不正検知・ノウハウ

  •  PR 

ヒュンダイカードとは?招待制のthe Black Edition3についても解説

ヒュンダイカードとは、韓国の代表的なクレジットカード会社の一つです。

クレジットカードに「デザイン」という概念を取り入れ、参入当時に一大旋風を巻き起こしました。

キャッシュレス決済の普及率が高い韓国においても、斬新なアプローチで市場に影響を与え続けています。

本記事では、下記の内容を解説します。

  • ヒュンダイカード・the Black Edition3の概要
  • ヒュンダイカードを所持するメリット

記事の後半では、増加を続ける「クレジットカードの不正利用」についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

\かっこ株式会社独自調査!近年のクレカ不正とは?/ クレジットカード不正利用まとめ

ヒュンダイカードとは

ヒュンダイカードとは、韓国にある大手自動車メーカー「現代自動車」系列の会社が提供するクレジットカードです。

2023年6月末時点で、カード会員数は1,179万人・加盟店の数は300万店を超え、業界の平均を大きく上回っています。

※参考:日本格付研究所

ヒュンダイカードは韓国のクレジットカード業界のリーダー的存在で、今後も系列グループの顧客力を活かし、事業拡大が進んでいく見通しです。

なお、2023年11月には日本格付研究所(JCR)からA+(ポジティブ)信用格付けを取得しました。

韓国のクレジットカード会社が日本の信用格付けを取得したのは、初の出来事でした。

また、ヒュンダイカードのもう一つの特徴として、2023年に韓国で初めてApple Payを導入したことも挙げられます。

Apple WatchやiPhoneでの決済も可能になり、支払いの選択肢がさらに広がりました。

ヒュンダイカードが発行する「the Black Edition3」とは

ヒュンダイカードが発行する「the Black Edition3」とは、韓国初のVVIP(超重要人物)カードのことです。

the Black Edition3はカード会社からの「招待制」になっており、誰でも所持できるものではありません。

韓国の中でも経済的・社会的地位や名誉のある1,000人のみが所有できるとされています。

ヒュンダイカードを所持するメリット2選

ヒュンダイカードを所持するメリットは、主に下記の2点です。

  1. 韓国にある会員限定の施設を利用できる
  2. 韓国でApple Payが使える

それぞれ具体的に見ていきましょう。

【メリット1】韓国にある会員限定の施設を利用できる

1つ目のメリットは、韓国にある会員限定の施設を利用できることです。

韓国には、図書館や音楽関連の施設・コワーキングスペースなど、ヒュンダイカード会員しか入れない施設が複数存在します。

カード所持者であれば利用できるため、契約者からすると嬉しい特典の一つと言えます。

【メリット2】韓国でApple Payが使える

2つ目のメリットは、韓国でもApple Payが使用できることです。

前述したとおり、ヒュンダイカードは2023年に韓国で初めてApple Payを導入しました。

大型店舗やコンビニエンスストアなどの「Apple Pay対応店舗」でApple Payが使えるため、決済の幅が広がります。

クレジットカードの不正利用に要注意

ヒュンダイカードに限った話ではありませんが、クレジットカードを所持する際は不正利用に注意しなければなりません。

一般社団法人日本クレジット協会によると、2022年のクレジットカード不正利用被害額は「436億円」で過去最高額を記録しました。

※引用:「一般社団法人日本クレジット協会

2023年においても、1月〜9月までに約401億円の被害額となっており、前年を上回る被害額になることが予想されます。

増加の原因として考えられることの一つが、不正利用の手口が年々巧妙化している点です。

クレジットカードを利用する際は、次のような対策をしてカード不正の被害に遭わないように気を付けましょう。

【カード不正の被害を防ぐ対策の例】

  • 盗難や紛失をしないように厳重管理する
  • 知り合い以外からのメールに添付されたファイルやURLを不用意に開かない
  • カード情報を入力する際は、安全性が確保されている場所を選ぶ

下記の記事では、クレジットカードを不正利用されないための予防策などをまとめていますので、参考にご覧ください。

まとめ

ヒュンダイカードは、韓国の自動車メーカー「現代自動車」系列の会社が提供するクレジットカードです。

韓国のクレジットカード会社として初めて日本の信用格付けを取得するなど、韓国のクレジットカード業界を牽引しています。

ヒュンダイカードのメリットは、主に下記の2点です。

  1. 韓国にある会員限定の施設を利用できる
  2. 韓国で初めてApple Payを導入した

なお、今後キャッシュレス化が進むとともに、カードを不正利用する犯罪者の増加が懸念されます。

巧妙化する手口に引っかからないためにも、高いセキュリティ意識を持って下記のような対策を施すことが大切です。

  • 盗難や紛失をしないように厳重管理する
  • 知り合い以外からのメールに添付されたファイルやURLを不用意に開かない
  • カード情報を入力する際は、安全性が確保されている場所を選ぶ

下記の記事では、クレジットカードの不正利用がどのような原因で起こるのかを詳しく解説しています。併せてご覧ください。

ピックアップ記事

  1. クレジットカードの不正利用を防ぐ方法は?消費者と事業者の両視点から原因を解説
  2. 3Dセキュア2.0を導入後も不正注文対策は必要!理由とおすすめの不正検知システム…
  3. 転売屋対策に効果のある13個の方法を紹介!転売が引き起こすリスクとは?
  4. 不正アクセスとは?主な4つの手口と対策、被害事例を紹介
  5. 【購入者向け】受取拒否のやり方や荷物の保管期間を過ぎてしまう時の対応について紹介…

関連記事

  1. 不正検知・ノウハウ

    アクワイアラとは?EC・クレジットカード業界での主な役割を解説

    「クレジットカードの仕組みってどうなっているの?」「アクワイアラと…

  2. 不正検知・ノウハウ

    ECサイト運営で行うべきリスク対策15個!会員登録から決済まで潜む危険まとめ

    「ECサイトを運営するうえで行うべきリスク対策とは?」「リスク対策…

  3. 不正検知・ノウハウ

    初回限定品を狙った不正注文・転売の対策方法7選

    「初回限定品で割引のある商品が多数転売されてしまうがどうすればいいか」…

  4. 不正検知・ノウハウ

    ビッシング(ボイスフィッシング)とは?手口や対策を徹底解説

    ビッシングとはフィッシング詐欺の一つで、音声を使用した詐欺行為です。…

  5. お菓子の不正注文

    不正検知・ノウハウ

    お菓子の不正注文が急増中!EC事業者が負うリスクやおすすめの不正注文対策を紹介

    「お菓子を扱っているショップへの不正注文が増えてる?」「ニュース見…

かっこ株式会社独自調査ECレポート
EC不正事業者セルフチェックシート
漫画3匹の子豚でわかるどこよりもわかりやすいWebセキュリティ入門
漫画ウサギとカメでわかるどこよりもわかりやすいEC不正注文対策 無料ダウンロード

おすすめ記事

  1. チャージバックとは?不正が起こる原因と事業者が行うべき5つの…
  2. 【2025年最新】クレジットカードの不正利用被害は過去最高額…
  3. フィッシングサイトを検知する3つの方法!企業が受ける被害例も…
  4. 3Dセキュア2.0を導入後も不正注文対策は必要!理由とおすす…
  5. QRコード決済は危険?不正利用される原因や安全に使える電子決…
かっこ株式会社独自調査ECレポート

お役立ち資料

EC不正事業者セルフチェックシート
  1. クレジットカード 不正利用

    消費者向け

    クレジットカードが不正利用されたら?すぐ確認する3つの方法【原因と対策も確認必須…
  2. 不正検知・ノウハウ

    DDoS攻撃とは?犯人の狙いや攻撃を受けた際のリスクや対策まで徹底解説
  3. 3Dセキュア

    3Dセキュアは不正検知サービスとの併用がおすすめ!その理由と両者の違いを解説
  4. 不正検知・ノウハウ

    QRコード決済からのカード情報の不正流出と不正利用防止対策に関するガイドラインの…
  5. 3Dセキュア

    【EC事業者必見!】3Dセキュアとは?導入が必要な理由や求められているカード不正…
PAGE TOP