「行けなくなった場合はディズニーチケットを譲渡・転売できる?」
「転売されているディズニーチケットは購入してもいいの?」
などと疑問をお持ちではありませんか?
ディズニーチケットは譲渡・転売が基本的に禁止されています。
また、転売されているディズニーチケットを購入すればチケットが無効化されているなどのリスクを負うことになります。
この記事では、
- ディズニーチケットは譲渡・転売が禁止されている
- ディズニーチケット購入後に行けなくなった時の対処法
- 転売されているディズニーチケットを購入するリスク
などを解説していきます。
正規のチケットを入手してディズニーリゾートを楽しみたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、不正転売を防ぐためにはチケット販売会社の対策が欠かせないので、チケットに特化した不正検知サービス「O-PLUX for チケット」をぜひチェックしてください。
目次
ディズニーチケットは譲渡・転売が禁止されている
結論から言うと、ディズニーチケットを譲渡・転売することは禁止されています。
さらに、正規販売店ではないチケット転売サイトやオークションサイトまたは金券ショップ等で販売されているディズニーチケットは無効とされている場合があり、それにより入園できなかったとしても返金等の補償対応はしてもらえません。
※引用:TOKYO DISNEY REZORT|不正転売対策の実施について
東京ディズニーリゾートのチケットに関する利用規約は、以下をご覧ください。
また、パークチケットの譲渡に関しても、よくある質問の中で「有償・無償を問わず他人への譲渡はできません」と回答されています。
※引用:TOKYO DISNEY REZORT|よくある質問
よって、急用ができて行けなくなったなどの理由で友人にチケットを譲渡した場合は、その友人が入園できなくなってしまうということです。
ディズニーチケットの譲渡や、SNSや転売サイト、金券ショップでディズニーチケットを購入・転売するのは利用規約に違反することになるのでやめましょう。
ディズニーチケット購入後に行けなくなった時の対処法3つ
ここからは、実際に急用などで行けなくなってしまった時の対処法を紹介します。
ディズニーチケット購入後に行けなくなった時の対処法は3つあります。
- 日付を変更する
- 払い戻ししてもらう
- アプリでグループを作成してチケットを共有する
やむを得ず行けなくなってしまうケースもよくあるので、ディズニーリゾートの利用規約に違反しない方法を知っておくようにしましょう。
【対処法1】日付を変更する
行けないと分かった時点で、早めに「日付を変更する」ことを行いましょう。
正規販売店で購入したディズニーチケットは、有効期限内であれば入園予定日を変更できます。
ディズニーチケットの有効期限は、
- オンラインで購入した場合は「購入日から1年後の同日まで」
- 旅行代理店・コンビニエンスストアなどで購入した直接入園予約券の場合は「指定入園日の1ヵ月後の同日まで」
- 名刺サイズのチケットの有効期限は「券面に記載」
となっています。(参考:TOKYO DISNEY REZORT|よくある質問)
「指定入園日」と「有効期限」の違い
指定入園日:チケット購入時に自身で設定した入園日のこと
有効期限:指定入園日とは別に全てのチケットに有効期限として設定されている日付のこと
東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトから購入したチケットの日付変更については、こちらから行ってください。
【対処法2】払い戻ししてもらう
基本的にお客様都合によるキャンセルや払い戻しはできないとなっていますが、一部条件に当てはまるディズニーチケットは払い戻しが可能となっています。
▼払い戻しが可能となっているチケットは、以下の条件全てに当てはまる場合のみ
・購入日に指定した入園日が2023年3月31日まで(購入後に指定入園日を2024年4月1日以降に変更した場合も含む)
・有効期限が2023年10月1日(日)~2024年3月31日(日)
・東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトまたは東京ディズニーリゾート・アプリで購入
※参考:TOKYO DISNEY REZORT|よくある質問
上記全ての条件に当てはまらないディズニーチケットは、払い戻しができないので「【対処法1】日付変更」や「【対処法3】アプリでグループを作成してチケットを共有する」などで対処しましょう。
【対処法3】アプリでグループを作成してチケットを共有する
行けなくなったディズニーチケットを友人に譲渡したい時は、アプリでグループを作成してチケットを共有する方法もあります。
グループを作成することで、
- グループに参加しているメンバーのパークチケットやプランをグループ全員で共有できる
- ディズニーホテルのチェックイン時にルームキーを受け取ったメンバーもアプリでチェックインやお部屋の解錠ができる
などのメリットがあります。
アプリでグループを作成することで、ディーズニーリゾートの利用規約に違反することなく友人へ譲渡することができます。
また、友人へディズニーチケットをプレゼントしたい時もこの方法を使うといいでしょう。
詳しくは、東京ディズニーリゾート・アプリの、「ユーザー設定>このアプリの使い方>グループを作成する(チケットやプランの共有)」で確認してください。
※引用:TOKYO DISNEY REZORT|グループを作成する(チケットやプランの共有)
転売されているディズニーチケットを購入するリスク3つ
SNSや転売サイト、金券ショップなどで転売されているディズニーチケットを見かけますが、転売されているディズニーチケットを購入するには大きなリスクを伴います。
転売されているディズニーチケットを購入するリスクは3つあります。
- 詐欺の恐れがある
- チケットが無効化されている恐れがある
- トラブルがあっても返金されない恐れがある
それぞれ詳しく解説していきます。
【リスク1】詐欺の恐れがある
転売されているディズニーチケットを購入すると、詐欺に遭う恐れがあります。
なぜならば、「チケットをなるべく安く購入したい」「イベント時期のチケット倍率が高い」などで転売チケットを求める人が多いので、そこにつけ込んで詐欺を行う犯罪者が実際にいるからです。
この人にディズニーチケット転売詐欺に遭いました。みなさん気をつけて😭#ディズニーチケット #ディズニー転売 #ディズニーチケット求 pic.twitter.com/31pA7jdo0y
— ぬり (@nuri_nuri_korea) December 24, 2023
ハロウィンやクリスマスなど人気のイベント時期にディズニーリゾートを訪れる予定の方は、早めにチケットを購入するかチケット付きの宿泊予約を行うなどで正規ルートで購入するようにしましょう。
【リスク2】チケットが無効化されている恐れがある
すでに転売されているチケットをディズニーリゾート側が無効にしているケースもあります。
よって、チケットが無効化されていて入園できず、返金対応もしてもらえないといったトラブルが発生します。
楽しみにしていたのに入園できなかったとならないために、ディズニーチケットは正規ルートで購入するようにしましょう。
【リスク3】トラブルがあっても返金されない恐れがある
転売ディズニーチケットが実際に使えなかったなどのトラブルがあっても、返金してもらえる可能性は非常に低いと言えるでしょう。
なぜならば、詐欺である可能性も高いですし、実際にサイト上に返金対応は致しかねますと記載して自己防衛している場合が多いからです。
また東京ディズニーリゾート側は、転売チケットでのトラブルについては何の補償もしてくれないので全て自己責任となってしまいます。
安全にディズニーチケットを購入する方法3つ
ここからは、安全にディズニーチケットを購入する方法を紹介します。
安全にディズニーチケットを購入する方法は3つあります。
- 公式サイト・公式アプリから購入する
- 東京ディズニーリゾート提携ホテルに宿泊して購入する
- 旅行業者が提供するチケット付きプランを利用する
それぞれ詳しく解説していきます。
【方法1】公式サイト・公式アプリから購入する
最初に紹介するのは、公式サイト・公式アプリから購入する方法です。
ディズニーチケットは、2ヶ月先の同日分を14時から販売しています。
以前に比べてディズニーチケットの倍率が高くて買えないなどのトラブルは少ないですが、ハロウィンやクリスマスなどの人気のイベント時期は早めに購入するようにしましょう。
【方法2】東京ディズニーリゾートまたは提携ホテルに宿泊して購入する
東京ディズニーリゾートホテルまたは提携ホテルに宿泊するのも、安全にディズニーチケットを購入できる方法の一つです。
提携ホテルには、「オフィシャルホテル」「パートナーホテル」「グッドネイバーホテル」などがあります。
それぞれのホテルの宿泊者特典は、以下の表にまとめました。
東京ディズニーリゾートホテル | 東京ディズニーリゾート提携ホテル | |||
オフィシャルホテル | パートナーホテル | グッドネイバーホテル | ||
パークチケット | ホテル内で購入可能 | ホテル内で購入可能 | ホテル内で購入可能 | なし |
入園保証 | ・ハッピーエントリー ・入場規制している場合でも入場可能 | 入場規制している場合でも入場可能 | なし | なし |
シャトルバス | なし | 無料シャトルバス有 | 無料シャトルバス有 | 無料シャトルバス有(予約定員制) |
ホテル紹介(一部) | ・東京ディズニーランドホテル ・東京ディズニーシー・ホテルミラコスタなど | ・グランドニッコー東京ベイ舞浜 ・ホテルオークラ東京ベイなど | ・ホテルエミオン東京ベイ ・三井ガーデンホテルプラナ東京ベイなど | ・京王プラザホテル ・東武ホテルレバント東京など |
※参考:TOKYO DISNEY REZORT|東京ディズニーリゾート提携ホテル宿泊者特典
また東京ディズニーリゾートホテル宿泊者は、公式サイト・公式アプリでチケットが売り切れになっていても購入できる特典があります。
よって、公式サイト・公式アプリでどうしても手に入らない場合は、東京ディズニーリゾートホテルに宿泊するのもいいでしょう。
しかしディズニーチケットに関しては、フロントでの購入を一時販売停止しているホテルもあります。
※引用:ホテル エミオン 東京ベイ
詳しくは、ホテルそれぞれの公式HPで確認してください。
【方法3】旅行業者が提供するチケット付きプランを利用する
旅行業者が提供するプランの中には、ディズニーチケット付きの宿泊プランもあります。
ヤフートラベルや楽天トラベルといった旅行会社によって、お得なクーポンやキャンペーンを実施している場合もあるため、予算に合わせて選ぶのがおすすめです。
購入できるディズニーチケットの種類
現在購入できるチケットは、以下の通りです。
購入できるチケットの種類 | チケット内容 |
---|---|
1デーパスポート | 入園日とパークが指定されたチケットで開園時間から1日楽しめるチケット |
アーリーイブニングパスポート | 休日の15時から、ランドかシーどちらかのパークに入園できるチケット |
ウィークナイトパスポート | 平日(祝日を除く)の17時から、ランドかシーどちらかのパークに入園できるチケット |
(障がいのある方向け)1デーパスポート | 対象の証明書をお持ちの方および同伴者1名に限り購入できる、どちらかのパークを開園時間から1日楽しめるチケット |
ファンダフル・ディズニー・パスポート(対象日限定) | 東京ディズニーリゾート・オフィシャルパークファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」のメンバーに限りご購入いただける1デーパスポート |
※参考:TOKYO DISNEY REZORT|パークチケット
それぞれのチケットにつき、1日あたりのチケット販売枚数が一定数に達した場合は予告なく販売が停止されることがあります。
販売状況については、公式サイトのカレンダーを確認するようにしましょう。
また、現在販売休止となっているチケットの種類は以下をご覧ください。
▼販売休止中のチケット
・入園時間指定パスポート(午前10時30分~)
・入園時間指定パスポート(正午12時~)
・シニアパスポート
・ギフトパスポート
・2デーパスポート
・3デーマジックパスポート
・4デーマジックパスポート
・2パーク年間パスポート
・東京ディズニーランド年間パスポート
・東京ディズニーシー年間パスポート
※参考:TOKYO DISNEY REZORT|パークチケット
休止中の各チケットの取扱いについては、決まり次第あらためて公式サイトでお知らせするということです。
不正転売を防ぐならチケット販売会社の対策も重要
不正転売を阻止するためには、ユーザーの意識や不買行動も大切ですが、そもそも転売目的の不正者にチケットを販売しないことが重要です。
チケット販売会社は、ユーザーの気持ちや行動をコントロールできないため、転売チケットの購入を完全に防ぐのは簡単ではありません。
しかし不正者の購入を防ぐシステムがあれば、転売を阻止することができるでしょう。
※参考:かっこ株式会社|O-PLUX
このような不正転売を阻止するのにおすすめなシステムは、不正注文検知システム「O-PLUX 」です。
「O-PLUX」がチケットの不正転売対策でおすすめな理由については、以下で詳しく解説していきます。
チケットの不正転売を防ぐなら「O-PLUX」がおすすめ
チケットの不正転売を防ぐなら、不正者の購入を未然に防ぐことができる「O-PLUX」がおすすめです。
O-PLUXが不正転売を防ぐことができる理由は、
- 累計110,000以上のサイト間でネガティブデータを共有しているので高精度に不正転売を検知できるから
- 利用者の端末を特定・管理することで同一端末からの多数の抽選申し込みを防止できるから
- 特許取得の「名寄せ技術」で複数アカウント・なりすましを防ぐことができるから
などが挙げられます。
※参考:かっこ株式会社
また、 他人のなりすまし・BOTによる不正ログインをリアルタイムで検知して不正転売を防ぎたいなら、不正アクセス検知ソリューション「O-MOTION」が効果を発揮します。
「O-MOTION」は、WEBサイトにアクセスしたユーザーのログイン時の挙動やアクセスした端末情報等を分析します。
※参考:かっこ株式会社|O-MOTION
「O-PLUX」や「O-MOTION」についてもっと知りたいという企業様は、お気軽にお問合せください。
まとめ
ディズニーチケットは有償・無償を問わず譲渡・転売が禁止されています。
ディズニーチケットの転売は規制が厳しくなっていますが、「少しでも安く購入したい」「公式サイトでは売り切れになっている」などの心理に便乗して、未だに転売サイトやSNSなどで不正転売されていることがあります。
しかし、転売されているディズニーチケットを購入することで3つの大きなリスクを負うことになります。
- 詐欺の恐れがある
- チケットが無効化されている恐れがある
- トラブルがあっても返金されない恐れがある
このようなリスクを負わないためにも、ディズニーチケットは正規販売店で購入するようにしましょう。
また、チケット販売店においても不正転売対策はかかせません。
ディズニーチケットの不正転売を阻止するためにも、不正注文検知システム「O-PLUX」や不正アクセス検知システム「O-MOTION」の導入を検討しましょう。
皆が夢の国を思う存分楽しめるように、チケット購入側も販売側も互いに不正転売を阻止していきましょう。