「カフェで仕事するとき何を注意したらいいの?」
「カフェで仕事ってしていいの?」
など、カフェで仕事を行う時に何に注意すればいいのか気になっている方はいませんか?
この記事ではそんな疑問を解決するために、
- カフェで仕事をする際の5つの注意点
- カフェで仕事をする時の4つの問題点
- カフェ以外の仕事ができるおすすめの場所9個
などを説明していきます。
現在、カフェで仕事をしている方、またカフェで仕事をしてみたいと思っている方はぜひこの記事を最後までご覧ください。
目次
カフェで仕事をする際の5つの注意点
近年リモートワークを導入する企業が増えたことで、カフェで仕事をする人が増えてきました。
また、カフェで仕事をする際の注意点を知っておきたいという声が多く聞かれます。
カフェで仕事をする際の注意点は、以下の5つ挙げられます。
- フリーWi-Fiに接続しない
- 席を選んで仕事を行う
- お店のルールを確認する
- 席を離れる時にはパソコンを必ず持っていくorロックをかける
- カフェで仕事をしている人に嫌悪感を抱いている人がいる
これらの注意点について、それぞれ詳しく解説していきます。
フリーWi-Fiに接続しない
パソコンやスマホを使う時、フリーWi-Fiに極力接続しないように注意することが大切です。
なぜなら、フリーWi-Fiに接続しながら仕事を行うと情報漏洩につながる危険があるからです。
特に危険なフリーWi-Fiには以下のような特徴があります。
- 暗号化されていない
- 提供元がわからない
このようなフリーWi-Fiに接続しなくてもよいように、ポケットWi-Fiを購入するなど何らかの対策を行いましょう。
フリーWi-Fiを使うことの危険性については、以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
席を選んで仕事を行う
カフェで仕事をする時は、周りの人からデバイスの画面が見えない席を選んで仕事を行うのが望ましいです。
なぜなら、カフェにいるお客さんにパソコンの画面を見られてしまうと機密情報が流出してしまう原因になるからです。
そのため座る場所には十分に注意し、またカフェでは機密情報を扱う仕事はなるべくしないようにしましょう。
お店のルールを確認する
カフェで仕事をする際にお店や他のお客さんに迷惑をかけないためにも、お店のルールをしっかり確認しておくことが大事です。
一部のカフェでは、滞在時間が決まっていたり、電話や会議などを禁止している場所があります。
カフェで仕事を始める時には、そういったルールをしっかりと理解してから行うようにしましょう。
席を離れる時にはパソコンを必ず持っていくorロックをかける
トイレなどで席を離れる時には、パソコンを必ず持っていくかロックをかけるようにしましょう。
なぜなら、ロックをかけずに席を離れた場合、見知らぬ人に勝手にパソコンを操作されたり、機密情報を見られてしまう恐れがあるからです。
実際に、カフェで仕事をしている人が離席するのを待ち構えているような不正者もいるので、公共施設でパソコンを開く時は気を抜かないようにしましょう。
カフェで仕事をしている人に嫌悪感を抱いている人がいる
カフェを利用している人の中には、カフェで仕事をしている人に対して嫌悪感を抱いている人がいることをしっかりと意識することも大切です。
例えば、混雑時に何時間もカフェに滞在することは他のお客さんの迷惑になります。
また、カフェで仕事の会議に出席したり、電話をしたりすることも周りのお客さんの迷惑になる可能性があります。
実際にXにはカフェで仕事をしている人を嫌がっている投稿が見られます。
カフェでオンライン会議してる人って大嫌いよ
— ドロシー (@asamirodriguez) May 22, 2024
他にもこのような投稿があります。
カフェで会議する奴は何なんだよ、うるせえな
— $UDNN (@ramenman365) May 19, 2024
このような人がいることを理解して、自分だけではなく周囲に対して配慮することを心がけましょう。
また、パソコンなどの業務で扱うデバイスの画面を見られたりすることで情報漏洩につながります。
情報漏洩をしてしまうと企業の賠償額は、場合によって1億円以上になるので情報漏洩を防ぐためにもカフェでの仕事は注意しましょう。
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カフェで仕事ってどうなの?
カフェで仕事をすることは、会社の許可があれば気分転換などで利用するにはいいでしょう。
この章では
- カフェで仕事をしてもいいのかどうか
- カフェで仕事をするとはかどるのかどうか
などの疑問について解説していきます。
カフェで仕事をしてもいいの?
結論、あなたの会社が許可をしていれば、カフェで仕事をすることは可能です。
しかし、セキュリティ面からカフェや公共施設の場で仕事を禁止している企業もあります。
そのため、しっかりと会社のルールを確認しておく必要があります。
カフェで仕事するとはかどるの?
カフェで仕事をするとはかどるのかについては、人それぞれ違うでしょう。
周りに人がいる・雑音がある・誘惑がない方が集中できる人は、カフェで仕事をするとはかどると感じる人が多いです。
対して静かな場所の方が仕事に集中できる人は、カフェで仕事をしてもはかどらないと感じることが多いでしょう。
カフェ以外の仕事ができるおすすめの場所については、『4章.カフェ以外の仕事ができるおすすめの場所9個』で詳しく解説しています。
カフェで仕事をする時の4つの問題点
ここからは、カフェで仕事をする時の4つの問題点を紹介していきます。
- セキュリティ面
- 音の問題
- 設備を占領してしまう
- 席を確保するのに時間がかかってしまう
それぞれの問題点について、以下で詳しく解説していきます。
【問題点1】セキュリティ面
カフェで仕事を行う時には、他のお客さんに自分の背後や横から画面を見られるリスクがあり、情報漏洩の危険があります。
また、大切な書類をカフェに持っていき、トイレなどで離席している時に盗まれたり、見られてしまったり、紛失してしまったりなど情報漏洩の可能性は至るところに潜んでいます。
【問題点2】音の問題
カフェで仕事を行う時は、音の問題もよくあげられます。
例えば、
- 人が大勢いて、にぎやかなカフェでは集中することができなかった
- 静かなカフェでは自分のタイピングの音によって周囲に迷惑をかけてしまった
など、音の問題やトラブルが発生するケースも多いです。
【問題点3】設備を占領してしまう
カフェで仕事する時の問題点3つ目は、自分が設備を占領してしまう可能性があるということです。
カフェによっては、仕事をする上で必要なコンセントなどの設備が一部の席にしかない場合があります。
よって、コンセントなどの設備が少ないカフェでの長時間の仕事は、設備を独り占めすることで他のお客さんとのトラブルに発展することもあるので注意しましょう。
【問題点4】席を確保するのに時間がかかってしまう
席を確保することに時間がかかってしまうことも、カフェで仕事を行う時の問題の1つです。
せっかく仕事をしようと思ってカフェに行っても、満席で入店することができないことも考えられます。
そうすると、また違うカフェを探さないといけなくなり、しなければいけない仕事が終わらない可能性があります。
カフェ以外の仕事ができるおすすめの場所9個
前章でお話ししたカフェで仕事をする問題点を避けるためには、カフェ以外で仕事ができる場所もいくつか知っておくといいでしょう。
カフェ以外の仕事ができる場所は9つあります。
- 自宅
- コワーキングスペース
- 駅のテレワークブース
- ホテル
- カラオケ
- レンタルスペース
- ウィークリー・マンスリーマンション
- 図書館
- 銭湯
それぞれの場所について、仕事をする上でのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
おすすめの場所①自宅
カフェ以外で仕事をする場所として、自宅で仕事をすることもおすすめです。
自宅で仕事をする際のメリット・デメリットについてまとめてみましたので参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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静かな場所で仕事をしたい人や、セキュリティ面に不安を感じている人は自宅で仕事をするのがいいでしょう。
ただし、他のことに気を取られてしまったり、オンとオフの切り替えが難しいというデメリットもあるので、自宅と他の場所をその時の気分や仕事内容によって使い分けるのがおすすめです。
おすすめの場所②コワーキングスペース
※引用:クロスオフィス六本木
仕事をする時に、コワーキングスペースを利用することもおすすめです。
コワーキングスペースとは、世代や職種が異なる様々な人と共有しながら仕事をする場所のことです。
コワーキングスペースのメリット・デメリットを表にまとめてみましたので参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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仕事をしながら人脈を広げたいなど、他の利用者とコミュニケーションを取りながら仕事をしたい場合は、コワーキングスペースを利用するといいでしょう。
ただし、セキュリティの確保が難しいなどのデメリットもあるので、情報漏洩対策をしっかり行う必要があります。
おすすめの場所③駅のテレワークブース
※引用:Impress Watch
仕事をする時に、駅のテレワークブースを利用することもおすすめです。
駅のテレワークブースとは、駅に設置してある電話ボックスぐらいの大きさの仕事スペースです。
駅のテレワークボックスのメリット・デメリットをまとめてみましたので参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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出掛け先で周囲に迷惑をかけずに電話やweb会議をしたい時は、テレワークブースを利用するといいでしょう。
ただし、設置されていない駅もあるので、必ずしも近くの駅でテレワークボックスが利用できるというわけではないので注意してください。
おすすめの場所④ホテル
仕事をする際のおすすめな場所として、ホテルもあります。
ホテルのメリット・デメリットをまとめてみましたので参考にしてください。
メリット | デメリット |
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気分転換もかねて、新鮮な気分で仕事に取り組みたい時は、ホテルで仕事を行うことを選択してみてもいいでしょう。
ただし、他の仕事ができる場所に比べて費用が多くかかることや、コピー機など使いたい設備が整っていない可能性はあるので注意してください。
おすすめの場所⑤カラオケ
※引用:カラオケまねきねこ
仕事をするおすすめの場所として、カラオケもあります。
カラオケで仕事をする際のメリット・デメリットをあげてみましたので参考にしてください。
メリット | デメリット |
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カラオケの中には仕事をする人向きのプランを用意しているお店もあるので、仕事をする場所選びの1つの候補にしてください。
音の問題で周囲に気を遣わなくてもいい点やパソコンの画面を見られる心配がないので、安心して仕事を行うことができるでしょう。
ただし、扉に鍵をかけることはできないので、席を離れる時にはパソコンを持っていくかロックをかけるなどの情報漏洩対策は必要です。
おすすめの場所⑥レンタルスペース・レンタルルーム
※引用:オフィスネスト麻布十番
仕事をする場所の1つにレンタルスペースやレンタルルームがあります。
レンタルスペースとは様々な目的のために借りた場所のことを指し、個室であるとは限りません。
一方で、レンタルルームとは様々な目的のために借りる個室のことを指します。
レンタルスペースで仕事をする際のメリット・デメリットをあげてみましたので参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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セキュリティ面を考えると、なるべく個室タイプのレンタルスペース・レンタルルームを利用するといいでしょう。
費用はかかりますが、周囲に気を遣うことなく仕事ができるので、気分転換としてたまに利用してみるのがおすすめです。
おすすめの場所⑦ウィークリー・マンスリーマンション
仕事をする際のおすすめの場所として、ウィークリー・マンスリーマンションがあります。
マンスリーマンション:1ヶ月単位で利用できるマンションのこと
ウィークリー・マンスリーマンションで仕事をする際のメリット・デメリットをあげてみましたので参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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仕事をするために中長期滞在する場合は、ウィークリー・マンスリーマンションを利用することも選択肢の1つです。
基本的に契約したその日から使うことができますが、必ずしも延泊が可能とは限らないことや途中解約の場合は残りの期間分の賃料が返金されないケースもあるので注意が必要です。
おすすめの場所⑧図書館
仕事をする際のおすすめの場所として、図書館があります。
図書館で仕事をする際のメリット・デメリットを上げてみましたので参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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図書館は公共の場であるため、周囲に配慮をする必要があります。
静かな図書館で仕事をする際には、そのことをしっかりと意識して取り組むようにしましょう。
おすすめの場所⑨銭湯
※引用:両国湯屋江戸遊
仕事ができる場所として、銭湯もあります。
銭湯で仕事をする際のメリット・デメリットを上げてみましたので参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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銭湯によっては仕事をする場所を設けているところもありますが、数があまり多くないのが現状です。
もし近くに仕事ができる銭湯がある場合は、仕事終わりにそのまま銭湯を利用し疲れを癒すことができるので、たまに利用してみるのもいいかもしれません。
このように、カフェ以外で仕事ができる場所をいくつか上げてきましたが、どこで仕事をしても『1章.カフェで仕事をする際の注意点5つ』の内容をしっかりと理解しておくようにしましょう。
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【管理部向け】リモートで働く社員による情報漏洩を未然に防ぐ方法
ここからは、リモートワークを許可している会社が行うべき情報漏洩を未然に防ぐ方法を紹介します。
以下がリモートで働く社員による情報漏洩を未然に防ぐ方法です。
- 従業員教育で社内のセキュリティリテラシーを強化する
- ルールの明確化
- PCの覗き見防止シートを用意させる
- ソフト導入などセキュリティを整備する
リモートワークを許可している場合、従業員が様々な場所で仕事を行うため、会社が管理することが難しく情報漏洩が起きやすくなります。
情報漏洩を未然に防ぐ対策について、以下で詳しく解説していきます。
【対策1】従業員教育で社内のセキュリティリテラシーを強化する
情報漏洩を未然に防ぐためには、従業員教育で社内のセキュリティリテラシーを強化しておくことが重要です。
教育の具体例としては、全従業員を対象としたセキュリティ研修を実施することなどが挙げられます。
定期的にセキュリティ研修を実施して、全従業員がセキュリティ意識を高めて情報漏洩が起こらない企業体制を整えていきましょう。
【対策2】ルールの明確化
ルールを明確にすることも、情報漏洩を防ぐためには大切です。
「カフェなどの自宅以外で仕事をしてもいいのか」
「機密情報の持ち出しの不可」
など、曖昧になっていること全てをきちんとルールとして明確にすることが大切です。
またルールを明確にして、リモートワークを行っている従業員のセキュリティ意識を高めるためには、セキュリティポリシーを策定することも効果的です。
【対策3】PCの覗き見防止シートを用意させる
覗き見対策として、PCの脇見防止シートを用意させることも大切です。
『1章.カフェで仕事をする際の注意点5つ』でも説明したように、カフェなど他の人がいる場所ではパソコンを覗き見され情報漏洩する危険性があります。
そのため、覗き見防止のためのシートを全てのパソコンに用意することも情報漏洩を防ぐために大切です。
【対策4】ソフト導入などセキュリティを整備する
セキュリティソフトなどを導入して、セキュリティを整備しておくことも情報漏洩対策の1つです。
カフェで仕事をする従業員がいくら情報漏洩に気を付けていても、情報漏洩の可能性をゼロにすることはできません。
そのため、人の力だけでなくセキュリティ対策ソフトなどを利用することも大切です。
以下の記事では情報漏洩対策についてもまとめているので、参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、カフェで仕事をするときの注意点などを説明してきました。
カフェで仕事をするときには
- フリーWi-Fiに接続しない
- 席を選んで仕事を行う
- お店のルールを確認する
- 席を離れる時にはパソコンを必ず持っていくorロックをかける
- カフェで仕事をしている人に嫌悪感を抱いている人はいる
の5つのことに注意する必要があります。
また、カフェで仕事をする際には
- セキュリティ面
- 音の問題
- 設備を占領してしまう
- 席を確保するのに時間がかかる
などの4つの問題があります。
このようなリスクを避けるためには
- カフェ以外の場所で仕事する
- 従業員教育で社内のリテラシーを強化する
- ルールの明確化
- PCのわき見防止シートを用意させる
- ソフト導入などセキュリティを整備する
などの対策が挙げられます。
従業員自身や企業が行える情報漏洩対策はしっかりとして、安心安全にリモートワークを行いましょう。