ニュース・業界動向

  •  PR 

ネットショップでの買い物は不安?安全にECで買い物をするためのポイントや解決策

ネットショップ

「ネットショップで買い物をするのは不安」
「ネットショップは信用できるの?」

とネットショップ(EC)で買い物をすることに、多くの方が不安を感じたことがあるでしょう。

数あるネットショップの中には、残念ながら詐欺サイトも存在しますし、正規サイトでもトラブルが発生する可能性もあります。

しかし、ネットショップは利用しないと勿体ないほど便利なツールで、生活に上手く取り入れていけば今よりも生活しやすくなるでしょう。

本記事では、

  • ネットショップの仕組み
  • ネットショップで買い物をするのが不安な6つの理由と解決策
  • 気を付けるべき怪しいネットショップ

などを解説していきます。

本記事を最後まで読んでいただければ、今後安心してネットショッピングを楽しむことができるようになります。

ネットショップの仕組み

まず初めに、ネットショップの仕組みから説明します。

多くのネットショップでは、「Webサーバ」と「データベースサーバ」が連携しており、2回目以降のショッピングはワンクリックで商品を購入できるようになります。

ネットショップの仕組み図

例えば、最初の購入で個人情報やクレジットカード情報を入力していれば、2回目以降は送り先や支払方法に変更がなければ購入ボタンを押すだけで商品購入が完了するという仕組みです。

ECとは、ネット通販とも言われており、インターネット上で商品やサービスの売買を行う取引のことです。

安全に使えるネットショップの4つの特徴

安心してネットショップで買い物をしたい場合は、安全に使えるネットショップの特徴を知っておくといいでしょう。

 ▼安全に使えるネットショップの特徴
・名の知れた大手ECモールのショップ(楽天市場やAmazonなど)
・支払方法の選択肢が多い
・住所や電話番号の記載がある
・商品の説明が細かくされている

やはり安心できるのは、名の知れた大手ECモールのショップです。

ECモールとは、複数のブランドや店舗が1つの大きなサイトに集まって出店する形式のことです。

例えば、皆さんのよく知っている大手ECモールを挙げると、

  • 楽天市場
  • Amazon

などがあります。

大ECモールの場合は、トラブルが発生してもきちんと補償してくれるのが安心できるポイントの1つです。

大手ECモール 補償内容

※引用:楽天あんしんショッピングサービスとAmazonマーケットプレイス保証

そして、安全に使えるネットショップかどうか見極める際に、支払い方法の選択肢にも注目してみましょう。

例えば、後払いを含めた幅広い支払い方法を選択できるショップは、購入者への配慮を徹底している安全性が高いショップであると言えます。

しかし、前払いしか選択できない場合は、代金だけを騙し取って商品を送るつもりがない詐欺サイトの可能性が高いです。

さらに、住所や電話番号の記載の有無も安全性を確かめる大きなポイントです。

ほとんどの安全なネットショップは、お客様がいつでも連絡できるように電話番号を含めたお問合せ情報がきちんと記載してあります。

ネットショップで買い物をするリスク

ネットショップでの買い物は、クレジットカード情報が漏れて第三者に不正利用されるリスクがあります。

しかし、ルールを守りきちんと運営されているネットショップでは、基本的にクレジットカード情報が漏洩することはありません。

なぜならば、EC事業者は割賦販売法によりクレジットカード情報の非保持化が義務付けられているからです。

▼クレジットカード情報の非保持化
事業者が保有する機器・ネットワークでクレジットカード情報を保存・処理・通過しないこと

そのため、本物に似せた詐欺サイトや不正注文対策を全く行っていないネットショップでない限り、それほど心配する必要はないでしょう。

クレジットカード情報が漏洩するパターンとして、WebサービスでのID・パスワードの使い回しが原因であることも多いです。

Webサービスごとに別々のID・パスワードを設定することで、クレジットカードの不正利用を防ぐことに繋がります。

危険なネットショップの特徴は、『3章. こんなネットショップには気を付けて!』で紹介していますので、そちらもチェックしてみてください。

どれくらいの人がネットショップを利用している?

ここからは、実際にどれくらいの人がネットショップを利用しているかについて触れていきます。

結論として、ネットユーザーは日々増え続けており、それに比例してネットショッピングの支出額も毎月増えています。

ネットショップの利用状況は、総務省統計局が発表している以下の図をご覧ください。

ネットショップ 利用状況

※引用:家計消費状況調査ネットショッピングの状況について|総務省統計局

ネットショッピング利用1世帯当たりの支出額は、2023年5月は42,120円で前年の同月よりも3,068円増えているのが分かります。

ネットショッピングの支出額が毎年増え続けている背景には、商品だけではなく様々なサービスまでもが買えるネット社会の拡充にあると言えるでしょう。

ネットショップで買い物をするのが不安な6つの理由と解決策

「ネットショップで買い物をするのが不安」

と思っている方たちの中には、以下のような理由がありませんか?

  • 商品のイメージが分かりづらい
  • 送料がかかる
  • セキュリティ面が不安
  • 信頼できるお店か判断できない
  • 配達に時間がかかる
  • 購入情報から案内メールが大量に届く

ネットショップでの買い物は、便利である一方である程度の不安は誰もが感じています。

しかし、ネットショップでしか出会えない商品も数多くあり、私たちのニーズを叶えてくれるのはネットショップの最大の魅力でしょう。

それでは皆さんが感じる不安な理由と、その解決策を見ていきましょう。

【理由1】商品のイメージが分かりづらい

ネットショップでは、手に取って商品を選ぶことができないため商品のイメージが分かりづらいと感じるでしょう。

届いた商品が想像していた商品と違ったというケースは、ネットユーザーの多くの方が経験しています。

【解決策】
・返品交換が無料のショップを選ぶ
・商品の口コミをチェックして商品の特徴を把握する(標準よりもサイズが大きめなのでワンサイズ上げた方がいいなど)

【理由2】送料がかかる

ネットショップでは、送料がかかることに不満を感じている方は少なくありません。

送料無料と記載してあっても、実際は正規値段に送料を上乗せして金額設定してあるケースもあります。

さらに安価な商品の場合は、商品代金よりも送料の方が高くなることもあります。

【解決策】
ポイント倍増や半額セール時期を狙う
・選択肢がある場合はメール便を選択する(メール便は無料としているショップも多い)

【理由3】セキュリティ面が不安

Webサイトに登録した個人情報が漏洩しないかと、セキュリティ面に不安を感じることもあるでしょう。

実際に、セキュリティの脆弱性を狙った不正者がWebサイトに侵入してお客様の個人情報が漏洩するケースも発生しています。

近年クレジットカードの不正利用被害が多発しており、国はネットショップを運営するEC事業者に不正対策を行うように義務付けていますが、クレジットカードの不正利用被害額は年々増え続けているのが現状です。

【解決策】
大手ネットショップを選ぶ(補償やサポート体制が充実しているため)
クレジットカード情報を入力しない

【理由4】信頼できるショップか判断できない

初めて名前を聞くショップは、信頼できるショップかどうかを判断するのは難しいでしょう。

まだ開設したばかりのショップは認知度も低いため、判断材料となる口コミも少ないのは仕方のないことです。

【解決策】
大手ネットショップを選ぶ
・記載してある連絡先に一度連絡を入れてみる(連絡先に繋がるかどうかや対応によって信頼できるか判断する)

【理由5】配達に時間がかかる

ネットショップで商品を購入すると、発送準備や配送に時間がかかるのは仕方がないことでしょう。

発送予定に「営業時間内1~2日以内に発送」と記載されていても、届くまでに1週間以上かかったということもよくあります。

特に海外から輸入してくる商品の場合は、想像以上に時間がかかってしまうこともあるでしょう。

【解決策】
・時間に余裕を持って注文する
・ショップに問い合わせてどれくらい時間がかかるのかを予め確認しておく(発送予定の記載内容と異なることがあるため)

【理由6】購入情報から案内メールが大量に届く

商品を購入する時に、ほとんどのWebサイトで個人情報を入力します。

入力したメールアドレスに、ショップから案内メールが大量に届くのはよくあるパターンです。

1つずつメールを削除するのは面倒ですし、案内メールの中に大事なメールが埋もれてしまうこともあるでしょう。

【解決策】
・購入画面のメルマガ配信希望欄で希望しないを選択する
・案内メールの配信停止依頼をする

こんなネットショップには気を付けて!

危険な詐欺サイトには、危険だと判断できるポイントがいくつか存在します。

以下は、消費者庁が発表している詐欺サイトの特徴です。

詐欺サイトを見分けるポイント

※引用:インターネット通販トラブル|消費者庁

  • サイトURLが不自然
  • 旧字体が混じっている
  • 極端に値引きされている
  • 支払方法が前払いのみ
  • 住所の番地が記載されていない
  • 電話番号の記載がない
  • 不自然な日本語表記がある

など、詐欺サイトには明らかにおかしいと思う表記がされていることが多いため、これらのポイントをぜひ覚えておきましょう。

以下では、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

1. サイトURLが不自然

サイトURLの文字列に違和感を感じた時は、念のためそのサイトの口コミを確認してください。

ちゃんとした良い口コミが書かれているようなら正規サイトですし、詐欺だと訴えるような悪い口コミが書いてあれば詐欺サイトと判断していいでしょう。

個人ではURLに違和感を感じるのは少し難しいため、大手サイト以外は全て口コミをチェックして安全性を確かめてから商品を購入するのがおすすめです。

2. 旧字体が混じっている

字体(フォント)に通常使用されない旧字体が混じっている時も、詐欺サイトだと疑うべきです。

旧字体は中国語などで使われている漢字のため、中国人が正規サイトを装って作っている詐欺サイトだと考えられます。

ネットショップで買い物をする時は、商品の説明内容をしっかりと読むことで詐欺サイトだと気づくことができます。

3. 極端に値引きされている

正規価格から極端に値引きされているブランド品の場合も、注意が必要です。

高価なブランド品が正規価格よりも80~90%オフされていたら、誰もがそのお得さに商品購入を検討するでしょう。

しかし、新品のブランド品が80~90%で売られることはありません。

極端な値引きがされている時は、偽物であるか、そもそも商品を送るつもりがないケースがほとんどです。

4. 支払方法が前払いのみ

支払方法の選択肢が、前払いしか選択できない場合も詐欺サイトである可能性が高いです。

詐欺ショップ 支払方法

全く違う安価な商品を送りつけたり、そもそも商品を送らずに代金を騙し取るといった被害が発生します。

正規サイトでは、お客様が幅広い支払方法を選択できるように準備しているネットショップがほとんどです。

支払いが前払いしか選択できないショップでは、絶対に商品を購入しないようにしましょう。

5. 住所の番地が記載されていない

住所が番地まで記載されていない場合も、詐欺サイトである可能性があります。

正規サイトのショップでは、住所を番地までしっかりと記載しますが、詐欺サイトの場合は架空の住所を設定していることが多いので番地まで記載しないことがあります。

さらに、県や国名が外国のように末尾に記載してある場合も詐欺サイトだと疑っていいでしょう。

6. 電話番号の記載がない

ショップ情報の中に、電話番号の記載がない時も詐欺サイトだと疑った方がいいでしょう。

正規サイトのショップでは、お客様がいつでも商品に関する問い合わせできるように電話番号や営業時間の記載は必ずしています。

電話番号が記載されている詐欺サイトも存在するため、少しでも違和感を感じるサイトでは記載されている電話番号に確認の連絡をしてみるのもおすすめです。

7. 機械翻訳したような不自然な日本語表記がある

不自然な日本語表記になっている時も、詐欺サイトだと疑うべきです。

外国人が詐欺サイトを作る時、正規サイトの文章をそのまま機械翻訳しているため不自然な日本語表記になってしまうことがあります。

明らかに日本人が書いていない文章や、言葉遣いがおかしいと感じた時はサイトの口コミを調べて詐欺サイトか判断するようにしましょう。

ネットショッピングのトラブルは相談窓口へ

「詐欺サイトで商品を購入してしまった」
「詐欺サイトか見分けがつかないから商品を購入しようか迷っている」

このようなネットショッピングのトラブルや不安事は、「消費者ホットライン188番」に連絡をしましょう。

消費者ホットライン188番はこちらからお問合せください。

クレジットカードの登録や料金の前払いが不安な場合は?

クレジットカード情報の登録や、前払いで支払うのが不安に感じる方もいるでしょう。

特に、「クレジットカードを不正利用された」「ネットショップでトラブルに巻き込まれた」などの経験がある方は、ネットショップの信頼は底ついていることでしょう。

今後安心してネットショップを利用するためには、

  • 後払い決済を使う
  • 代引きを選択する
  • 安全性が高い大手モールで購入する

ことで、ネットショップでの買い物に対する不安を払拭することができます。

それぞれどのようなメリットがあるのか詳しく解説していきます。

後払い決済を使う

後払い決済は、届いた商品を確認してから支払いができる安心な決済方法です。

後払い決済の仕組みは以下のようになっています。

後払い決済 仕組み図

後払い決済の最大のメリットは、支払いよりも先に商品を確認できるため詐欺に引っかかるリスクが低いということです。

詐欺サイトを見分ける自信がない方や、ネットショップで買い物をするのが不安な方は後払い決済を導入しているショップで購入するといいでしょう。

後払い決済のメリット・デメリットは以下の記事で詳しく解説していますので、本記事と併せて読んでみてください。

代引きを選択する

代引きでの支払いは、商品が届かないといったリスクがなくなる比較的安全な支払方法です。

届いた商品が実は偽物だったというトラブルを防ぐためにも、届いた商品をその場で確認してから支払うこともできます。

しかし、代引きには手数料がかかることは覚えておきましょう。

安全性が高い大手ECモールで購入する

詐欺サイトの存在が怖くてネットショッピングに不安がある場合は、大手ECモールでのみ商品を購入しましょう。

大手ECモールであれば安全性は高いですし、万が一トラブルが発生しても補償をしっかりと受けられるメリットがあります。

例えば、

は誰もが知る大手ECモールであるため、安全にネットショップを楽しむことができるのでおすすめです。

まとめ

ネットショップで買い物をする不安は、誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

しかしネットショッピングは、ポイント還元があるためお得に買い物ができたり、足を運んで購入する手間がなくなるメリットは大きいです。

安全にネットショップで買い物をするためには、安全なネットショップと危険なネットショップをある程度見分けることができるようにしましょう。

▼安全なネットショップの特徴
・名の知れた大手ECモールのショップ(楽天市場やAmazonなど)
・支払方法の選択肢が多い
・住所や電話番号の記載がある
・商品の説明が細かくされている

▼危険なネットショップの特徴
・サイトURLが不自然
・旧字体が混じっている
・極端に値引きされている
・支払方法が前払いのみ
・住所の番地が記載されていない
・電話番号の記載がない
・不自然な日本語表記がある

 

それぞれ覚えておくことで、より安心してネットショップでの買い物を楽しむことができるでしょう。

大手ECモールのショップ以外で買い物をしたい場合は、まずは口コミをチェックして安全性を確認しておくのもいいでしょう。

皆様がより安心してネットショップで買い物ができるように、当サイトを運営するかっこ株式会社は今後も不正注文検知システムの開発・提供に尽力していきます。

ピックアップ記事

  1. 不正検知サービスは無料で利用できる?選ぶポイントやコストを抑えて導入できるサービ…
  2. 不正アクセスとは?主な4つの手口と対策、被害事例を紹介
  3. 不正アクセスを検知する「不正検知システム」とは?
  4. eKYCとは?注目が集まる3つの理由や、メリット・デメリットを解説!
  5. 不正アクセスの件数は実際どのくらい?総務省のデータを元に徹底解説

関連記事

  1. えきねっと 迷惑メール

    ニュース・業界動向

    【注意】えきねっとになりすました偽メールはフィッシング詐欺!公式通知との見分け方は?

    「えきねっとから来たメールは迷惑メール?」「最近ログインしてなかっ…

  2. ドジャース大谷翔平の試合を観戦するには?
  3. 不正検知・ノウハウ

    【QR決済の動向】QRコード決済は今後も増加が見込める形に

    日本政府はコード決済を含むキャッシュレス決済を推進しています。…

  4. Omiai 不正アクセス
  5. ニュース・業界動向

    BNPLとは?仕組みやメリット・デメリット、クレジットカードとの違いを解説

    BNPL(バイナウペイレーター)とは、後払い決済サービスです。…

EC不正事業者セルフチェックシート
漫画3匹の子豚でわかるどこよりもわかりやすいWebセキュリティ入門
漫画ウサギとカメでわかるどこよりもわかりやすいEC不正注文対策 無料ダウンロード

おすすめ記事

  1. チャージバックとは?不正が起こる原因と事業者が行うべき5つの…
  2. 【2024年最新】クレジットカードの不正利用被害は過去最高額…
  3. フィッシングサイトを検知する3つの方法!企業が受ける被害例も…
  4. 3Dセキュア2.0を導入後も不正注文対策は必要!理由とおすす…
  5. QRコード決済は危険?不正利用される原因や安全に使える電子決…
漫画3匹の子豚でわかるどこよりもわかりやすいWebセキュリティ入門

お役立ち資料

いざという時に。不正アクセス被害後の対応手順マニュアル
  1. 不正注文 確認方法

    不正検知・ノウハウ

    これって不正注文?確認方法と確認ステップ【メール例文あり】
  2. 3Dセキュア

    3Dセキュア2.0を導入後も不正注文対策は必要!理由とおすすめの不正検知システム…
  3. SNSのなりすまし

    不正検知・ノウハウ

    SNSのなりすましは罪になる?なりすまし行為をしてはいけない理由や逮捕事例を紹介…
  4. 不正検知・ノウハウ

    サイバー攻撃への対策5選!被害事例や対処法も解説
  5. セキュリティ用語

    フィッシングサイトとは?偽物と公式の見分け方や被害事例、情報流出を守る方法も解説…
PAGE TOP