不正検知・ノウハウ

クレジットカードの暗証番号とは?忘れた場合の対処法や設定方法を解説

クレジットカードの暗証番号は、カード所有者であることを証明するためのもので、店舗での決済時やキャッシングの利用時などに必要です。

第三者に漏洩させないよう適切に管理することが求められますが、もし暗証番号を忘れた場合でも対処法は存在します。

本記事では、

  • クレジットカードの暗証番号とは何か
  • クレジットカードの暗証番号が必要・不要なケース
  • クレジットカードの暗証番号を確認する方法
  • クレジットカードの暗証番号を忘れた際の対処法

などを解説しますので、ぜひ最後までご一読ください。

「クレジットカードの暗証番号を確認する方法」を今すぐ知りたい方は、下記をクリックしてください。

>>クレジットカードの暗証番号を確認する2つの方法

クレジットカードの暗証番号とは?

クレジットカードの暗証番号は、カードの所有者であることを証明するために必要なものです。

一般的には「PINコード」と呼ばれ、カード申し込み時に設定した4桁の数字を指します。

クレジットカード決済をする際、サインもしくは暗証番号の入力を求められるケースがほとんどです。

しかし、暗証番号はカードに直接印字されていないため、忘れないように利用者自身が対策しなければなりません。

一部のカード会社では、任意の暗証番号を発行している場合もあり、その番号はハガキなどで通知されることがあります。

暗証番号は、カードの安全性を確保するために欠かせないものです。そのため、第三者に漏洩させないよう適切に管理することが求められます。

クレジットカードの暗証番号が必要・不要なケースの例

クレジットカードの暗証番号が必要なケースは、下記のとおりです。

【クレジットカードの暗証番号が必要なケースの例】

  1. カード専用端末が設置された店舗での決済時
  2. キャッシングの利用時
  3. カード会社のコールセンターでの本人確認時

店頭での決済時以外にも、カード所有者であることを確認する必要があるときに、暗証番号が求められます。

一方で、決済のなかでも下記のケースに当てはまる場合には、クレジットカードの暗証番号は不要です。

【クレジットカードの暗証番号が不要なケースの例】

  1. インターネットショッピングでの決済時
  2. 「サインレス決済」の店での決済時
  3. 手書きのサインのみで決済できる場合(※)

※一定の上限額を超える支払い時には暗証番号の入力やサインが必要なケースもあります。

たとえば、高速道路の料金所やコンビニでの決済時など、暗証番号の確認で行列ができるのを避けるために「サインレス決済」を導入していることがあります。

クレジットカードの暗証番号を確認する2つの方法

クレジットカードの暗証番号は、下記2つの方法のうちいずれかで確認できるケースがほとんどです。

  1. クレジットカード会社に問い合わせる
  2. Webサイトや専用アプリで確認する

それぞれ詳しく紹介しますので、自分に合った方法をお選びください。

【方法1】クレジットカード会社に問い合わせる

1つ目は、クレジットカード会社に尋ねて暗証番号を確認する方法です。具体的には、下記のような流れで確認できます。

  1. カウンター窓口、もしくは電話やインターネット経由でカード会社に確認する
  2. 暗証番号が記載されたハガキ(通知書)が自宅に郵送される

まずはカウンター窓口、もしくは電話やインターネット経由で暗証番号照会の申し込みをしましょう。

1点注意すべきなのは、クレジットカード会社に尋ねても、その場ですぐに確認できるわけではないということです。

一般的にはハガキ(通知書)が後日郵送され、そのハガキ(通知書)に記載された暗証番号を見て確認できます。

この手続きには約1〜2週間ほど時間がかかるので、今すぐ暗証番号を知りたいという人には不向きです。

さらに、手続きの間はクレジットカードが使えなくなるケースがほとんどであるため、どれくらいの日数がかかるかを前もってカード会社に確認しておくのが無難です。

【方法2】Webサイトや専用アプリで確認する

2つ目は、Webサイトのお客様情報メニューや専用アプリから確認する方法です。
たとえば「楽天カード」の場合、下記の手順で確認できます。

※引用:「楽天カード」

確認時に「クレジットカード有効期限」や「セキュリティコード」の入力が必要になるカード会社もありますので、手元にカードを準備しておくようにしましょう。

なお、暗証番号の照会時にも必要になる「セキュリティコード」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【参考】カード別の暗証番号の確認方法

本章では、Webサイトや専用アプリでクレジットカードの暗証番号を確認できるカード会社を一部紹介します。

※カード名をクリックすると、公式サイトへとジャンプします。

カード名対処法
JCBMyJCBで確認
SAISON CARDスマートフォンアプリ「セゾンPortal」で確認
(郵送でも確認可能)
Rakuten Card楽天e-NAVIもしくは自動音声専用ダイヤル
三井住友カードVpassログイン後、インターネットで確認

その後に「暗証番号通知書」が郵送される

イオンカードセレクト暮らしのマネーサイトにてログイン後、暗証番号を照会
dカードdカードサイトにログイン、もしくはdカードセンター、またはdカード ゴールドデスクへ連絡

いざという時に慌てないためにも、Webサイトのブックマーク登録や、アプリのインストールを済ませておきましょう。

クレジットカードの暗証番号を忘れた際の4つの対処法

クレジットカードの暗証番号を忘れた際の対処法は、下記の4つです。

  1. サインで代用する
  2. アプリや会員専用ページで暗証番号を確認する
  3. インターネット経由で購入する
  4. サインレス決済のお店を使用する

ご自身にあうものをぜひお試しください。

【対処法1】サインで代用する

クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった場合でも、一部の店舗ではサインでの代用が可能です。

カードが使用できないと心配するかもしれませんが、「サインでも大丈夫ですか」と尋ねると代わりにサインで決済できる場合があります。

しかしながら、不正利用を防止する目的から、暗証番号による決済を推奨している店舗もあります。

その場合、対処法2以降をお試しください。

【対処法2】アプリや会員専用ページで暗証番号を確認する

前述したとおり、一部のカード会社ではアプリや会員専用Webページを通じて暗証番号を確認できます

たとえばJCBの場合、クレジットカードの有効期限とセキュリティコードがわかれば「MyJCB」を利用して確認が可能です。

カード会社別の確認方法を知りたい方は、「カード別の暗証番号の確認方法」をご覧ください。

【対処法3】インターネット経由で購入する

一般的に、インターネットでクレジットカードを利用する際は暗証番号は不要です。

そのため、店頭での購入を避けてインターネット経由での購入を選ぶと、暗証番号を忘れた場合でもクレジットカード決済ができます。

ただし、インターネットでの買い物では、暗証番号ではなく「セキュリティコード」が必要になる場合があります。

セキュリティコードとは、クレジットカードの裏面に記載されている3桁もしくは4桁の番号のことです。

また、インターネット経由で購入する場合は、個人情報を保護するためにも信頼性のあるウェブサイトを利用しましょう。

偽ECサイトと公式サイトの見分け方に関しては、下記のページで詳しく解説していますので、偽サイトに騙されないようにぜひご参照ください。

【対処法4】サインレス決済のお店を使用する

スーパーやコンビニ、小売店・飲食店などのなかには「サインレス決済」を導入している店舗も少なくありません。

サインレス決済の店舗では、サインや暗証番号は求められずに決済できます

ただし、高額商品を購入する際は、サインや暗証番号の入力を求められることもあるので覚えておきましょう。

また、サインレス決済を利用する際は、分割払いやリボ払いといった支払い方法は使用できない点もご注意ください。

不正防止!クレジットカード暗証番号の設定方法

クレジットカードの暗証番号は、不正利用から大切な情報を守るために欠かせないものです。

もしカードを紛失したり盗難に遭ったりした場合、推測されやすい暗証番号だと不正利用のリスクが高まります。

暗証番号を設定する際のポイントは、推測されやすい数字や個人情報などの使用を避けることです。

具体的には、出生時刻や歴史上の好きな年号など「自分にしかわからない情報かつ忘れにくいもの」で暗証番号を設定しましょう。

一方で、下記のような暗証番号の設定は避けるのが無難です。

  1. 「0000」「1111」などのゾロ目
  2. 「1234」など連続した数字
  3. 誕生日や自宅 or 携帯の電話番号
  4. 車のナンバー
  5. すべての暗証番号が一緒

なお、クレジットカードを不正利用から守る対策に関しては、下記のページで詳しく解説していますのでチェックしてみてください。

カード不正を防ぐために企業側の対策も欠かせない

カード不正の手口は年々巧妙化しており、不正被害額は増加傾向にあります。

一般社団法人日本クレジット協会によると、2022年のカード不正利用被害額は過去最多の436億円に及びました。

※引用:「一般社団法人日本クレジット協会」

自社サイトが不正アクセスされてカード情報が流出したり、フィッシングサイトを作成されて顧客のカード情報が詐取されたりと、カード不正が起こる要因は至るところに存在しています。

自社サイトの脆弱性を突いた不正行為が頻発しているため、企業側もカード不正を防ぐための専門的な対策が欠かせません。

そして、対策を図るためにはカード不正の現状を理解することが大切です。

当サイトでは、クレジットカード不正の現状がわかる資料を無料配布しています。

カード利用者の安全性を守るためにも、最新の不正の傾向と対策をまとめた資料をぜひご活用ください。

\かっこ株式会社独自調査まとめ!近年のクレカ不正とは?/ クレカ不正の現状_2023

クレジットカードの暗証番号でよくある2つの質問と回答

最後に、クレジットカードの暗証番号でよくある2つの質問に回答します。

  1. クレジットカードの暗証番号を変更する方法は?
  2. クレジットカードの暗証番号は何回間違うとロックがかかる?

気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。

【質問1】クレジットカードの暗証番号を変更する方法は?

クレジットカードの暗証番号を変更したい場合、カード会社に問い合わせて変更手続きをおこないましょう

一般的な手続きの流れは、下記のとおりです。

  1. 暗証番号の変更手続きで必要な書類を取り寄せる
  2. 書類に新しい暗証番号と必要事項を記載して返送する

なお、ICチップが搭載されたカードは、ICチップに暗証番号の情報が含まれています。

そのため、暗証番号を変更する場合はクレジットカードも新たに作り直すことになります。

【質問2】クレジットカードの暗証番号は何回間違うとロックがかかる?

暗証番号を何回間違えたらロックされるかは、カード会社やその時の状況によって異なります

不正使用を防ぐためにも「○回でロックされる」と明記している会社はありません。

暗証番号がロックされる前に、クレジットカード会社に問い合わせることをおすすめします。

ただし、基本的には問い合わせてもその場で暗証番号を教えてもらえることはありません。

問い合わせたあと、暗証番号を記載したハガキ(通知書)が後日郵送されるケースが一般的です。

まとめ:クレジットカードの暗証番号は正しく管理しよう

クレジットカードの暗証番号は、カードの所有者であることを証明するために必要なものです。

店頭での決済時以外にも、カード所有者であることを確認する必要があるときに、暗証番号が求められます。

もしクレジットカードの暗証番号を忘れた場合は、下記の対処法をお試しください。

【クレジットカードの暗証番号を忘れた際の4つの対処法】

  1. サインで代用する
  2. アプリや会員専用ページで暗証番号を確認する
  3. インターネット経由で購入する
  4. サインレス決済のお店を使用する

なお、カード不正の手口は年々巧妙化していることもあり、利用者側の管理はもちろん事業者側もカード不正に備えた対策が欠かせません

クレジットカードの不正利用は、ECサイト運営者が悩まされる「チャージバック」の原因として最も多いものです。

▼チャージバックとは
クレジットカードの所有者を不正な取引などから守る仕組み。チャージバックが不正に行われると、事業者側はクレジットカード会社に対して返金をしなければならず、売上を失う

チャージバックが多発すると、事業者様は大きなダメージを被ることになるため、未然に防ぐ対策が求められます。

下記の記事では、事業者様がチャージバックを防ぐ対策や事例を紹介しているのでご参照ください。

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