずは自社で不正アクセスが起きていないか、診断するところから始めてみませんか?

不正アクセスの状況を確認したい方は、以下からO-MOTIONのトライアルをご活用ください!

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