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BNPL(バイナウペイレーター)の概要や仕組み! 従来の分割払いとは何が違う?

「BNPLってどんなサービスなの?」
「他の支払い方法と、BNPLとの違いは?」

と思うことはありませんか。

BNPL(バイナウペイレーター)とは、後払い決済サービスです。このサービスは、利用者だけでなく導入する事業者にもメリットがあります。

ただ、仕組みやクレジットカード決済との違いがわからない方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、

  • BNPLの概要や仕組み
  • 日本での将来性
  • 双方のメリット・デメリット

の流れで、BNPLがどんなサービスなのか解説します。

記事後半では「BNPLの導入を相談できるサービス」についても触れているので、ぜひ最後までお読みください!

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BNPL(バイナウペイレーター) とは?仕組みや従来の分割払いとの違いを解説

近年、BNPLと呼ばれる後払い決済サービスが世界中で流行しつつあります。

ただ、日本で導入している企業は多くないため「どのような仕組みなのか」「従来の分割払いとの違いがわからない」方もいるかもしれません。

まずは、BNPLの概要や仕組みについて解説します。

BNPL(バイナウペイレーター) は、後払い決済サービスのこと

BNPLとは「Buy Now, Pay Later」と呼ばれる後払い方式の決済サービスです。

その仕組みは、以下の通りです。

  1. ユーザーが商品を購入する際にBNPLを選択
  2. ECサイトがBNPL事業者の取引情報を連携
  3. BNPL事業者が審査をする
  4. ユーザーは審査に通過したら、購入額の4分の1を支払う
  5. ECサイトが商品を発送する
  6. BNPL事業者がECサイトに全額を立て替え払い
  7. ユーザーは分割払いをしていく

BNPLは、ユーザーとECサイトの間にBNPL事業者を挟みます。

審査に通った後、購入額の4分の1を支払えば残りの代金は後払いできます。

また、ECサイトはBNPL事業者から全額を立て替え払いしてもらえるので、代金を回収できないリスクはありません。

BNPLは、欧米を中心に世界的に需要が拡大中です。また、日本でも少しずつ流行の兆しが出てきています。

クレジットカードや従来の分割払いとの違いは?

後払い決済自体は珍しくありません。日本でも、クレジットカード決済やショッピングローンを利用している方が多くいるからです。

そのため、クレジットカード決済やその他の分割払いのままで十分と考える方も多いのではないでしょうか?

しかし、BNPLは従来の決済方法とは違い「ユーザーは手数料無しで利用できる」「審査が厳しくない」などの特徴があります。

決済手段 与信審査 手数料の支払い
BNPL なし なし
クレジットカード払い あり あり
分割払い あり あり

まず、従来のクレジットカード払いや分割払い(ショッピングローンなど)の場合、与信審査に通ったユーザーしか利用できません。

そして、分割払いをする場合、手数料の支払いも必要です。

しかし、BNPLには与信審査がないため、過去に延滞や自己破産をした方でも、利用できる可能性があります。

加えて、分割払いをした場合でも手数料がかかりません。そのため、BNPLの方が、従来の決済方法よりも使いやすいといえるでしょう。

日本でも、BNPL(バイナウペイレーター) は流行るのか

日本でも流行るのか、以下3つの視点でご紹介します。

  1. 海外での人気が高く、市場規模も増えて来ることが予想される
  2. 他の決済方法と比べて入力の手間が少ない
  3. 「使い過ぎ」を防止しやすい機能が備わっている

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.海外のBNPLの動きや市場規模からの予測

BNPLは、アメリカやヨーロッパでは若年層を中心に流行しています。

したがって、今後日本でも流行るのかどうか気になっている方もいるのではないでしょうか?

実は、2021年9月にはアメリカの大手決済会社ペイパルが日本で後払いサービスを展開するペイディを買収しました。

すでに日本のBNPL市場の規模は1兆円を超えています。

そして、以下のような理由から、今後日本にもBNPLの波がやってくる可能性は十分あるでしょう。

2.他の決済方法と比べて入力の手間が少ない

BNPLは、クレジットカードよりも決済手順が楽です。

クレジットカードのように、本人確認のためにカード番号やカード名義などを入力する必要がありません。メールやスマホを使ってSMSなどで4桁のコードを入力するだけで、簡単に本人確認ができます。

商品が届いたら同封されている請求書をコンビニや郵便局に持っていき、支払うだけなので簡単です。

3.「使い過ぎ」を防止しやすい機能が備わっている

日本では、クレジットカードが持つ「利息が増えやすい分割払いやリボ払い」「利用額が見えにくく使いすぎる」といった不安があります。

したがってクレジットカードを持っていても、分割払いをしないユーザーも一定数います。

しかしBNPLであれば、手数料を取られる心配はありません。また、利用できる金額を可視化できるため、使い過ぎも防止しやすいです。

このようにBNPLは、クレジットカードの持つ不透明感を解消する可能性があります。

実際に、矢野経済研究所の後払い決済サービス市場規模推移と予測によれば、BNPLは毎年20%ほど成長し続けています。

出典:EC決済サービス時用に関する調査を実施|矢野経済研究所

今後も成長が続き、2024年には1億8,000万円を超えるでしょう。

BNPL(バイナウペイレーター) のメリット

BNPLは利用者・事業者の双方にとってメリットがあるサービスです。そこで利用者目線と事業者目線に分けて、メリットを解説します。

利用者目線のBNPL(バイナウペイレーター) のメリット3つ

BNPLの利用者目線のメリットは3つあります。

  • 分割払いでも手数料が不要
  • 限度額の制限があるので使いすぎを防止できる
  • 与信チェックがなく、審査も簡略化され使いやすい

BNPLは、分割払いでも手数料が発生せず、使いすぎの心配もないので、安心して利用しやすいでしょう。

また、与信チェックがないことに加え審査も簡略化されます。そのため、使いやすさを理由に幅広く利用される可能性があります。

事業者目線のBNPL(バイナウペイレーター) のメリット3つ

一方、ECサイトを運営する事業者にも以下のメリットがあります。

  • 利用者の負担が減ることを理由に新規開拓しやすい
  • ECサイト情報入力時の離脱率低下につながる
  • 手数料がかからないので高額商品も販売しやすい

BNPLは、利用者の利便性が向上するサービスです。そのため、新規顧客の獲得や高額商品の販売もしやすくなるかもしれません

そのため、ECサイトの運営者は、導入を検討してみてもよいのではないでしょうか?

BNPL(バイナウペイレーター) のデメリット

BNPLは、従来の決済方法と比較するとメリットの多い方法ですが、デメリットもあります。

利用を検討している方は、デメリットについても把握しておきましょう。

利用者目線のBNPL(バイナウペイレーター) のデメリット3つ

まず、利用者目線のデメリットは3つあります。

  • 利用額が支払い能力を超えるリスク
  • 支払いが遅れると遅延違約金や取引手数料が発生する
  • 利用限度額が下がったり、利用停止されたりするリスクがある

BNPLを利用した場合も、利用額が支払い能力を超えるリスクは当然あります。

そのため、高額商品を購入してしまった場合、支払いが苦しくなるでしょう。

また支払いが遅れた場合、遅延違約金や取引手数料が発生します。したがって、支払いに遅れると、BNPLのメリットがなくなってしまいます

支払い遅れが何度も続くと利用限度額の低下や利用停止につながる恐れもあるので注意してください。

事業者目線のBNPL(バイナウペイレーター) のデメリット3つ

続いて事業者目線のデメリットも見ていきましょう。事業者目線のデメリットは以下の3つです。

  • 世界中で規制強化の動きがあり、今後規制される可能性がある
  • 他社の利用者情報がわからないので、貸し倒れリスクがある
  • 利用回数や金額次第でクレジットカードよりも手数料がかかる

BNPLはイギリスでは、すでに規制されています。また、オーストラリアでも規制強化を求める声が広がっています。

日本も、将来的にBNPLが規制される可能性は十分あるでしょう。

またBNPLは、クレジットカードのように信用情報機関で未払い者の情報共有をしていません。

したがって、利用者がそのまま代金を支払わない可能性もあるので、注意が必要です。

BNPLにはさまざまなリスクもあるため、海外の動向なども注視しながらよく検討する必要があります。

BNPL(バイナウペイレーター) を導入した企業の例

BNPLを決済方法として採用すれば、売上げアップにつながる可能性があります。

とはいえ、導入しても本当にメリットがあるのか疑っている方もいるかもしれません。

実は、知名度の高い企業の一部は、すでにBNPLを導入しています。

  • Amazon
  • PayPay
  • メルカリ

まだ、日本では導入していない企業が大半です。しかし、今後もBNPL市場は大きく成長し続ける見込みであるため、BNPLを導入する企業は増加していくでしょう。

とはいえ、具体的な活用例がわからないと導入すべきか検討しづらい方も多いのではないでしょうか。BNPLの事例について詳しく知りたい方は、以下をご一読ください!

BNPL(バイナウペイレーター) の導入を相談できるサービス3選

ECサイトの運営をしていてBNPLを導入したいと考えている方も多いでしょう。

BNPLを導入するためには、後払い決済の仕組み構築ができるサービスを導入する必要があります。

そこで、おすすめのサービスを3つ紹介します。

1.後払いパッケージ:かっこ株式会社

かっこ株式会社が提供している後払いパッケージは、与信から入金管理まで後払いに必要な機能を一括で提供するサービスです。

後払いを自社の力で導入しようとした場合、莫大な費用がかかりますが、後払いパッケージなら初期費用200万円からの導入が可能です。

また、余計な機能を絞り込むことで、無駄な運用コストも削減しています。不正ログインや不正アクセスの検知についても、実績が豊富です。

さらに、これまで後払い決済事業のシステム構築や事業立ち上げの経験も豊富なので、はじめて導入する場合でもご安心ください。

「後払いパッケージを導入したいけど不安な点がある」「導入費用を見て検討したい」という方は、まずは一度お問い合わせください。

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2.GMO後払い決済サービス:GMOペイメントゲートウェイ株式会社

GMOペイメントゲートウェイ株式会社はGMO後払い決済サービスを提供しています。

GMO後払い決済サービスの特徴は、システムの自動連携により、リアルタイムで与信が可能な点。

与信確認の時間を5分から0分にできるので、ユーザーから確実に購入してもらいやすくなるでしょう。

決済手数料や月額費用などは業界でも最低水準です。

3.paidy(ペイディ):株式会社Paidy

株式会社Paidyが提供するpaidyは、初期費用や月額使用料がかからず利用できる後払いサービスです。売上金は100%入金保証もしているため、これから導入する方にも安心です。

また、すでに導入店舗数は70万店舗を超えています。

「Web申し込み→加盟店審査→審査が問題なければ利用スタート」といった流れで利用できるので、申し込みも簡単です。

参考:https://paidy.com/merchant/

まとめ:BNPLの導入は後払い決済パッケージがおすすめ

BNPLは、世界中で急速に広まりつつある後払い決済サービスです。

日本も近い将来、導入する企業が増加する可能性が高いといえます。

BNPLは、利用者にとっては手数料がかからず、与信審査がないなどのメリットがあります。

また、事業者側も利便性向上による売上アップにつなげられるでしょう。

後払い決済サービスを導入するなら、かっこ株式会社の後払いパッケージをおすすめします。

後払い決済サービスの導入実績も多数あり、導入後のサポートも可能です。まずは、以下のページよりお問い合わせください!

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