不正検知・ノウハウ

バレンタインやホワイトデーなどのシーズンイベントにおけるECサイトの不正注文リスク

バレンタインやホワイトデーなどのシーズンイベントにおけるECサイトの不正注文リスク

「バレンタインデーやホワイトデーではEC(ネット)不正が増えるって本当?」
「イベント時期が狙われる理由が知りたい!」

など、バレンタインデーやホワイトデーなどのイベント時期に不安を抱えている事業者はいませんか?

バレンタインデーやホワイトデーが近づくと、ECサイトを利用して贈り物を用意する人が増えるので、EC事業者にとっては忙しくなる時期でしょう。

繁忙期には、受注処理に追われ通常時より注文情報のチェックも甘くなりがちですが、不正者はそのタイミングを狙ってきます。

この記事では、

  • バレンタインデーやホワイトデーなどのイベントでEC不正が増えることについて
  • バレンタインデー・ホワイトデーで選ばれやすい物

などを解説していきます。

これから迎えるイベント時期で不正対応に追われることがないように、本記事を一読してイベント時期の不正注文に備えていきましょう。

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バレンタインデー・ホワイトデーなどのイベントでEC不正が増える?

バレンタインデーやホワイトデーなどのイベントでは、EC(ネット通販)での不正が増えます。

なぜならば、イベント時期には贈り物を用意する人が増える上に、最近では実店舗よりもECサイトで贈り物を購入する人が多いからです。

いま、ECの利用率が高い

以下の図は、株式会社システムインテグレータがネットショッピング利用状況を独自調査した結果です。

▼調査概要

調査主体:株式会社システムインテグレータ
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:直近3カ月以内にECサイトを利用しており、かつ年1回以上の頻度でECサイトを利用する全国の男女800人
調査実施時期:2023年6月

ネットショッピング 利用状況

※引用:株式会社システムインテグレータ

調査対象の78.9%が、欲しい商品がある時は「モール型ECサイト」で購入していることが分かります。

モール型ECサイトとは、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどを指します。

バレンタインデーやホワイトデーなどのイベント時期には、贈り物を実店舗で購入するよりもECサイトを利用する人が多いということはこの表を見ても明らかです。

つまり、バレンタインデーやホワイトデーなどのイベント時期は、普段よりも注文が増えることで必然的に不正注文も発生しやすい状況であると言えるでしょう。

不正注文や本人確認・注文のキャンセルメールの送り方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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不正者はイベント時期を狙う

バレンタインデーやホワイトデーなどのイベント時期では、受注処理に追われ通常時より注文情報のチェックが甘くなりがちですが、不正者はそのタイミングを狙ってきます。

よって、イベント時期で注文数が多い時に限って不正注文の対応にも追われるといった現象が起きてしまいます。

さらに、不正注文が増えると通常の配送業務にも支障をきたす恐れがあるので、EC事業者はイベント時期に備えて不正対策は万全にしておくべきでしょう。

なお、当サイトを運営するかっこ株式会社は、不正注文検知システム「O-PLUX」を開発・提供しているので、「イベント時期の不正注文が不安」などのお悩みがある事業者様はぜひお気軽にお問い合わせください。


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ECサイトで起こる不正の種類

ここからは、ECサイトで起こる不正の種類について紹介していきます。

ECサイトで起こる不正の種類を覚えておけば、いざ不正が起こった時に早急に対処することができるのでぜひ覚えておきましょう。

ECサイトで起こる不正には、

  • 他人のクレジットカードを使用した不正注文
  • 初回限定商品不正取得・買い回り
  • 悪質な転売
  • 後払い未払い
  • 代引き受取拒否
  • いたずら注文
  • ポイント不正取得

などがあります。

いずれの不正行為も悪質性が高く、特にクレジットカードの不正利用は毎年増加傾向にあり社会問題となっています。

不正者がいる限りECでの不正をなくすことはできませんが、不正注文検知システムなどを導入すれば、注文完了前に不正をブロックしてくれるので被害を最小限に抑えることは可能です。


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バレンタインデー・ホワイトデーってなに?

毎年楽しみにしているバレンタインデーやホワイトデーですが、そもそも「バレンタインデーやホワイトデーの意味や由来ってなに?」と疑問を抱いている方もいるでしょう。

  • バレンタインデー:2月14日に処刑されたヴァレンティヌスの逸話が由来
  • ホワイトデー:諸説あるが日本発祥のイベント

そんな方たちに向けて、バレンタインデーやホワイトデーの意味や由来について簡単に分かりやすく説明していきます。

バレンタインデー・ホワイトデーの意味と由来

バレンタインデーという言葉の由来は、古代ローマのヴァレンティヌス司教の名前から付けられました。

ウァレンティヌス

※引用:ヴァレンティヌス|ウィキペディア

ヴァレンティヌス司教は、兵士たちの結婚が禁止されていた中で皇帝の命令に従わなかったため、今のバレンタインデーとされている2月14日に処刑されました。

その後、愛を貫いて犠牲となったヴァレンティヌスの逸話をきっかけに、キリスト教徒にも「恋人たちの日」として認知されるようになり、それが世界に広まっていったと言われています。

また、ホワイトデーが正式に記念日として制定されたのは1978年のことで、諸説ありますが、1つは福岡市にある菓子店・株式会社石村萬盛堂によって発案されたことがあります。

これは当時、「君からもらったチョコレートを僕の心(白いマシュマロ)でやさしく包んでお返しするよ」という意味でマシュマロを贈ることが正式なルールとされていました。

株式会社石村萬盛堂※引用:石村萬盛堂

今ではホワイトデーにマシュマロを贈る人は少ないかもしれませんが、ホワイトチョコレートや白い花を贈るのもピュアで純粋なイメージがありおすすめです。

バレンタインデー・ホワイトデーで選ばれやすい物

「バレンタインデーやホワイトデーに何を贈ればいいのか分からない」

という方の参考になるように、バレンタインデーやホワイトデーで選ばれやすい物について紹介します。

バレンタインデーやホワイトデーで選ばれやすい物として挙げられるのが、

  • チョコ
  • チョコ以外のお菓子
  • 普段使いしやすい物
  • ギフトカード
  • ちょっと背伸びした高級品

などです。

それぞれどのような相手に贈るのがおすすめかなどについて、以下で詳しく紹介していきます。

チョコ

バレンタインデーやホワイトデーの定番として挙げられるのが、チョコです。

チョコレートには、「あなたと同じ気持ち」という意味があるので、バレンタインデーやホワイトデーに恋人へ贈るにはピッタリです。

チョコ以外のお菓子

最近では、バレンタインデーやホワイトデーにチョコ以外のお菓子を贈る人も多いです。

お世話になっている上司や友人に贈る時に、チョコだと気持ちが重いと思われそうと悩む方もいるでしょう。

そんな時には、クッキーなどチョコよりも気軽に渡せるお菓子がおすすめです。

普段使いしやすい物

最近の傾向として、バレンタインデーやホワイトデーへの贈り物に、手元に残る普段使いしやすい物が選ばれるようになってきました。

バレンタインデーやホワイトデーの定番でもある、チョコやお菓子はいつまでも手元に残しておくのは難しいです。

しかし、普段使いしやすい物(例えば香水など)は手元に残るので、より相手からの気持ちや愛情を感じることができるでしょう。

ギフトカード

ここ最近では、LINEなどで簡単にギフトカードを贈ることができるようになりました。

「相手が何を欲しいか分からない」「自分で欲しいものを買ってもらいたい」という方は、手軽にギフトカードを贈るのもいいでしょう。

ただし、ギフトカードだけでは相手に気持ちや愛情が伝わりにくいかもしれないので、メッセージで気持ちを伝えることも忘れないでください。

ちょっと背伸びした高級品

大人の男女では、バレンタインデーやホワイトデーにはちょっと背伸びした高級品を贈ることもあるでしょう。

しかし、バレンタインデーやホワイトデーは感謝や愛情の気持ちを表現する日でもあるので、無理してお金をかける必要はないでしょう。

相手からリクエストされている場合や金銭的に余裕がある時には、ちょっと背伸びしてみてもいいかもしれません。

シーズンイベントで忙しくなるEC事業者は不正注文に要注意

シーズンイベントで忙しくなるEC事業者は、不正注文には十分に注意してください。

EC事業者にとっては、イベント時期以外でも不正注文のリスクはありますが、特にイベント時期は受注に追われて色々とミスが起こりやすいのも事実です。

中でも、受注が入るたびに1件1件目視で正規注文かをチェックしているEC事業者は、イベント時期には不正注文のリスクが高まります。

当サイトを運営するかっこ株式会社は、不正注文を注文が完了する前にブロックできるシステム「O-PLUX」を開発・提供しています。

「不正注文対策を行いたい」「イベント時期に備えて不正対策を見直したい」という事業者様は、以下をクリックしてお気軽にお問い合わせください。


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まとめ

この記事では、バレンタインデーやホワイトデーなどのイベントではEC(ネット)不正が増えることについてお伝えしてきました。

不正者は、イベント時期の繁忙期など何かとミスなどが起こりやすいタイミングを狙っています。

また、最近ではバレンタインデーやホワイトデーへの贈り物は実店舗よりもECサイトで購入する人が多いので、必然的に不正注文のリスクは高まります。

よって、EC事業者はイベント時期に向けて早急に不正対策を見直す必要があるでしょう。

不正対策を見直す際には、注文が完了する前に不正注文を検知して瞬時にブロックできる不正注文検知システムの導入を検討してみてください。

当サイトを運営するかっこ株式会社では、高精度に不正注文を検知することができる不正注文検知システム「O-PLUX」を開発・提供しています。

EC事業者にとってイベント時期は売上を期待できる絶好の機会なので、不正注文検知システムを導入するなどで売上機会を逃すことがないように対策を行っていきましょう。


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