不正検知・ノウハウ

金融業界における不正検知。必要性やソリューションを解説

生活やビジネスにインターネットが欠かせないものになり、あらゆる業界で活用されています。金融業界においても不可欠なものですが、インターネット経由で行われる不正が増えているのも現状です。そのような状況で、不正検知の重要性に注目が集まっています。

今回は、金融業界における不正検知について、必要性やソリューションなどを詳しく解説していきます。ソリューションの特徴をおさえて、導入の検討に役立ててみましょう。

金融業界における不正検知の必要性

経済活動に欠かせない金融業界では、他の業界よりも強固なセキュリティが必要になります。不正のターゲットにもなりやすく、不正検知の必要性は非常に高いでしょう。なぜ不正検知が必要なのか、具体的な理由を3つご紹介します。

金融取引に関わる不正が増加している

デジタルが浸透したことによって、金融取引においても不正が増加しています。中でも金融機関や店舗などで使用する機会の多いクレジットカードは、不正利用被害額が年々増加しており、日本クレジット協会が発表した「クレジットカード不正利用被害の発生状況」(https://www.j-credit.or.jp/information/statistics/download/toukei_03_g_200331.pdf)によると、2019年時点で約273億円の被害が出ているという結果が出ています。

インターネットバンキングへの不正ログインや銀行口座・カード入会申し込みの虚偽申請など、金融機関での不正も増えているのが現状です。

多様化する不正に対応しなくてはならない

インターネットを介した不正は、ただ増加しているだけでなく、手口が多様化しています。ユーザー個人に攻撃をしかけるフィッシング詐欺やスキミングなど従来の不正のほか、第3者がシステムを攻撃して不正に情報を入手する方法も出てきています。

脆弱性のあるポイントを的確について攻撃したり、悪質なウイルスに感染させたりするなど、高度化する攻撃に対応しなくてはいけません。人の目だけで監視・対応することには限度があり、最新の手口に対して後追いする形になってしまうでしょう。そこで不正検知システムが注目され、AIや機械学習を活用した精度が高く不正の多様化にも対応できるシステムの導入が進められています。

不正を早期発見・対処する必要がある

金融取引における不正は、金融機関や企業に大きな損害を与えます。クレジットカード不正利用被害を見ても損失は甚大であり、不正を未然に防ぎ、仮に起きてしまったとしても早期発見・対処することが必要です。デジタル取引は今後も増えると予想され、人による監視では対応しきれないことが増えるでしょう。不正検知システムを活用しながら、人によるチェックを行い、不正を防止・対処する段階に来ているのです。

金融業界における不正検知の仕組み

金融業界で活用される不正検知はどのような仕組みで行われているのでしょうか?不正検知ソリューションのひとつであるかっこ株式会社のO-PLUX(https://frauddetection.cacco.co.jp/)を例に解説します。

かっこ株式会社のO-PLUXは、不正注文行為をリアルタイムで検知できる、国内唯一のリアルタイム不正注文検知サービスです。

大手企業のECサイトにも数多く導入され、独自の技術を活かした検知モデルが活躍しています。

不正注文の発生リスクを削減することで、コストも大幅削減となり、収益も最大化することができます。

金融機関ごとに不正の傾向が異なることもあるでしょう。不正検知システムでは、不正を検知するためのルールをカスタマイズすることができます。必要なルールを設定することによって、より正確な不正検知ができるように仕組みがつくられています。

各社が提供している不正検知ソリューション

様々な企業から不正検知ソリューションが開発されています。金融業界で導入されているソリューションもあり、不正取引の検知に活躍しています。主なソリューションを8つピックアップしたので、どのような特徴があるかチェックしていきましょう。

【かっこ株式会社】O-PLUX

かっこ株式会社のO-PLUXは、20000以上の導入実績を持つ不正注文検知サービスです。大手企業のECサイトにも数多く導入され、独自の技術を活かした検知モデルが活躍しています。かっこ株式会社のノウハウと統計分析を組み合わせることにより、詳細なルールを設定し、不正注文を予測・発見できます。国内唯一のリアルタイム不正検知とも知られ、1件あたり数秒で検知するスピードも特徴のひとつです。

その他にも充実した機能が備わっています。端末情報を取得しなりすまし注文の端末を発見したり、不正注文をデータを活用して名寄せしたりできるなど、様々な不正に対応することができます。運用支援がサービスに含まれているので、初めて導入にもうれしい不正検知サービスです。

提供会社かっこ株式会社
システム名不正注文検知サービス O-PLUX
主な機能・検知モデル・デバイス認証・名寄せ・共有ネガティブDB・外部データの取り込み
サポート・運用支援
商品ページhttps://frauddetection.cacco.co.jp/o-plux/

【かっこ株式会社】O-MOTION

かっこ株式会社O-MOTIONは、金融機関の不正対策から生まれた会員サイト向けクラウドサービスです。これまで既に、大手銀行・ネット証券を始め、様々な業界で活用されています。

独自のデバイス情報・操作情報を駆使した不正判定を行う点や、サイト利用者のアクセス時に追加の認証が不要となる点に大きな特徴があります。

提供会社かっこ株式会社
システム名O-MOTION
主な機能・利用者の端末特定と管理・ユーザー操作から
不正傾向を判定・ホワイト/ブラックリストの
管理が容易
サポート
商品ページhttps://frauddetection.cacco.co.jp/o-motion/

【株式会社 日立ソリューションズ西日本】異常取引モニタリングシステム

株式会社 日立ソリューションズ西日本では、オンライン詐欺や内部不正を検知する以上取引モニタリングシステムを提供しています。取引や顧客属性などに合わせたルール設定で検知モデルを作成し、インターネット取引や内部者の不正を検知可能です。

また、一度不正を検知した取引に対しては、継続してモニタリングすることができます。口座や顧客情報をブラックとして登録すれば継続監視でき、不正を未然に防止できるようになります。システムによって検知された判定は、報告連携されるので、レポート作成の負担減にも最適なシステムです。

提供会社株式会社 日立ソリューションズ西日本
システム名異常取引モニタリングシステム
主な機能・検知モデルの作成・インターネット取引のモニタリング・取引詳細の照会・検知先の分析機能
サポート
商品ページhttps://www.hitachi-solutions-west.co.jp/products/finance/tm/

【NEC】AI不正検知

NECの不正検知システムには、AI技術が取り入れています。AIに不正な金融取引を学習させることによって、不正を検知し、監視業務の負担を軽減することができます。検知した不正取引に対してAIがスコアリングを行います。

スコアリングはもちろん、スコアを判定した理由をシンプルなコメントで表示します。不公正取引や不正送金、不正利用などの疑いを数値とコメントで判断できる不正検知システムです。

提供会社NEC
システム名AI不正検知
主な機能・AIを活用した審査業務・不公正取引の検知・分析結果の明確化
サポート
商品ページhttps://jpn.nec.com/fintech/ai/index.html

【SAS】Detection and Investigation for Banking

SASのDetection and Investigation for Bankingでは、不正申請や不正取引などのオンライン詐欺を未然に防ぐ不正検知システムです。不正を検知できるだけでなく、部門・部署にまたがる不正リスクを可視化できるビジュアライゼーション機能も備わっています。多様化した手口に対応することができ、損失が起きるまえに気づいたり、最小限の損害におさえたりする効果を期待できます。

その他にも、検知モデルの作成や検索機能、各種分析なども利用できるので、利用用途に合わせたカスタマイズやチェックなどによって、さらに不正検知の精度を高められます。

提供会社SAS
システム名Detection and Investigation for Banking
主な機能・複数の技術による不正検知・不正リスクを総合的にサポート・データ管理・アラート・検索・ネットワーク分析
サポート
商品ページhttps://www.sas.com/ja_jp/software/detection-investigation-for-banking.html

まとめ

金融業界では、近年増加する不正取引に対応するために、不正検知ソリューションの導入が進んでいます。多様化する不正取引に対応したり、損害を最小限におさえるために不正を迅速に発見・対応したりするといった役割を果たします。

セキュリティ整備の必要性は高まっており、不正検知ソリューションが開発されています。ご紹介したソリューションを参考にしながら、金融分野の不正取引に取り組みましょう。


アクセスから注文まで一貫して対応 かっこの不正検知サービス

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