消費者向け

メルカリでブランド品の正規・偽物を見分ける方法3選|偽物を買わないために

メルカリ 偽物買わない

メルカリでは、正規のブランド品がお得な価格で出品されています。

しかし、なかには偽物のブランド品を取り扱う悪質な出品者が潜んでいるのも事実です。

そこで本記事では、下記の内容をまとめました。

  • メルカリで偽物のブランド品が出品されている現状
  • メルカリで偽物のブランド品を買わない(見分ける)方法
  • メルカリで偽物のブランド品を購入してしまった場合の対処法

メルカリでブランド品の購入を検討している方は、買い物の失敗を避けるためにもぜひ最後まで記事をご覧ください。

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【要注意】メルカリには偽物のブランド品も出品されている


メルカリは誰もが利用できる便利さがある反面、なかには偽物のブランド品が出品されていることもあります。

メルカリの公式サイト上では、偽物のブランド品の出品を禁止する旨が掲載されていますが、未だに偽物のブランド品は出品されてしまっているのが現状です

【偽物のブランド品に関するメルカリ公式サイトでの記載】

メルカリでは、ブランド品の偽物や正規品と確証がない商品の出品を禁止しています。

ブランド品の偽物を販売、譲渡する行為は商標法、意匠法、著作権法などの法律で禁止される違法行為であり、懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰が科される可能性があります。

偽物の出品は絶対におやめください。正規品かどうか不確かな場合も出品をご遠慮ください。

※引用:メルカリ

購入者が騙されないためには、メルカリで偽物のブランド品を買わない(見分ける)方法を事前に知ったうえでの対策が重要です

次章で見分け方を詳しく解説します。

メルカリで偽物のブランド品を買わない(見分ける)方法3選


メルカリで偽物のブランド品を買わない(見分ける)方法は、主に次の3つです。

  1. 「悪質な出品者の特徴」に当てはまらないか確認する
  2. 入手ルートを尋ねる
  3. SNS上の「騙された人の投稿」を参考にする

偽物のブランド品を購入しないためにも、見分けるポイントを押さえましょう。

【方法1】「悪質な出品者の特徴」に当てはまらないか確認する

メルカリには一部「悪質な出品者」も存在し、彼らは次のような特徴を持っている傾向があります。

これらの特徴に注意を払うことで、偽物のブランド品を購入する確率が下がります

悪質な出品者の特徴備考
購入者からの評価が悪い
  • 過去の取引相手の評価やメッセージを確認すると信用性が判断できる
  • 悪質な出品者の場合、評価に「コピー品が届いた」など偽物が出品された内容が書かれていることがある
販売価格が相場から乖離している
  • ハイブランドの販売価格は下がりにくいため、極端に安価で売られている商品は警戒が必要である
発送までの期間を長めに設定してある
  • 発送までが遅い場合は、無在庫転売をおこなっているおそれがある
    ※無在庫転売とは、在庫を持たずに出品をおこない、売れたら仕入れをする方法。メルカリでは違反とされている行為である
ブランド品に関する説明や写真が不足している
  • 出品されている商品の説明が曖昧である
  • オリジナル写真ではなく、ネットから拾ったような写真を掲載している
  • ロゴの部分がはっきりと写っていない
  • シリアルナンバーや購入時のレシート写真が掲載されていない
同じブランド品を複数出品している
  • 偽ブランド品を大量に保有しているおそれがある
  • すべての出品者が悪質な出品者ではないが、警戒が必要である
コメントや質問を受け付けていない
  • コメントや質問を受け付けていない場合は、疑わしい出品者のおそれがある
  • 良い出品者は、コメントや質問に丁寧に答えてくれる

これらに当てはまらないか、事前によくチェックしてみてください。少しでも「怪しい」と感じたら、その出品者からは購入しないようにしましょう。

【方法2】入手ルートを尋ねる

販売経緯が商品説明に記載されていない場合は、出品者に入手ルートを尋ねることも大切です。

尋ねた際に、下記のような返答がある場合、偽物が混入しているおそれもあるため、取引のキャンセルをおすすめします。

  • 友人から貰った
  • 海外で購入した
  • 並行輸入で購入した
  • オークションで購入した

一方、商品説明に正規店などと記載されていれば、偽物のブランド品ではない可能性が高まります

ただし、入手ルートの情報だけで確実に信頼できるとは限りません。

前述した「悪質な出品者の特徴」に当てはまらないか確認しつつ、安心して正規品を購入できると判断した際に注文するとよいでしょう。

【方法3】SNS上の「騙された人の投稿」を参考にする

X(旧Twitter)などのSNSでは、騙された人の投稿が挙げられていることもあります。それらの投稿を参考に、偽物のブランド品でないか判断するのも一つの手です。

前提として、悪質者は過去と似たような手口で偽物のブランド品を出品することがあります。購入者は、騙された人の投稿を事前にみておくことで、同様の被害に巻き込まれるリスクを軽減できるのです。

騙された人の投稿を見ることで、同じような被害に遭いそうになった際も「これは偽物かもしれない」と警戒心を高められます。

メルカリで偽物のブランド品を購入してしまった場合の対処法3選


ここでは、メルカリで偽物のブランド品を購入してしまった際の対処法を3つ紹介します。

  1. 出品者にメッセージを送る
  2. 事務局に相談する
  3. 専門業者や正規店に鑑定を依頼する

万が一、メルカリで偽物のブランド品を購入してしまった時に備えて、対処法を知っておきましょう

【対処法1】出品者にメッセージを送る

偽物のブランド品が届いた場合、最初におこなうべきは、出品者にメッセージを送信して返品できるか確認することです。

なかには、出品者が偽物を出品していることに気づいていないだけのケースもあるかもしれません。

購入者としては、冷静に「偽物の可能性があると判断した根拠」と「自身の要望(返品・返金)」を伝えます

もし出品者が返品に合意した場合、次の手順で返品に向けた手続きを進めてみてください。

【偽ブランド品の返品手順】

  1. 取引メッセージで返送先の住所や返品時の送料負担について確認する
  2. 出品者に商品を返送する
  3. 出品者の元に商品が到着したのを確認した後、キャンセル申請をする
  4. 事務局の対応を待つ
  5. 支払い方法に応じて購入者に返金されたことを確認する

※参考:メルカリ

注意点として、偽物ブランドが届いたなど問題が生じている場合は、受取評価をしないようにしましょう

受取評価をすると取引が完了し、キャンセルができなくなるおそれがあります。

また、返品ではメルカリ便が利用できないため、トラブルを避けるためにも「追跡サービスのある配送方法」の選択がおすすめです。

【対処法2】事務局に相談する

24時間経過しても出品者から返答がない、もしくはメッセージだけでは解決できない場合、メルカリの事務局に相談しましょう。

偽物のブランド品を購入していると事務局側が判断した場合、取引をキャンセルしてもらえます

【出品者への事務局の対応】

あんしん・あんぜんに取引いただけるよう、メルカリではブランド品の偽物や正規品と確証がない商品の出品を禁止しています。

「事務局で禁止出品物に該当する商品を確認した」または「お客さまの報告を受け禁止出品物に該当する可能性があると判断した」場合、適宜商品削除や出品者の利用制限、取引キャンセル等の措置を行っております。

該当の出品者に対する個別の対応内容についてはご案内いたしかねますが、すべてのお客さまが快適にメルカリをご利用いただけるよう対応を進めてまいります。

引用:メルカリ

ただし、事務局に相談したからといって、必ず取引をキャンセルしてもらえるわけではありません。

【対処法3】専門業者や正規店に鑑定を依頼する

自身が偽物かどうかを判断できない場合、買取店や質屋でブランド品の鑑定を依頼するのも一つの手です。

こうした店舗に依頼すると、専門知識や経験を持ったスタッフが本物かどうか見極めてくれます

ただし、買取店によっては、鑑定を誤るおそれもあることを念頭に置かなければなりません。

※通常、リサイクルショップよりもブランド買取店のほうが鑑定の精度の高さを期待できます。

また、ブランドの正規店で鑑定してもらう方法もあります。正規店では通常、鑑定をおこなっていません。しかし、正規品のメンテナンスや修理はおこなっているため、依頼をすることで商品が本物か偽物かを判断してくれるケースがあります。

ここまで、一般の消費者向けに、偽物のブランド品を見極める方法や対処方法について解説しました。次に、企業が取り組むべき「悪質な転売ヤーへの対策」について紹介します。

企業は悪質な転売ヤーへの専門的な対策が欠かせない


メルカリのようなフリマアプリが台頭し、誰もが気軽に商品の売買をしやすくなりました。

そこで企業に求められるのが、悪質な転売ヤーへの専門的な対策です。

そもそも自社商品を転売されてしまうと、次のようなリスクを被るおそれがあります。

【自社商品を転売されることで起こり得るリスク】

  • 転売された商品は品質の担保が難しくなり、劣悪な商品が出回ることで企業や商品のイメージが悪くなる
  • 転売ヤーが正規店より低い価格で販売することにより、正規店での売上が落ちる
  • 転売しやすい商品として転売ヤーに認知されてしまう
  • 転売対策に追われてしまう

上記の課題に対処するために「購入者情報の分析」や「出品停止の依頼」など、悪質な転売ヤーへの対策は複数考えられます。

しかし、通常業務に加えてすべて自社だけで対応するのは大変です。

また、「注文データを確認しても、転売ヤーによる注文かどうか正確に判断することは難しい」という側面もあります。

そこでおすすめなのが、不正注文検知システムの導入です。

たとえば、かっこ株式会社の「O-PLUX」では、悪質な転売目的での大量購入や買い占め行為などを未然に防げます

具体的には、注文データをもとに通常の注文か不正注文かを判定することが可能(※)です。

※O-PLUXは、注文に不審な点がないか複数の要素(デバイス情報や行動分析など)でリアルタイムに解析します。

また、「O-PLUX」は導入企業で発生した不正データをリアルタイムで共有するため、日々巧妙化する最新の不正手口に対応できる点も特徴です。

累計110,000サイトを超え、国内No.1の導入実績を誇る「O-PLUX」の詳細が気になる方は、下記のバナーをクリックのうえサービス資料をダウンロードしてください。

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まとめ:メルカリで偽物のブランド品を買わない方法を知って失敗を避けよう


本章では、メルカリで偽物のブランド品を買わない(見分ける)方法と、誤って偽物のブランドを購入してしまった場合の対処法について解説しました。

メルカリは誰でも出品できるため、なかには偽物のブランド品が混ざっていることもあります。

メルカリで偽物のブランド品を買わない(見分ける)ための主な方法は、次の3つです。

  1. 「悪質な出品者の特徴」に当てはまらないか確認する
  2. 入手ルートを尋ねる
  3. SNS上の「騙された人の投稿」を参考にする

これらの方法を活用することで、偽物のブランド品を購入するリスクを減らせます。

また、悪質な転売ヤーに対する企業側の対策も重要です。

下記の記事では、転売屋(転売ヤー)対策に効果のある方法を12個紹介していますので、あわせてご覧ください。

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