2015年から2019年の4年間で、会員サイトへの不正アクセスは約11倍に増加しています。
「自社の通販サイトのセキュリティを強化したい」「サイバー攻撃による通販サイトの被害を避けたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、どのようなセキュリティ対策が必要か、明確にわからない方もいると思います。
そこで本記事では、以下の内容を解説します。
- 通販サイトが攻撃を受ける原因とリスク
- 通販サイトにおけるサイバー攻撃の事例3つ
- 通販サイトに必要な4つのセキュリティ対策
通販サイトの利用者や運営会社の安全を守りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
そもそも通販サイトで攻撃を受ける原因とは?リスクについても解説!
まず、通販サイトが攻撃を受ける原因とそのリスクを解説します。
通販サイトで攻撃を受ける原因とは?
通販サイトは、記録された個人データを狙って攻撃されることがあります。
その主な原因は、以下の3つです。
- サイトへの不正アクセス
- サイトで使用しているアプリ・システムの脆弱性
- 従業員の人為的ミス
通販サイトへの攻撃は、外部からの不正アクセスによって起こります。不正アクセスによってログインできた場合、登録された個人情報を盗むことが可能です。
■不正アクセスとは?
本人になりすましてWebサイトへログインすることです。個人情報を狙う犯罪集団はIDやパスワードが載ったリストを持っており、さまざまなサイトへのログインを試みます。
また、通販サイトで使用しているアプリやシステムのセキュリティに問題があった場合も、攻撃を受ける原因となります。サイトの脆弱性を狙われてアクセスを許した場合、データベースのさまざまな情報が流出する危険性が高いです。
上記のように通販サイトへの攻撃は、外部からのものがほとんどと思われがちです。しかし実際は、次のように内部の人間のミスが原因で情報が流出することもあります。
- 外部へのメールに、顧客情報が記載された書類を添付してしまった
- 個人情報が入ったパソコンやUSBを紛失してしまった
このように通販サイトで攻撃を受ける原因は、外部にも内部にもあるため、双方からのセキュリティ対策を徹底することが重要です。
では攻撃を受けた通販サイトは、どのようなリスクが起こり得るのでしょうか。
通販サイトで攻撃を受ける5つのリスク
通販サイトで攻撃を受けた場合、以下5つのリスクが高まります。
- 個人情報の流出
- 不正会員登録
- 不正注文
- リスクが発生した際の賠償金の支払い
- ブランドイメージの低下
サイトが攻撃を受けると個人情報が流出し顧客に迷惑をかけることはもちろん、企業にとってのデメリットが多いとわかります。
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被害の規模によっては、通販サイトを運営する企業が倒産する危険性も。したがって、不利益が生じる前に、セキュリティ対策をすることが重要です。
とはいえ、「自社の通販サイトが攻撃を受けるイメージがいまいち湧かない…」という方も多いのではないでしょうか。そこで次に、通販サイトがサイバー攻撃を受けた事例をご紹介します。
通販サイトにおけるサイバー攻撃の3つの事例
通販サイトがサイバー攻撃を受けた事例は、以下3つです。
- サイトを改ざんされクレジットカード情報が盗まれた事例
- リスト型攻撃による46万件以上の不正ログインが起きた事例
- 不正アクセスによりクレジットカード情報の流出が起きた事例
順番に見ていきましょう。
【事例1】サイトを改ざんされクレジットカード情報が盗まれた事例
ある企業では、通販サイトでクレジットカード決済をするとき、決済代行会社の決済画面に遷移して支払うシステムを導入していました。これは、通販サイトの運営会社がカード情報を保持しないための対策として効果的です。
しかしこの通販サイトの脆弱性を狙った不正アクセスにより、遷移先の画面が偽のものに改ざんされました。その結果、通販サイトでクレジットカードを利用した人の決済情報が流出したのです。
偽の決済画面を顧客が見破るのは難易度が高いため、通販サイトのセキュリティに問題があった場合は企業が早く修正する必要があります。
【事例2】リスト型攻撃による46万件以上の不正ログインが起きた事例
リスト型アカウントハッキングの被害を受けた、通販サイト会社もあります。
■リスト型アカウントハッキングとは?
複数のサイトで、同じログインIDとパスワードを設定しているユーザーを狙ったハッキングです。犯罪集団はIDとパスワードのリストをなにかしらの方法で入手し、さまざまなサイトで不正ログインを試みます。もしログインできた場合、そのサイトに登録した個人情報は盗まれる可能性が高いです。
ある企業ではリスト型アカウントハッキングにより、46万人以上のアカウントに不正ログインされました。閲覧されたとみられる情報は、住所や氏名、電話番号、クレジットカード情報の一部などです。
これは顧客からの連絡で発覚し、不正ログインされたIDのパスワードは無効化・再設定されました。
サイバー攻撃を避けるために、企業がサイトのセキュリティを強化することは重要です。しかし顧客側が複数サイトで同じIDやパスワードを使い回さないなど、意識して行動することも大切だとわかります。
【事例3】不正アクセスによりクレジットカード情報の流出が起きた事例
システムの脆弱性を悪用した第三者からの不正アクセスにより、決済アプリケーションの改ざんが行われた事例もあります。この事例は、クレジットカード会社から通販サイトへの連絡で発覚しました。
通販サイトへの不正アクセスにより顧客のクレジットカード情報が流出し、不正利用の被害も発生したそうです。
今後このサイトの運営会社はセキュリティ対策や監視体制を強化するとのことですが、問題が起きる前に対策することの重要性がわかります。
■事例のようなサイバー攻撃を防ぐには?
このようなサイバー攻撃による被害を防ぐには、『O-MOTION』のような不正アクセス検知サービスの導入をおすすめします。O-MOTIONなら、リアルタイムで不正アクセスを検知することが可能です。
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ここまで通販サイトが攻撃を受ける原因やリスク、事例を解説しましたが、「サイバー攻撃を防ぐためには、具体的になにをすればいいんだろう?」と悩む方もいると思います。
そこで次に「不正アクセスを防ぐ仕組みを検討する」など、通販サイトに必要なセキュリティ対策を4つお伝えします。
通販サイトに必要な4つのセキュリティ対策?社内ですぐにできる対策も紹介!
通販サイトに必要なセキュリティ対策は、以下4つです。
- ECサイトの脆弱性の対策をする
- セキュリティに関する社内研修の実施する
- 不正アクセスを防ぐ仕組みを検討する
- 不正注文を防ぐ仕組みを検討する
特に3番目の「不正アクセスを防ぐ仕組みを検討する」は、実際にきたサイバー攻撃を防ぐためにも重要です。それぞれ順番に解説します。
【対策1】ECサイトの脆弱性の対策をする
ECサイトのセキュリティに問題があると、次のようなリスクが高まります。
- 入力フォームなどサイトを改ざんされ、個人情報を盗まれる
- 不正アクセスにより、データベースに登録された情報が流出する
- 悪質なソフトウェアに感染し、システムのトラブルが起きる
したがって通販サイトのサイバー攻撃を未然に防ぐには、まずECサイトの脆弱性を認識・修正することが重要です。
とはいえ、ECサイトの脆弱性を認識するために、なにから始めたらよいかわからない方もいるでしょう。その場合、まずは個人情報漏洩のリスクを知り、対策することをおすすめします。
以下の資料では、個人情報漏洩を防ぐ対策について、わかりやすく解説しています。ダウンロードのうえ、社内の共有資料としてもご活用ください!
【対策2】セキュリティに関する社内研修の実施する
通販サイトの攻撃対策として、セキュリティに関する社内研修の実施も有効です。
サイトの個人情報などが漏洩する原因は、内部の人間のミスで起きるケースもあります。
そのため攻撃されない仕組みづくりと並行して、次のような社内研修も大切です。
- セキュリティに問題がある場合のリスク共有
- 個人情報の取り扱いに関するマニュアルの周知
社内研修を実施すればセキュリティへの意識を高められるため、通販サイトへの攻撃を未然に防げます。
【対策3】不正アクセスを防ぐ仕組みを検討する
通販サイトへの攻撃対策として、不正アクセスを防ぐ仕組みを検討することも重要です。
不正アクセスをチェックする方法として、以下の2つがあります。
- 不正アクセスを監視する体制の構築
- 不正アクセスを見抜くサービスの導入
不正アクセスを監視する体制は、自社メンバーで監視方法や監視タイミングなどを決めれば構築可能です。
ただし、人による監視であるため時間がかかり、繁忙期はチェックできない可能性もあります。また、人為的なチェック漏れが発生しないとも言い切れません。
そこでおすすめなのが、不正アクセスを見抜くサービスを導入することです。
たとえばECサイト向けクラウドサービス『O-MOTION』では、Webサイトへアクセスしたユーザーの操作情報やデバイス情報を分析し、不正アクセスによる個人情報漏洩や不正購入を防げます。
O-MOTIONの導入は、対策したいWebページにJavaScriptタグを埋め込むだけで完了します。またO-MOTIONを導入しても、サイトのUI/UXは低下しません。
不正アクセスの検知能力に長けたO-MOTIONは、導入前にトライアルで試すことが可能です。
O-MOTIONのトライアルでは、以下3点を把握できます。
- 1日で発生している不正アクセス数
- 発生した不正アクセスの手口
- 1日の総アクセス数に対する不正判定比率
自社サイトで起きている不正アクセス状況を可視化できるため、まずはトライアルだけでも体験することをおすすめします。
通常O-MOTIONの導入には150万円以上の費用が必要ですが、2023年6月末まで限定で10万円からお試しいただくことが可能です。O-MOTIONのトライアルについては、以下からお問い合わせください。
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【対策4】不正注文を防ぐ仕組みを検討する
通販サイトでは不正注文が大きな問題となっています。特にアフィリエイト報酬を目的に、不正注文を目論む人も少なくありません。
そのため、不正注文しているユーザーがいないかチェックする仕組みを検討することも必要です。
不正注文を防ぐ方法として、以下2つがあります。
- 不正注文を監視する体制の構築
- 不正注文を見抜くサービスの導入
不正注文を監視する体制の構築は、自社メンバーで監視する方法・タイミングを決めれば実施することが可能です。しかし顧客の過去注文などのチェックは、サイト利用者が増えるほど負担が大きくなり、繁忙期は監視が追いつかない可能性も。
そんなときに導入したいのが、不正注文を見抜くサービスです。
例えば、ECサイトの不正注文を見抜くクラウドサービス『O-PLUX』では、通販サイトからの注文に不審な点がないかリアルタイムでチェックできます。
O-PLUXは累計110,000以上のサイトで利用されており、各サイトで検知した不正データを審査に活用しています。その結果、通販サイトの運営会社が目視で見抜けない、最新かつ巧妙な不正にも対応することが可能です。
O-PLUXで不正注文を見抜ければ、以下の課題を解決できます。
- チャージバック
- 商品の転売
- アフィリエイト報酬目的のアカウント作成
O-PLUXの詳細は、ぜひ以下からお問い合わせください。
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ここまで、通販サイトに必要な4つのセキュリティ対策を解説しました。
■通販サイトに必要な4つのセキュリティ対策
1.ECサイトの脆弱性の対策をする
2.セキュリティに関する社内研修の実施する
3.不正アクセスを防ぐ仕組みを検討する
4.不正注文を防ぐ仕組みを検討する
しかし「実際にサイバー攻撃を受けたとき、どうすればいいの……?」など、疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。そこで次に、通販サイトのサイバー攻撃に関してよくある3つの質問とその回答をお伝えします。
通販サイトのサイバー攻撃に関してよくある3つの質問と回答
通販サイトのサイバー攻撃に関してよくある質問は、以下3つです。
- 通販サイトでサイバー攻撃を受けた場合どうすれば良いのか
- 今後新たに出て来るサイバー攻撃に対処する方法はあるのか
- 通販サイトなどでもよくある「Magecart」と「フィッシング詐欺」とは?
順番に解説します。
【質問1】通販サイトでサイバー攻撃を受けた場合どうすれば良いのか
通販サイトでサイバー攻撃を受けた場合、以下の流れでの対応が必要です。
- サイト運営を停止する
- 事実確認・調査(いつ・どこで・誰が・なにを・なぜ・どうしたのか)
- サイバー攻撃を受けたことを公表
- 問題点を解消をする
- 再発防止策の検討や、被害者への事後対応
社内で連携を取り速やかに対応することで、サイバー攻撃の被害を最小限に押さえられます。
とはいえ、自社サイトがサイバー攻撃を受けているかは、簡単にはわかりません。
もし自社の通販サイトがサイバー攻撃を受けているか確認したいなら、『O-MOTION』のトライアルがおすすめです。O-MOTIONのトライアルでは以下のことがわかるため、自社サイトのセキュリティ診断ができます。
- 1日で発生している不正アクセス数
- 発生した不正アクセスの手口
- 1日の総アクセス数に対する不正判定比率
【質問2】今後新たに出てくるサイバー攻撃に対処する方法はあるのか
通販サイトへのサイバー攻撃にはさまざまな手法がありますが、今後新たなサイバー攻撃が出てくる可能性もあります。
新しい手法の攻撃には、以下の方法で対処することが可能です。
- サイトで使用するシステム・アプリケーションの定期的なアップデート
- 人為的ミスを減らすための研修の実施
- サイバー攻撃を防ぐシステムの導入
今後新たに出てくるサイバー攻撃に備えて、今から対策を進めるとよいでしょう。
特に、サイバー攻撃を防ぐシステム『O-MOTION』の導入がおすすめです。
O-MOTIONでなら、次のようにサイバー攻撃に対応できます。
- 機械と人、両方の不正アクセスを検知
- リアルタイムで不正アクセスに対処可能
- 不正アクセスの確認に、ユーザーの手間がかからない
O-MOTIONの詳細は、以下からお問い合わせください。
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【質問3】通販サイトなどでもよくある「Magecart」と「フィッシング詐欺」とは?
「Magecart」は、通販サイトに攻撃するサイバー犯罪集団のことです。MagecartはWebサイトやアプリケーションから、主にクレジットカード情報などを奪い不正利用します。
Magecartは、Magentoというオープンソースのプラットフォームを攻撃していたことから名付けられました。しかし最近ではWordPressやShopifyなどさまざまなプラットフォームもMagecartの攻撃対象となっており、対策が必要と言われています。
「フィッシング詐欺」では、犯罪集団が信頼できる企業になりすましてSMSやメールを送ります。そして送付された本文中の偽サイトへユーザーを誘導し、個人情報を騙しとる詐欺です。
フィッシング詐欺の手口は巧妙化しており、偽サイトも本物とそっくりであるため、被害が大きくなっています。
【Magecart】
通販サイトに攻撃するサイバー犯罪集団。クレジットカード情報を奪い、不正利用する。
【フィッシング詐欺】
企業になりすましてSMSやメールを送信。記載された偽サイトにアクセスさせ、個人情報を騙し取る。
これらの犯罪を避けるためには、サイトのセキュリティを強化することや、サイト利用者のネット犯罪に対する意識を高めることが重要です。
まとめ:通販サイトへのサイバー攻撃は、防ぐ仕組みの導入が重要!
通販サイトへのサイバー攻撃を防ぐには、以下4つのセキュリティ対策が効果的です。
- ECサイトの脆弱性の対策をする
- セキュリティに関する社内研修の実施する
- 不正アクセスを防ぐ仕組みを検討する
- 不正注文を防ぐ仕組みを検討する
近年、会員サイトへの不正アクセスが増加しているため、問題が起きる前に対策を実施しましょう。
通販サイトへの不正アクセスを簡単に防ぎたいなら、不正アクセス検知サービス『O-MOTION』の導入がおすすめです。
O-MOTIONを導入すれば、通販サイトへアクセスしたユーザーの操作情報やデバイス情報を分析し、不正アクセスによる個人情報漏洩や不正購入を防げます。
2023年6月末までならトライアルが10万円で実施できるため、少しでも気になるならぜひ一度O-MOTIONへお問い合わせください。
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