不正検知・ノウハウ

不正検知の仕事に転職するには?仕事内容や資格、働くメリット・デメリットをご紹介

キャッシュレス決済やECショップでのインターネット決済はとても便利ですよね。店舗でスムーズに取引できたり、店舗に行かずショップできたりするので、顧客の利便性が高くなっています。一方で、店舗や企業は不正取引のリスクにさらされ、セキュリティ対策が欠かせません。

そのような状況で不正検知の仕事の募集が見受けられるようになっています。今回は、不正検知の仕事への転職について、仕事内容や必要な資格、働くメリット・デメリットなどをご紹介します。

不正検知ってどんな仕事?

キャッシュレス決済やインターネット取引には、利用者として関わっている方がほとんどでしょう。管理側の仕事である不正検知はイメージしにくいかもしれません。不正検知の主な仕事内容をご紹介していきます。

不正アクセスがないかチェック

不正取引や情報漏えいはまず起きる前に防ぐことが大切です。不正検知のモニタリングでは、不正アクセスがないかをチェックしていきます。不正アクセスとは、本来アクセスできないものがアクセスしている状態です。

権限を持たないものがアクセスし気づかないままでいると、ページ情報を変えられてしまったり、情報を抜き取られたりするおそれがあります。不正検知に第一段階として、不正アクセスのチェックは重要な仕事です。

不正ユーザーがいないかチェック

ECショップなどのユーザーの中には、不正を働こうとするユーザーが潜んでいることもあります。

他人のIDを使用して不正にショッピングしようとしたり、既に登録しているにも関わらず重複して登録してポイントを得たりするなどの不正をする可能性が高いです。不正アクセスに基づいて、不正ユーザーを特定しフローに応じて対応を行います。

不正取引のチェック

クレジットカードなどを利用した覚えがないのに請求がきたという経験をした方がいるかもしれません。インターネット取引が増えていることで不正取引の件数も増えており、取引をチェックして不正取引を見つけるのも不正検知の業務です。

不正取引の手口は様々でフィッシング詐欺やスキミング、なりすまし、カード情報の盗用などがあります。不正取引には、これまでよりも頻度が急に多くなったり、高額商品の注文が多くなったりするといった傾向が見られることが多いです。取引の動向をチェックすることで、被害が多くなる前に対処することができます。

不正検知にAIを導入する企業も増えている

不正検知業務には、モニタリングスタッフを配置するほか、AIなどのソリューションを導入する企業が増えています。システムに不正検知のルールを設定することによって、基準に該当する不正アクセスや不正取引をいち早く検知できるようになります。

AIが普及することでスタッフが必要なくなると感じるかもしれません。AIは完全なものではなく、人の目や管理も必要です。基準に当てはまらないものの悪質な取引を見つけたり、基準をブラッシュアップしたりするためには、スタッフの力も欠かせません、AIを駆使しながらモニタリングスタッフとして不正検知に従事する職場が増えるでしょう。

不正検知の仕事に転職するためには資格が必要?

転職を考えるにあたって、必要な資格があるのかは気になるポイントです。不正検知の仕事に転職するために資格が必要なのかを確認していきましょう。役立つ資格もご紹介するのでぜひ参考にしてください。

最低限のPCスキルで働ける職場が多い

不正検知の求人には、求める資格・スキルに「最低限のPCスキル」と記載されていることが多いです。

主に求められるのがExcelの操作スキルで、検知した不正の管理やグラフ作成などにExcelを活用します。WordやPowerPointなどを使う場面は少なく、普段からPCに触れている方であれば問題なく働くことができるでしょう。

不正検知の仕事に転職するメリット

現在の仕事から転職するときは、より働きやすい環境や給与を求めたいですよね。不正検知の仕事に従事するメリットを4つピックアップしました。現在の仕事と比べながら、不正検知の仕事の良さをチェックしていきましょう。

特別なスキルが必要ない

不正検知の仕事の多くは、普段PCに触れていたり、Excelなど基本的なアプリケーションを使えたりする程度のスキルで十分です。不正検知に関わっていない人でも転職がしやすく、転職にあたって資格を取得したり、業務経験を積んだりすることは必須ではありません。

資格・経験があれば有利になりますが、なくても応募できるので、求人によっては転職のハードルは少ないでしょう。

電話対応や接客が苦手でもできる

不正検知の仕事は、基本的にはECショップのサイトやシステムのパトロールがメインになります。システムの巡回で不正が見つかった場合も対応フローが用意されていることが多く、複雑な対応を求められることは少ないです。

電話応対が苦手でもそもそも不正がなかったり、不正のチェックが主な業務であったりすると、電話応対する機会は少ないでしょう。小売店のような接客も必要ないので、電話応対や接客など直接顧客と関わるのが苦手でも取り組みやすい仕事です。

服装・髪型などが自由な職場が多い

求人情報を見てみると、就業ルールが比較的緩やかな職場が多いです。髪型や髪色、服装、ひげ、ネイルなどが自由で縛りのない職場が多いので、仕事をしつつおしゃれを楽しみたい方や自由な風土のある職場で働きたい方に適しています。

職場ごとに限度はあることが予想されるので、求人情報だけでなく、実際に話を聞いて許容範囲内で身だしなみを整えて働きましょう。

スキルによっては給与アップを実現できる

不正検知に関わる資格・スキルを持っていると、キャリアアップや給与アップを実現できる職場もあります。公認不正検査士以外にも、システム系の資格や業務経験があると、高収入を狙えるでしょう。

はじめはアルバイトスタッフでも、社員登用をしている求人も存在します。働きながら資格・スキルを身に付ければ、社員になることができ、継続して勤務することでサブリーダー、リーダーなど役職がつくこともあるでしょう。

不正検知の仕事に転職するデメリット

不正検知の仕事には、特別なスキルが必要ない、電話応対や接客を求められないなど比較的ハードルが低いといったメリットがあります。一方で、取引の監視という仕事内容上、単純な作業になりがちです。主なデメリットを3つご紹介します。

デスクワーク中心で負担がかかる

不正検知の主な仕事はPCを使ったパトロールになるので、デスクワークが中心になります。勤務時間は、8:00~17:00、14:00~23:00など、他の職種と同じく休憩を含む9時間勤務であることが多いです。勤務している間は、PC画面を見続けていたり、座りっぱなしになったりします。

動きながら仕事をしたい方や、顧客とコミュニケーションを取りながら働きたい方にとっては、身体への負担はもちろん、精神的にも辛くなるかもしれません。

夜間勤務がある職場も存在する

ECショップやシステムは、昼夜を問わず24時間稼働しています。利用するユーザーもライフスタイルによって早朝に利用することもあれば、深夜に利用することもあります。そのため、不正検知の仕事は夜間勤務が発生する職場が多いです。

多くの職場はシフト制であり、夜間勤務だけになることはありませんが、23:00~8:00など深夜から朝方にかけての勤務を求められることがあります。夜間手当が出るものの、生活スタイルや体力的に難しい方が多いでしょう。求人を探す際は、勤務時間体系もしっかりチェックしておくことが大切です。

単純作業が苦になる人には向かない

デスクワーク中心になるだけでなく、不正取引や不正アクセスなどのチェックは単純作業になることが多いです。PCに向かってパトロールしたり、入力したりする作業がメインで、イレギュラーがない限り、黙々と同じ作業する必要があります。

そのため、単純作業を続けるのが苦手な方には不向きな仕事です。不正を見逃さないためにも、真面目に黙々と取り組みながら、集中力や注意力を維持できる人に向いている仕事でしょう。

まとめ

不正検知の必要性が増していることで、不正検知に関する求人が増えています。特別な資格が必要なく、簡単なPCスキルがあれば働ける職場が多いです。専門資格として公認不正審査士があり、もし取得していればスキルに応じて給与アップを期待できるでしょう。

電話対応・接客が苦手でもできること、服装・髪型が自由な職場が多いことなどはメリットです。一方で、デスクワーク・夜間勤務でかかる負担、単純作業が増えることはデメリットになります。不正検知の仕事内容やメリット・デメリットなどを把握して、転職を検討しましょう。

不正検知システムについてこちらの記事にまとめていますのでぜひご覧ください。

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