「ebisumartってなに?」
「ebisumartを導入するべきなのか?」
と考えていませんか?
「ebisumart」とは、ECサイト構築ができるプラットフォームで、様々な事業者がECサイトを作れるサービスです。
自社でECサイトを作りたい!という事業者にとっては導入すべきサービスですが、導入すべき理由やメリットが分からないと導入の決断ができないと思います。
そこで、この記事では「ebisumart」について詳しく解説します。
- ebisumartの概要
- ebisumartを導入すべき事業者
- ebisumartを活用する際の注意点
ECサイトを作る・ネットショップの開業をしたい方は是非最後までお読みください。
目次
ebisumartとは
「ebisumart」は株式会社インターファクトリーが提供している、自社でECサイトを構築できるECプラットフォームです。
独自でECサイトを作る方法には「フルスクラッチ」「ECサイトパッケージ」「ASP」という、主に3つを活用した構築方法があります。
ですが、ebisumartは上記には当てはまらない「クラウドコマースプラットフォーム」としてEC構築を手伝います。
「ECサイトパッケージ」と似て非なるものなので分かりやすく以下の表で比較します。
ebisumart | ECサイトパッケージ | |
システム投資 | 不要 | 必須 |
システム運用 | ebisumartに一任可能 | 全て自社で対応 |
アップデート | 自動&無料で更新 | なしor有償 |
運用コスト | 使った分だけ請求される | 一定の維持費用がある |
ebisumartは、コストを抑えつつ最新システムの利用や機能の拡張ができる自由度の高いECプラットフォームといえます。
ebisumartの機能(一部)
ebisumartには機能やデザインをセルフカスタマイズできる拡張性があります。
また、1週間に1回機能のアップデートを行っているので、常に最新の機能が更新されています。
以下はebisumartの機能です。多数ある中の一部を紹介しています。
機能の種類 | 機能の概要 |
---|---|
ショッピングカート | 商品をカートに追加して購入手続きを行う |
注文管理 | 注文の管理、ステータス追跡、顧客通知など |
在庫管理 | 商品の在庫数管理、入金、欠品管理など |
支払い処理 | オンライン決済、クレジットカード、代金引換などの支払い方法 |
商品管理 | 商品情報の登録、編集、表示、カテゴリ分類など |
レポート分析 | 売上分析、顧客分析、注文統計などのレポートを提供 |
マーケティング | キャンペーン管理、クーポン配布、メールマーケティングなど |
モバイル対応 | レスポンシブデザイン、ネイティブアプリなどのモバイル対応 |
SEO対策 | 検索エンジン最適化のための機能や設定の提供 |
カスタマーサポート | お問い合わせ窓口、チャットサポート、FAQ管理などの顧客対応機能 |
ランキング管理 | 売上・閲覧ランキングに加え、店舗独自ランキングの自由追加ができます。 |
他の機能などについては以下、ebisumart公式にてご確認ください。
ebisumartの料金プラン
ebisumartには3つの料金プランがあります。
- 従量課金プラン
- 固定課金プラン
- レベニューシェアプラン
詳細については要確認となりますが、どういったプランでどの程度かかるのかを解説します。
従量課金プラン
従量課金プランは利用した分だけ費用する、つまりサイトのアクセス数に応じて料金が変動するというプランです。
繁忙期と閑散期を調整すれば無駄なコストを省くことが可能です。
カスタマイズ内容により変動しますが、初期費用は300万円~です。
固定料金プラン
固定料金プランは毎月の利用料金を固定したプランです。
料金を固定することで、アクセスが集中した月も費用が増えることなく、安定した予算の管理ができます。
カスタマイズ内容により変動しますが、初期費用はこちらも300万円~です。
レベニューシェアプラン
レベニューシェアプランはサイトの売り上げに応じて一定の両立を払うプランです。
毎月のご利用料金は、「売上に対してあらかじめ決めていた配分率」での成果報酬型となります。
自社サイトの成長・ビジネスを拡大させるためのさまざまな施策を追加費用の負担を最小限に抑えながら取り組むことができます。
カスタマイズ内容により変動しますが、初期費用は1,000万円~です。
ebisumartの特徴5つ
ebisumartには主に以下5つの特徴があります。
- サイトデザインがWebデザインの知識のみで自由に変えられる
- コストを抑えて機能性が高いECサイトを作れる
- 万全のサポートがある
- 大量データ・大量アクセスに耐える標準スペックである
- 700サイト以上の導入実績がある
順に解説します。
サイトデザインがWebデザインの知識のみで自由に変えられる
ebisumartは、独自のサイトテンプレートを用意していてそれぞれのサイトを自由にデザインできます。
これができるのは、ebisumartのテンプレートはhtmlとcssで構成されているため簡単にサイトを修正できるからです。
また、自社にデザイナーがいなくてもebisumartのデザイナーに修正を依頼できるので、好みのサイトデザインを実現させられます。
コストを抑えて機能性が高いECサイトを作れる
ebisumartは、デザイン性だけでなく機能性も高いECサイトを作りたい事業者にとってはコストを抑えられるEC構築サービスと言えます。
他のECサイト構築方法と比較した表が以下です。
ebisumart | ASP | ECサイトパッケージ | フルスクラッチ | |
初期費用 | 約300万円~ | 10~30万円 | 約600万円~ | 約1000万円~数億円 |
月額費用 | 20万円~ | 数万円 | 数十万円 | 数十万円 |
導入期間 | 最短4か月 | 最短1か月 | 最短3か月 | 最短1年 |
拡張性 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
最新性 | 〇 | 〇 | × | × |
安心性 | 〇 | 〇 | △ | △ |
この表ではASPが一番手頃で導入期間も短いですが、システムの構築運用はASP運用会社が行うため、デザインや自由度に制限があります。
ASPカートは、独自開発した機能を追加できるECパッケージやクラウドECと比べて柔軟性に欠けているため、しっかりとしたデータの抽出や特定システムとの連携など、独自の要件が多いECサイトの場合には向いていません。
その反面、ebisumartは拡張性も高いうえに常に自動&無料でシステムが更新されるため、システム改修費用がかかりません。
万全のサポートがある
ebisumartは 以下のような品質保証やサポート完備が充実しています。
- アクセス数、サーバー利用領域、瞬間アクセス数において品質を保証
- 24時間365日サーバーを監視し年間稼働率 99.95%を実現
- 電話、メールによるサポート
- 「専任チーム」によるサポート
- サイトの有人監視
- 週に1度のアップデート
これらの高品質なサービスと万全の保守体制により、ユーザーがオンラインで商品やサービスを購入する際に、個人情報や支払い情報が正しく保護され自社と顧客が安心してECサイト運営ができます。
また、システムやデータの安全性が確保され、外部からの攻撃や不正アクセスから守られています。
大量データ・大量アクセスに耐える標準スペックである
ebisumartは大量データや急激にデータ量が増加するといったアクセス過多の事態においてもスムーズに対応します。
大量データ・大量アクセスに耐える標準スペックを持ち合わせており、継ぎ目のないデータ容量拡張と、秒間17(概数)アクセスが処理可能なインフラ環境を提供しています。
急激なデータ量の増加に対応できて個別スペックを強化しているので、プロモーション等による集中的な高負荷時においてもサイトを停止させる心配がないです。
700サイト以上の導入実績がある
ebisumartは業界・業種を問わず700サイト以上の利用実績があります。
クラウドECでは国内実績の首位のシェア(※)を誇っています。
では、このebisumartはどのような事業者に実際利用されているのか紹介していきます。
ebisumartの利用事例3選
ここからはebisumartの利用事例について紹介します。
異なる商材を扱う事業者の例を3つ紹介するので参考にしてみてください。
- 事例1. 株式会社スクウェア・エニックス様【ゲーム】
- 事例2. 株式会社タマス様【スポーツ用品】
- 事例3. 株式会社エアウィーヴ様【寝具】
事例1. 株式会社スクウェア・エニックス様【ゲーム】
スクウェア・エニックス様は世界的に有名なコンピュータゲームの開発・販売を行っています。
多くのファンを持つことでも知られている同社の公式通販サイト「スクウェア・エニックス e-STORE」でebisumartを利用しています。
導入のきっかけや効果は以下のようにお話されています。
- 【導入のきっかけ】
「お客様に寄り添ったコンテンツを提供したいので、柔軟性の高いカスタマイズができるベンダーを探していたところ、ダウンロード販売サイトの導入事例も複数あり安心感があり、今後次々と出てくる要望にも応えてもらえそうなebisumartに決めました。」
- 【導入効果】
「受注性能が格段に上がり、導入前と比べて約2倍になりました。
リニューアルのきっかけとなった「受注性能」部分の課題をクリアすることができ、安心して大型受注にも対応できるようになりました。今後も期待しています。」
※引用:ebisumart導入事例「株式会社スクウェア・エニックス様」
事例2. 株式会社タマス様【スポーツ用品】
タマス様は、世界中の卓球選手や愛好家向け、ラバーやラケットなどの多彩な卓球用品を提供しています。
同社が運営する「バタフライ・オンラインショップ」でebisumartを使っていて、スマホ対応やAmazonペイメントの導入、基幹システムとのカスタマイズも実施されています。
導入のきっかけや効果は以下のようにお話されています。
- 【導入のきっかけ】
「ebisumartはクラウドECのリーディングカンパニーであり、システムが古くならないことが最大の理由です。
従来のECサイトと同じパッケージ型を導入しても、また数年後に古くなって改修コストがかかることを考えると、ここはクラウドECシステムを導入したいと思い、ebisumartに決めました。」
- 【導入効果】
「ebisumartを導入して、ECサイトの運用コストを50%削減できました。
以前は何か機能を更新する度に、コストがかかっていました。月々のサーバー費用と追加改修費用を考えると、ebisumartを導入することで大幅に削減することができました。
事例3. 株式会社エアウィーヴ様【寝具】
エアウィーヴ様は、マットレスパッドやピロー・かけ布団・ベッドマットレスなどの睡眠製品を提供し、トータルな睡眠環境をご提案しています。
当サイトではebisumartを利用しUI・UXの改善に取り組み、カート離脱率の改善を実現しました。
- 【導入のきっかけ】
「複数社からの検討の結果、セキュリティ面と定期アップデートの要求を満たすにはクラウド型ECシステムが最適と判断しました。
また、メディア露出による大幅なアクセス増加にも対応できるサーバーであることが最低条件でした。」
- 【導入効果】
「急なアクセス増加によるサーバーへの重い負荷が一切なくなりました。
ebisumartを導入してサイトリニューアルを行って以来、一度も中断することなく継続して販売できています。」
※引用:ebisumart導入事例「株式会社エアウィーヴ様」
ebisumart(ECプラットフォーム)を利用すべき事業者
導入事例を見ても分かるように、ebisumartはカスタマイズ性・システムの安定性・お客様の使いやすさ向上を考えている事業者に導入されています。
ebisumartのようなECプラットフォームは、以下のような事業者であれば利用すべきと言えるでしょう。
- ECサイトを作りたい・始めたい
- 多様な製品を取り扱っている
- 自社のファンを持ちたい
- システムのアップデートやセキュリティを重視する
- コンテンツ管理やマーケティング機能を強化したい
それぞれ解説します。
ECサイトを作りたい・始めたい
まず1つ目はECサイトを作りたい・始めたいと考えている事業者です。
ebisumartは高いカスタマイズ性があり、自社でECサイトを作りたい、という事業者は利用すべきです。
しかし、自社でECサイトを運営するには課題が多かったり、人員的な問題があることもあります。
その時はモール型ECサイトでECを始めることもできるので以下の記事を参考にしてください。
多様な製品を取り扱っている
そしてebisumartはフレキシブルなカテゴリー管理機能を提供しており、多様な製品やカテゴリーを効果的に管理することができます。
そのため、多様な製品を取り扱っている事業者でも効率的に運用することが可能で、ebisumartを利用すべきと言えます。
自社のファンを持ちたい
自社のファンを持ちたい事業者もebisumartなどのECプラットフォームを利用すべきです。
その理由は、「モール型EC」の場合自社のファンを作り出すことは難しいからです。
独自のECを構築する「自社型EC」の場合、Amazonや楽天市場などの「モール型EC」とは違い、独自性の高いECサイトを構築できるため、自社商品のブランド力を高めることができるため、ブランド力を上げたい・自社のファンを持ちたいという事業者も利用すべきと言えます。
システムのアップデートやセキュリティを重視する
ebisumart はクラウドベースのコマースプラットフォームであり、週に1度の無料アップデートが行われます。
また、セキュリティにも配慮されており、信頼性の高い支払い処理やデータシステムの安定性とセキュリティを重要視する事業者にとって、ebisumartは安心して利用できます。
コンテンツ管理やマーケティング機能を強化したい
ebisumartはコンテンツ管理機能を提供しており、テキストや画像、動画などの情報を効果的に管理できます。
また、マーケティング機能も充実しており、キャンペーン管理やプロモーション的なツールの活用など、顧客獲得や売上促進のための機能が充実しています。
コンテンツを魅力的にみせるための表示やターゲットに合わせたマーケティングを展開したい事業者にとって、ebisumartは有益なツールといえるでしょう。
ebisumartを利用してECサイトを構築する際の3つの注意点
多くの魅力があるebisumartですが、利用する際は注意すべき点もあります。
- カスタマイズ部分の保守料金がかかる
- 集客力が必要
- 成果が出るまでに時間がかかる
この3つの注意点をおさえておきましょう。
カスタマイズ部分の保守料金がかかる
ebisumartはインフラの運用・保守料金が不要ですが、カスタマイズ部分には料金がかかります。
カスタマイズの範囲が拡大すればするほど、ランニングコストも高くなります。
そのため、「あまりお金はかけたくない」というような事業者の場合は、運営するハードルが低い人気のモール型ECでEC運営をしましょう。
モール型ECについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
集客力が必要
ebisumartなどで構築した自社型ECサイトとAmazonや楽天市場などのECモールを比較すると、ECモールの方が知名度・利用者数・既にある高い信頼度からお客さんが集まりやすいです。
よって、ebisumartを用いてECサイトを構築・運営したいとお考えの方はSEO対策や広告などで集客していく必要があります。
ただECモールにも、商品によっては競争率が高かった、テナント料が発生したりとデメリットもあるので、自社に合った構築方法を選ぶようにしましょう。
成果が出るまでに時間がかかる
自社型ECサイトの場合、構築したばかりの頃は知名度が低く、成果が出るまでに時間がかかってしまう可能性があります。
しかし、ebisumartには多くの機能があり、中にはSEO対策やSNSとの連携もできる機能もあるため、こうした機能を活用してサイトの知名度を向上させることも可能です。
また、ECの運営には不正がつきものです。
以下の資料では、ECサイトの不正注文対策について漫画形式で分かりやすく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。
まとめ
以上、「ebisumart」について特徴や料金プラン、導入すべき事業者など解説しました。
「ebisumart」の特徴は以下の通りです。
- サイトデザインを簡単に自由に変えられる
- コストを抑えてデザイン性が高いECサイトを作れる
- 万全のサポートがある
- 大量のデータを処理できる
- 700サイト以上の導入実績がある
ebisumartは導入後のサポートも充実しており、専任担当者がECサイト運用を無償でサポートしてくれるのでECを作るのが初めてで不安な事業者でも安心してEC運営できます。
構築実績700サイト以上の実績と豊富なコンサルタント経験やさまざまな連携実績で事業の成功を支援しているので信頼度も高いです。
詳しい使い方や実際の導入費用などは以下、ebisumart公式HPからご確認ください。