「SBペイメントサービスってどんなサービスなの?」
「SBペイメントサービスを導入するか迷っている..」
と考えてはいませんか?
SBペイメントサービス(ソフトバンクペイメントサービス)は、ソフトバンクグループ傘下の済代行会社です。
ソフトバンクが運営するSBペイメントサービスの決済代行サービスは、高度なセキュリティ対策と豊富な決済手段が魅力の一つです。
本記事ではSBペイメントサービスについて以下を中心に詳しく紹介します。
- SBペイメントサービスの概要
- SBペイメントサービスを導入すべき事業者
- SBペイメントサービスを利用する際の注意点
複数の決済手段に対応して売り上げを伸ばしたい事業者の方は是非最後までお読みください。
目次
SBペイメントサービス(ソフトバンクペイメントサービス)とは?
SBペイメントサービスはソフトバンクグループ傘下の企業で、主に決済代行サービスを提供していて各種決済ツールを導入したい事業者様と決済機関を仲介し、導入手続きや運用管理などを代行しています。
SBペイメントサービスを利用する企業の多くは、クレジットカードやQRコード決済など使いたい事業者で、コンビニや店舗などの対面取引が発生する場所・オンライン決済などの非対面の取引が発生する場所で必要とされています。
決済代行サービスは10社以上が提供していますが、SBペイメントサービスはその中から選ばれて利用される率が高いです。
その理由として、SBペイメントサービスは圧倒的なブランド力に加えて信頼性、高いサポート力、対応可能な決済手段が豊富なことなどがあげられます。
SBペイメントサービスでできること【一覧】
SBペイメントサービス(ソフトバンクペイメントサービス)を導入することで店舗やオンラインショップでできることが増えます。
複数の決済方法を利用・導入したい事業者にとって、足りないものは無いといっていいでしょう。
以下の表はSBペイメントサービスを導入することでできることを簡単にまとめたものです。
導入後できるようになること | 詳細 |
利用できる決済手段 |
など、オンライン・店舗合わせて39種類 |
チャージバック補償の利用 | オンラインショップで起こるクレジットカードの不正利用による被害の補償サービス |
導入決済の相談 | 上記39種類の決済手段から自社に合う決済手段を選ぶ検討を一緒にしてもらえる |
ゼンクラークサービス | サイト上でAIを活用し購買促進させるためのアクションを起こせる |
その他(有料オプションあり) |
|
決済手段が増えることのメリットとしては、ユーザーが困らない=カゴ落ちが減ることです。
例えばECサイト(オンラインショップ)の買い物をしていて、「〇〇Payを使いたいけどここでは使えない..」となった場合、購入者は別のお店で購入をするしかなく、いわゆるカゴ落ち(途中で買い物をやめること)をさせてしまうことになってしまうのです。
それがSBペイメントサービスを導入することで無くなると言っていいでしょう。
SBペイメントサービスを利用する際にかかる費用
SBペイメントサービス利用する際にかかる費用は
- 初期費用
- 月額利用費
- 決済手数料
のように分けられます。
これらの相場としては
- 初期費用:30,000~80,000円
- 月額利用費:3,000〜8,000円
- 決済手数料:o~5円、決済の5%など
※フセラボ調べ
となっていますが、SBペイメントサービスの導入費用については事業者のビジネス形態なども踏まえ、個別に見積もりをしています。
決済代行サービスにおいて、「安いから利用する」という選び方はおすすめしません。
利用する決済代行サービス選ぶ際には、使いたい決済方法があるか・サポートが厚いかで選ぶことをおすすめします。
SBペイメントサービスの導入事例3選
ここからはSBペイメントサービスを実際に導入した事業者の事例を紹介します。
ここに記載している事業者は『導入事例|SBペイメントサービス公式』を参考に、インタビューできっかけ・導入効果をお話している事業者を選んでいます。
事例紹介1. 株式会社ゴンチャ ジャパン様
株式会社ゴンチャ ジャパン様は、ミルクティーなどのティーメニューをメインで扱っていて世界で1700店舗超を展開するグローバルブランドです。
株式会社ゴンチャ ジャパン様のSBPS導入のきっかけと効果は以下の通りです。
- 【導入のきっかけ】
「コロナ禍におけるニーズの高まりや店舗の混雑緩和、販売チャネルの拡大を目的として、モバイルオーダーの導入を検討することとなりました。」
- 【導入効果】
「2021年12月より直営店のみでモバイルオーダーサービスをリリースし、2022年3月にFC店舗を含めた全店舗導入をスタートしました。
徐々にモバイルオーダーの利用比率も伸びてきています。また、お客さまの待ち時間削減の他、店頭での注文受付の工数削減といったオペレーション改善にもつながっています。」
事例紹介2. 株式会社さとふる様
株式会社さとふる様は、市町村、都道府県など地方自治体への「ふるさと納税(地域への寄付金)」を、申し込み受付から決済までワンストップで提供しています。
株式会社さとふる様のSBPS導入のきっかけと効果は以下の通りです。
- 【導入のきっかけ】
「自治体への寄付金を取り扱う決済事業者は、自治体から指定された上で指定代理納付者として寄付金を受け取る必要があります。
そこで、株式会社さとふるは自治体に安心して指定してもらえるよう、セキュリティ面、事業実績ともに定評があるSBペイメントサービス(以下SBPS)に決済サービス提供を依頼しました。」
- 【導入効果】
「さとふるは、ふるさと納税の総合サイトで、キャリア決済を初めて導入したことで注目を集めています。
コンビニ・ペイジー決済は、当初想定以上に多く利用されており、キャンセル率も低かったようです。
また、契約面などの事務処理も簡素化され、さとふるを通じて、クレジットカード決済やコンビニ決済、ペイジー決済などを導入できることは、自治体にとっても大きなメリットになっています。」
※引用:SBPS導入事例「株式会社さとふる様」
事例紹介3. 伊藤忠エネクス株式会社様
伊藤忠エネクス株式会社様は、石油製品・LPガスの販売事業、電力の発電・販売事業を行っている燃料商社です。
系列のガソリンスタンドにおいて「スマホ給油」サービスを開始しています。
伊藤忠エネクス株式会社様のSBPS導入のきっかけと効果は以下の通りです。
- 【導入のきっかけ】
「ガソリンスタンドにおいては、以前からお客さまより「注文機の操作方法がわかりにくく、使いづらい」というご意見をいただいておりました。
また、精算時に現金で支払う場合、精算機までお釣りを取りにいかなければならないなど給油操作の簡素化・時短化が課題としてありました。」
- 【導入効果】
「スマホ給油のメリットである給油操作の簡易化・時短化について、実際にご利用いただいたお客さまから「今までよりも給油までの作業が早い」「操作が楽だった」などのご意見をいただいております。
お客さまの利用状況を見てみても、「スマホ給油」を2回以上ご利用いただいている方が50%以上となっています。一方、店舗側も他社との差別化や、将来的な省力化・コストダウンが可能となるとして双方にメリットが見込めます。」
SBペイメントサービスを導入すべき事業者
導入事例を見ても分かるように、SBペイメントサービスは決済手段の増加・決済の簡略化・お客様の負担軽減を考えている事業者に導入されています。
以下のような事業者であれば導入すべきと言えるでしょう。
- 決済手段を増やしたい事業者
- ポイント還元キャンペーンを展開したい事業者
- サブスクリプション型ビジネスを展開する事業者
- お客様への負担軽減を考えている事業者
それぞれ解説します。
決済手段を増やしたい事業者
まず1つ目に、決済手段を増やしたい事業者であればオンラインショップやECサイト・実店舗を運営する事業者すべてに導入すべきと言えます。
例えば、今、クレカ決済しか使えない事業者であればQRコード決済を入れたい、キャリア決済を入れたいなどのような考えがあると思います。こうなった時に決済代行サービスを利用するのです。
SBペイメントサービスは、店舗やオンラインショップのタイプによって費用が変わります。
以下から詳しくは相談してみてください。
ポイント還元キャンペーンを展開したい事業者
SBペイメントサービスは、ポイント還元キャンペーンを展開することもできます。
仕組みとしては、SBペイメントサービスに登録したクレジットカードや電子マネーを利用して決済を行うことで、ポイントが還元されます。
ポイント還元は、消費者にとって大きなメリットになるため、集客力を向上させることができます。
サブスクリプション型ビジネスを展開する事業者
SBペイメントサービスは、定期決済にも対応しているため、サブスクリプション型ビジネスを展開する事業者にもおすすめです。
SBペイメントサービスの導入により、通常決済よりも管理などが面倒なサブスクでの決済処理、請求書管理などの手間を削減することができます。
お客様への負担軽減を考えている事業者
SBペイメントサービスを導入することで決済手段が増え、お客様が使いたい決済方法に合わせて買い物・サービスの利用をしてもらうことができます。
決済手段が増えたり改善されることは購入者・サービス利用者にとって「便利!」「また使いたい!」と思ってもらいリピートさせることができます。
決済手段が増えることはカゴ落ち対策にもなり売上アップが期待できます。
決済(代行)サービスを利用するメリット12個
事業者がSBペイメントサービスのような決済代行サービスを利用するメリットには以下のようなものがあります。
- 多様な決済手段に対応できる
- 売上から入金までの管理を一元化できる
- 支払い決済を簡素化する
- 契約・手続きが簡単
- システム構築にかかる費用をカットできる
- 時間・コストの削減になる
- 保証を向上する
- 販売促進効果をもたらす
- 海外の人に買い物してもらえる
- ビジネスの戦略立案やマーケティングに活用できる
- 取引上の安全を確保できる
- チャージバック保証サービスがある
順に解説します。
多様な決済手段に対応できる
クレジットカードやデビットカード、銀行振込など、様々な決済手段に対応することができます。
また、スマホ決済や電子マネーなどの最新の決済手段にも柔軟に対応できます。
例えば、SBペイメントサービスはコンビニ払いや後払い、ソフトバンク・ドコモ・auなどのキャリア決済、QRコード決済、6大国際ブランドのクレジットカード払いに対応しています。
売上から入金までの管理を一元化できる
個々に直接契約すると決済機関によって締め日や入金日が異なり、1か月に何度も資金管理に追われます。
そうなるとキャッシュフローの見通しも立てづらくなるでしょう。
しかし、決済代行サービスを利用することで、売上の管理を簡素化することができます。
また、注文数や金額などを一元的に管理することができます。
支払い決済を簡素化する
SBペイメントサービスを利用することで、ECサイトやアプリ等での支払いが簡素化されます。
顧客は、会社の代行提供する決済手段から自分に最適なものを選択することができ、支払いの手続きも簡単に行えます。
契約・手続きが簡単
決済代行サービスを利用しない場合、各種決済サービス会社に連絡を取って個々に契約が必要となり、手続きが煩雑になります。
しかし、決済代行サービスを利用すれば、各種決済サービスを利用できるのです。
また、決済に必要な各種手続きや手数料の支払いなども、決済代行サービスが代行するため、手続きが簡単になります。
システム構築にかかる費用をカットできる
決済代行を利用することで、各決済機関の独自の仕様に合わせてシステムを開発する必要がなく、1つのシステムに対応するだけで複数の決済手段を導入できるため、負担が軽減され、多様な決済手段を導入し安定客層を獲得することが容易になります。
個別に契約する場合は決済機関ごとに独自の仕様があるため、それぞれ合ったシステムを開発する必要があり、人的・コスト・時間の負担が大きくなります。
複数の決済手段に対応するためのシステム開発をしなくて済み、導入も容易になります。
時間・コストの削減になる
複数決済をSBペイメントサービスにまとめて申込み・導入が可能なので、申込みから入金までを一本化することで、事業者の工数削減にも繋がります。
また、決済処理作業やトラブル対応などの手間やコストも削減することができます。
保証が向上する
SBペイメントサービスが提供するセキュリティ対策により、不正な不正アクセスや決済な決済を防止することができ、クレジットカードの支払いに関するトラブルが発生した場合にも、SBペイメントサービスを仲介することで、事業者と顧客双方の負担を最小限に抑えることができます。
顧客へ安心して決済を行うことができる環境を提供します。
販売促進効果をもたらす
SBペイメントサービスを導入することで、顧客の利便性が向上するため、リピート率の向上や新規顧客の獲得につながります。
また、決済手段の選択肢が豊富であることも、購入意欲を高める効果があります。
海外の人に買い物してもらえる
SBペイメントサービスは6大国際ブランド(Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club International、Discover)に対応しています。
ブランドロゴのあるクレジットカードであれば、発行しているクレジットカード会社を問わず、クレジットカード決済を受け付けることが可能です。
また、中国の銀聯カードに対応した「銀聯ネット決済」も対応しており、海外からの支払いも簡単に行うことができます。
ビジネスの戦略立案やマーケティングに活用できる
決済代行サービスは、決済データを解析・分析することができます。
これにより、購買履歴や消費者の行動傾向などを把握することができ、ビジネスの戦略立案やマーケティングに活用することができます。
取引上の安全を確保できる
決済代行サービスは、顧客のカード情報や個人情報を保護するため、高度なセキュリティ対策を備えています。
また、不正アクセスや不正利用に対する警戒体制も整備されており、安心して利用することができます。
例えばSBペイメントサービスは、ECサイトに不可欠なセキュリティ機構を整備しており、「JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)」や「プライバシーマーク」の認証を受けている他、「PCI DSS」不正認証と保証サービスの無償附帯、クレジットカード情報非保持化、本人認証サービス(3Dセキュア)対応など、積極的なセキュリティ対策を実施しています。
チャージバック保証サービスがある
決済代行業者には万が一不正利用が起こりチャージバックが発生した場合でも、事業者の負担を少なくするチャージバック保証サービスがあります。
チャージバック保証サービスとは、ある条件のもとに発生したチャージバックが、一部負担されるサービスです。
事業者と消費者ともに安心して取引ができるためのサービスです。
なお、チャージバックについては以下の記事で詳しく紹介しています。
SBペイメントサービスを利用する際の3つの注意点
多くの魅力があるSBペイメントサービスですが、利用する際は注意すべき点もあります。
以下の3つの注意点をおさえておきましょう。
- 無料ではない
- 実店舗とオンラインショップの契約が違う
- ユーザー側に不正利用の注意喚起を継続する
順に解説します。
無料ではない
SBペイメントサービスは、無料で利用することはできません。
SBペイメントサービスだけでなく、決済代行サービスは基本的に無料で利用できません。
そのため、電子マネーなど様々な決済手段を増やすには費用がかかることを理解しておきましょう。
実店舗とオンラインショップの契約が違う
現在、実店舗とオンラインショップを同時に運営するケースも増えてきています。
SBペイメントサービスをオンラインショップで利用していて、実店舗でも利用したい場合、契約が異なる場合があります。
オンライン・実店舗用で、それぞれの契約手続きが必要になるので注意しましょう。
ユーザー側に不正利用の注意喚起を継続する
SBペイメントサービスは、セキュリティにも配慮されたシステムとなっていますが、ユーザー側でのセキュリティ対策も必要です。
SBペイメントのサービスを導入したからといって、セキュリティを全面的に任せるのではなく、引き続きユーザーへの不正利用の注意喚起・店舗側でのセキュリティチェックをするべきです。
例えば、情報漏洩や不正アクセス、アカウントの乗っ取り、カードの不正利用などが無いかなどの定期的な確認が必要です。
まとめ
近年では新型コロナウイルスの影響により、接触を避けた決済方法が求められるようになったことでキャッシュレス社会への移行が加速しています。
そんな中、SBペイメントサービスは多様な決済を提供しており、以下のようなメリットがあります。
- 多様な決済手段に対応できる
- 売上から入金までの管理を一元化できる
- 支払い決済を簡素化する
- 契約・手続きが簡単
- システム構築にかかる費用をカットできる
- 時間・コストの削減になる
- 保証を向上する
- 販売促進効果をもたらす
- 海外の人に買い物してもらえる
- ビジネスの戦略立案やマーケティングに活用できる
- 取引上の安全を確保できる
- チャージバック保証サービスがある
利用者にとって使いやすいインターフェースや特典が用意されているため、利便性が高く、より良いショッピングが体験できます。
SBペイメントサービスでは、多種多様な決済に対応しておりクレジットカードやデビットカードはもちろん、スマートフォン手段決済やQRコード決済など利用者のニーズに合わせて幅広く対応しています。
また、専任のカスタマーサポートによる丁寧な対応も魅力の一つです。
お客様からのお問い合わせには迅速かつ丁寧に対応し、常にお客様の立場に立ったサービスを提供しています。
SBペイメントサービスは、安心して取引を有効な決済サービスとして多くの企業や個人から信頼を寄せられています。
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