不正検知・ノウハウ

オーソリ確保後に返金される6つのケースや返金されない場合に取るべき対応を紹介

「オーソリ確保後に返金されるのは、どういったケース?」
「オーソリ取消し後、いつ返金されるのだろう?」
「オーソリの返金処理がされない場合はどうすべき?」

このようなお悩みはありませんか?

利用者がカード決済した際はオーソリゼーション(オーソリ)がおこなわれますが、実はオーソリ確保後に返金されるケースが存在します。

そこで本記事では、

  • オーソリ確保後に利用者へ返金がおこなわれる6つのケース
  • オーソリの返金処理がされない場合に取るべき対応

などについてお伝えします。

最初にオーソリゼーションの意味も解説しますので、ぜひご一読ください。

そもそもオーソリゼーション(オーソリ)とは

オーソリゼーション(オーソリ)とは、クレジットカードが、

  • 有効であるのか
  • 利用限度額に達していないか
  • 偽造されていないか

などを確認し、決済が可能かどうかチェックする作業のことです。

日本語では「信用承認」や「与信確保」などの意味を持ち、オーソリの承認後はクレジットカードの利用枠が確保されます。

もしオーソリが承認されなかった場合、利用者はクレジットカード決済ができません

利用者が意識する機会は多くないものの、クレジットカード決済においてオーソリが持つ役割はとても重要です。

下記記事では、オーソリの目的や承認されない理由などを解説していますので、関心のある方はご参照ください。

オーソリ確保後に利用者へ返金がおこなわれる例を6つ紹介

オーソリ確保後に利用者へ返金がおこなわれるケースには、どのようなものがあるのでしょうか。

その具体例として、次の6つを紹介します。

  1. 利用者がカード決済した注文をキャンセルした場合
  2. 利用情報(オーソリ)と売上情報に差額が発生した場合
  3. オーソリ到着後、一定期間までに加盟店からの売上情報が届かない場合
  4. 購入金額の変更にともない加盟店が2回オーソリ電文を送信した場合
  5. 予約商品の購入後に加盟店が2回オーソリ電文を送信した場合
  6. カードの有効性を確認するために少額の引き落としを実施する場合

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

【例1】利用者がカード決済した注文をキャンセルした場合

1つ目は、利用者がカード決済した注文をキャンセルした場合です。

具体的には、加盟店からカード会社へキャンセルのデータが送信され、返金処理がおこなわれます

利用者へ返金されるタイミングは、カード会社によってさまざまです。

オーソリ後に売上確定・キャンセルデータを送るスケジュールや、取引の状態などによってもタイミングに違いがみられます。

【例2】利用情報(オーソリ)と売上情報に差額が発生した場合

利用者がカードを使って買い物をした場合、まず加盟店からカード会社へ利用情報(オーソリ)が送信されます。

その後は加盟店からカード会社へ売上情報(最終的な引き落とし金額)が送られますが、利用情報と(オーソリ)と売上情報が毎回一致するとは限りません。

もし利用情報(オーソリ)と売上情報(最終的な引き落とし金額)に差額が発生した場合、差額分が利用者へ返金または追加引き落としされます

【例3】オーソリ到着後、一定期間までに加盟店からの売上情報が届かない場合

オーソリ到着後、一定期間までに加盟店からの売上情報が届かない場合、カード会社から利用者の口座へ自動返金がおこなわれるケースがあります。

ここでいう一定期間とは、「45日間」や「60日間」などカード会社によってさまざまです。

【例4】購入金額の変更にともない加盟店が2回オーソリ電文を送信した場合

続いて、カード決済で「二重引き落とし」が発生し、その後に片方の引き落としに関する返金処理がおこなわれるケースです。

たとえば、利用者が購入金額を変更し、購入手続きを計2回実施したとします。

このとき、加盟店側が1回目の購入手続きの返金処理をしないまま、変更後の金額で再度オーソリ電文を送信した場合、オーソリ確保後に「二重引き落とし」が発生することになります。

その後に加盟店が返金処理をすることで、1回目の購入手続きに関する返金がおこなわれます。

【例5】予約商品の購入後に加盟店が2回オーソリ電文を送信した場合

5つ目は、予約商品やオーダーメイド注文などをしたあとに「二重引き落とし」が発生するケースです。

加盟店がカード会社に対して「注文日」と「商品発送日」の計2回オーソリ電文を送信した場合、オーソリ確保後に二重で引き落としが発生することになります。

例4と同様に、加盟店が返金処理をすることで利用者への返金がおこなわれる流れです。

本ケースは、「注文日」と「商品発送日」で期間が空く場合などに発生することがあります。

【例6】カードの有効性を確認するために少額の引き落としを実施する場合

一部のサイトやショップでは、利用者が決済時にカード番号を入力したあと、カードの有効性を確認するために少額の引き落としを実施することがあります。

利用者からすると、50円・100円・200円などと「購入した覚えのない金額の引き落とし」が発生するように見えてしまうため、不安を感じてしまうかもしれません。

しかし、このケースの場合は、サイトやショップがカードの有効性を確認したあと返金処理をおこなうと、原則即時で返金されます

もし、サイトやショップが返金処理をおこなわなかった場合でも、一定期間後に返金される仕組みになっていることが一般的です。

オーソリの取消し後、返金はいつ実施される?

オーソリの取消し後に返金されるタイミングは、締め日などにより各カード会社によって異なります

たとえば、ショップや決済サービスによっては、返金されるタイミングについてホームページ上で次のように掲載していることがあります。

▼オーソリ取消し後に返金されるタイミングの例

  • 加盟店からカード会社へ返金(オーソリ取消し)に関するデータが届いた場合
    →データ到着から1〜2週間程度
  • オーソリ到着後、一定期間までに加盟店からの売上情報がカード会社に届かない場合
    →商品購入日から60日程度

具体的なタイミングが知りたいときは、各カード会社へ直接問い合わせてみるのがおすすめです。

なお、加盟店側で取消し処理がおこなわれていない場合、利用者のもとへ返金されるまでに数ヵ月程度かかることもあります。

オーソリの返金処理がされない場合はどうすべき?

オーソリの返金処理がされない場合は、カード会社に対して、

  • 「返金処理としてオーソリ取消を送信して欲しい」
  • 「二重引き落としされているため、取消データを送信してください」

などと連絡するようにしましょう。

カード会社によっては、加盟店が返金処理をおこない、カード会社でデータを確認したあとに利用者の口座へ返金する流れになっていることもあります。

加盟店が返金処理をおこなうタイミングが遅くなると、その分だけ利用者へ返金されるタイミングも遅れることを意味します。

したがって、急いで返金処理をして欲しい場合には早めにカード会社へ連絡するのがおすすめです。

【企業向け】実はオーソリだけでは十分な不正対策といえない

カード決済において重要な役割を担うオーソリですが、実はオーソリだけだと十分な不正対策ができているとはいえません。

そもそもオーソリは、カード決済が可能であるかの確認はできるものの、カードを利用した人が契約者本人かどうかまで見抜くことは困難です。

つまり、オーソリでカードの有効性を判断した場合でも、すべての不正利用を防ぐことは難しいという側面があります。

そこでおすすめなのが、専門的なサービスによる不正チェックです。

たとえば、不正注文検知システムの「O-PLUX」は、怪しい注文には追加認証を実施し、明らかな不正注文に対してはブロックするため、商品の発送前に不正を見抜けるサービスです。

導入企業累計110,000サイト超えの共有データを活用し、不正を繰り返す人の注文パターンや他社での類似不正をシステム内に搭載することで、さまざまな購入方法の不正注文を判断できます。

最新の不正手口にも対応できる「O-PLUX」について、詳細が気になる方は以下のボタンをクリックのうえご確認ください!

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まとめ

オーソリゼーションの意味や、オーソリ確保後に返金されるケースなどを紹介しました。

オーソリ確保後に利用者へ返金がおこなわれるケースには、次のようなものが挙げられます。

【オーソリ確保後に利用者へ返金がおこなわれる例】

  1. 利用者がカード決済した注文をキャンセルした場合
  2. 利用情報(オーソリ)と売上情報に差額が発生した場合
  3. オーソリ到着後、一定期間までに加盟店からの売上情報が届かない場合
  4. 購入金額の変更にともない加盟店が2回オーソリ電文を送信した場合
  5. 予約商品の購入後に加盟店が2回オーソリ電文を送信した場合
  6. カードの有効性を確認するために少額の引き落としを実施する場合

もし意図したタイミングでオーソリの返金がされない場合は、返金処理をして欲しい旨をカード会社へ連絡するのがおすすめです。

なお、オーソリを実施する企業には、専門的な不正対策が求められます。

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