「クレジットカードの不正利用はなぜ起こるの?」
「クレジットカード情報はどこから漏れるの?」
など、クレジットカードの不正利用について疑問を持っている人は少なくありません。
カードの不正利用被害は年々増加していて、その背景には不正手口が巧妙化してきていることが挙げられます。
そこで、自分自身を守るためにも不正手口を理解し、それに対応できる対策を講じていく必要があるでしょう。
この記事では、
- クレジットカードを不正利用される7つの手口と対策
- クレジットカードの不正利用かを確認する4つのポイント
- クレジットカードを不正利用された時の対処法3つ
などを解説していきます。
本記事を一読し、カードの不正利用についての知識を身に着けて、いざという時にすぐに対応できるようにしましょう。
なぜクレジットカード不正利用被害が増えてきているのか?
手法、実態、背景を株式会社かっこ O-PLUX事業部 事業部長 小野瀬が動画で解説
目次
クレジットカードの不正利用とは?
クレジットカードの不正利用とは、第三者がカード所有者本人になりすまして商品やサービスを購入することです。
カードを不正利用されるということは、金銭的被害は避けられません。
もしカードの不正利用をされてしまったら、被害に気付いた後の素早い対応が重要になってきます。
カードを不正利用された時の対処法は、「4. クレジットカードを不正利用された時の対処法3つ」で紹介しています。
クレジットカードの不正利用は毎年増加している
実際に、クレジットカードの不正利用被害は毎年増加しています。
以下のグラフは、クレジットカードの不正利用被害額の推移です。
※参考:日本クレジット協会
2022年のクレジットカード不正利用被害額は過去最高で、411.7億円でした。
また、2023年1~6月時点ですでに245.7億円の被害額となっていて、去年の被害額を上回るペースで増加しているのが現状です。
数字を見て分かるように、カードの不正利用はそこら中で発生していて、早急な対応や対策が必要となっています。
クレジットカードの情報はどこから漏れる?
クレジットカードの不正利用が増え続けていることで、どこからカード情報が漏れてしまっているのか疑問を持つ方も多いでしょう。
カード情報が漏れてしまう原因として、
- カードの紛失・盗難
- パソコン画面を盗み見される
- 詐欺サイトにカード情報を入力
- 企業やネットショップからの情報漏洩
などがあります。
ちょっとしたミスや不注意によるケースもあるので、大事なカードは落とさないようにし、公共施設でパソコンを開く時には最新の注意を払うようにしましょう。
カードを不正利用される手口の詳細については、「2. クレジットカードを不正利用される7つの手口と対策」で紹介しています。
クレジットカードの不正利用は補償してもらえるの?
クレジットカードを不正利用された時に、一番気になるのが不正利用された分の代金を補償してもらえるかどうかです。
基本的には、カードの不正利用が認められれば、不正利用された分の代金は全額補償されます。
以下の表では、大手クレジットカード3社の補償内容を紹介します。
クレジットカード会社名 | 補償内容 |
---|---|
三井住友カード | ![]() ※三井住友カードは、損害の発生がカードの利用停止の手続きをした日の60日前までの利用について補償されます |
dカード | ![]() ※dカードは、クレジットカードの不正利用された旨の届け出日から遡って90日前までの利用について補償されます |
セゾンカード | ![]() ※セゾンカードは、クレジットカードの不正利用があった旨の連絡をした日を含めて61日前まで遡った利用分が補償されます |
他にも、使用している方が多いイオンカードやJCBカード、楽天カードなどでもクレジットカードの不正利用があった時は補償してもらえます。
ここで気を付けてもらいたいのが、それぞれのカード会社によって補償期間が決められていることです。
補償期間を過ぎてしまうと補償対象外になってしまうので、定期的にカードの利用明細をチェックして、不正利用を発見したらすぐにカード会社に連絡するようにしましょう。
補償対象になる場合とならない場合
カードが不正利用されたと思っても、補償してもらえないケースもあります。
カード会社それぞれで補償についての規定は違いますが、ほとんどのカード会社は以下の場合を補償対象・補償対象外としています。
補償対象になる場合 | ・不正利用が事実だと判断 ・決められた補償申請期限内 |
---|---|
補償対象にならない場合 | ・決められた補償申請期限を過ぎた ・家族や代理人による不正利用 ・カード所有者の故意または重大な過失が原因の損害 ・不正利用が虚偽の場合 ・戦争や自然災害など著しい秩序の混乱中に生じた損害 |
他にも、カードの裏面にサインをしていない場合や、暗証番号を入力する決済取引を行った場合は補償対象にならない可能性もあります。
詳しくは、各カード会社に問い合わせてください。
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クレジットカードを不正利用される7つの手口と対策
クレジットカードを不正利用される原因として、主に7つの手口があります。
- フィッシング詐欺
- スキミング
- ネットショッピング詐欺
- 出会い系サイト詐欺
- なりすまし
- フリーWi-Fi
- ネットショップからの情報流出
不正利用される原因の手口を覚えておいて、大事なカード情報を流出させないように対策を行いましょう。
それぞれの手口と対策を以下で詳しく解説していきます。
【手口1】フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは、ネットユーザーから経済的価値がある個人情報などを奪うために行われる詐欺行為です。
よくある手口として、一般的に信頼されている金融機関や官公庁になりすましたメールを送り、偽のサイト(フィッシングサイト)に誘導して個人情報を入力させます。
フィッシング詐欺は「至急」「要確認」など不安を煽るような言葉を使って偽サイトに誘導し、カード情報などの個人情報を盗み取るのが特徴です。
また、偽のサイト(フィッシングサイト)は、本物そっくりに作られているため、本物かどうか見極めるのは非常に難しいです。
フィッシング詐欺の事例や被害に遭った時の対処法については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
対策
フィッシング詐欺の対策として挙げられるのが、
- 安易にURLを開かない
- 「〇〇(企業名)フィッシング詐欺」と検索して注意喚起がされているか確認する
などです。
まず大事なのは、似たようなフィッシング詐欺の事例が発生していないかを確認することです。
最近では、三井住友銀行やヤマト運輸など大手企業になりすましたフィッシング詐欺が多く発生しており、それぞれ本物の公式サイトで注意喚起がなされています。
以下は、三つ住友銀行の公式ホームページに記載されているフィッシング詐欺についての注意喚起です。
※引用:三井住友銀行
このように、本物の公式サイトを確認して「〇〇(企業名)をかたるメール・SMSに注意!」と警告していたら、届いたメールのURLは開かないようにしてください。
他にも、どうしてもフィッシング詐欺か判断できない場合は、メールの送信元に連絡して確認してみましょう。
連絡しても繋がらない場合は、フィッシング詐欺の可能性が非常に高いと判断できます。
【手口2】スキミング
スキミングとは、クレジットカード情報を読み取る「スキマー」という装置で、カードの磁気データを読み取って偽造カードにコピーする手口です。
スキミングの手法として、銀行ATMのカード挿入口にスキマーを取り付けて、カード情報を盗み取るといったものがあります。
また、ジムやスパなどでロッカー荒らし被害に遭い、そこでカードがスキミングされてしまうケースも発生しています。
※引用:JCB
最近のカードはICチップが搭載されて暗号化されていて、スキミングに対して高い防犯性があります。
ただ、店舗側が磁気決済を併用する関係で、カードに磁気ストライプが残っているとスキミングのリスクはゼロにはなりません。
対策
スキミングの対策として挙げられるのが、
- ICチップのクレジットカードを利用する
- 利用機会の少ないクレジットカードを持ち歩かない
- 推測されにくい暗証番号を設定する
- 暗証番号の入力は隠して行う
- スキミング防止グッズを利用する
などです。
ICチップのクレジットカードは、スキミングに対して高い防犯性があるのでおすすめです。
また、スキミング防犯グッズは手頃な価格で購入できるのでぜひ活用していきましょう。
※引用:楽天市場(PRではありません)
被害が年々拡大しているWebスキミングについては、以下の記事で詳しく解説しているので本記事と併せて参考にしてください。
【手口3】ネットショッピング詐欺
ネットショッピング詐欺とは、架空のショップサイトを立ち上げて架空の商品を販売する詐欺手口です。
全て架空であるため、カード決済をしても商品が届かず(または全く別の安価な商品が届く)、カード情報だけが流出してしまいます。
特に、「日本語表記がおかしい」「会社名や連絡先が架空のもの」「商品が相場よりも極端に安い」といったサイトは怪しいので、安易にカード決済をしないようにしましょう。
対策
ネットショッピング詐欺の対策として挙げられるのが、
- サイト自体の見た目、日本語表記が不自然なサイトでは購入しない
- 記載してある連絡先に繋がるか確認する
- 前払いだけでなくクレジットカード決済や代引きが可能か確認する
などです。
そもそもサイト自体の見た目に違和感があったり、日本語表記が不自然な場合は、外国人による詐欺行為の可能性が高いので商品購入はやめておきましょう。
そして、記載してある連絡先に繋がるかどうかもネットショッピング詐欺を見分けるポイントです。
連絡先や住所などの記載がない場合は、ネットショッピング詐欺の可能性が高いということを覚えておきましょう。
【手口4】出会い系サイト詐欺
出会い系サイト詐欺とは、出会い系サイトに登録させてクレジットカード決済でポイントを購入させる詐欺手口です。
このようなケースは、自らサイトを利用した負い目がある上、詐欺を立証することが難しいこともあり、泣き寝入りする被害者が多いです。
対策
出会い系サイト詐欺の対策として挙げられるのが、
- 信頼できるサイトを利用する
- 個人情報の記載は最小限にとどめる
- 金銭的な要求をされても応じない
などです。
出会い系サイトの口コミを調べて、良い口コミが多い信頼できるサイトを利用するようにしましょう。
そして、個人情報の記載は最小限にとどめておき、金銭的な要求をされた時は応じることなく退会・通報するようにしてください。
【手口5】なりすまし
なりすましとは、何らかの方法で入手した他人のIDとパスワードを利用しサービスにログインするといった行為のことを指します。
なりすましの主な目的は、サービスを不正に利用して、そのサービスに登録されている個人情報などを参照したりすることです。
なりすまし被害に遭うと、カード情報などの重要な個人情報が盗み取られ、不正注文されるなどの金銭的被害が発生します。
対策
なりすまし対策として挙げられるのが、
- 多要素認証を導入する
- セキュリティソフトを導入する
などです。
多要素認証を導入すれば、たとえID・パスワードが流出しても、他の要素が揃っていない限りログインすることができません。
そして、セキュリティソフトを導入することで、なりすましだけではなく、あらゆる不正アクセスを未然に防ぐことができます。
ただし、セキュリティソフトは導入すれば終わりではなく、常に最新の状態を保つことが対策として重要です。
【手口6】セキュリティが不安定なフリーWi-Fi
セキュリティが不安定なフリーWi-Fiを悪用して、個人情報を抜き取る手口もあります。
フリーWi-Fiはセキュリティが脆弱であることが多く、ユーザーの情報が盗まれる危険性があります。
また、偽のアクセスポイントを設置して通信内容を盗み取るような悪質な手口も報告されています。
対策
セキュリティが不安定なフリーWi-Fiから個人情報流出を防ぐ対策として挙げられるのが、
- フリーWi-Fi利用時は、個人情報を入力しない
- フリーWi-Fiを提供しているちゃんとした施設以外では利用しない
などです。
フリーWi-Fi利用時は、ネットショップなどでクレジットカード情報などの個人情報を入力して商品を購入するなどはしないようにしましょう。
外出先で安全にインターネットを使う方法については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
【手口7】ネットショップからの情報流出
ネットショップからの情報流出とは、ネットショップに不正アクセスすることで顧客の個人情報を盗み出す手口です。
不正アクセスは日々どこかで行われていて、不正アクセスによる顧客の個人情報が流出する事件も後を絶ちません。
対策
ネットショップからの情報流出対策として挙げられるのが、
- 大手ネットショップでのみ商品を購入する
- クレジットカード情報を入力しない
などです。
例えば大手通販の楽天市場やAmazonでは、補償なども充実しているので比較的安心して買い物をすることができます。
もし、カード情報が流出するのが不安な場合は、代引きや後払いなどの決済方法を利用するようにしましょう。
過去に情報漏洩があった企業の安全性について知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
クレジットカードが本当に不正利用されたかを確認する4つの方法
クレジットカードが本当に不正利用されたかを確認する方法を知っておけば、もしカード不正利用の被害に遭ってもすぐに対応することができます。
カードの不正利用かを確認するポイントは4つです。
- カード利用明細の内容に身に覚えがあるか
- 家族が利用した形跡はないか
- 利用したお店とカード明細上の記載が合っているか
- 最近注文をキャンセルしたことがないか
それぞれ詳しく解説していきます。
【確認1】カード利用明細の内容に身に覚えがあるか
まずは、カードの利用明細の内容全てに身に覚えがあるかどうかを確認しましょう。
もし身に覚えがない請求があった時は、以下のポイント2~4の内容で確認してみてください。
それでも購入した覚えがない請求が載っていたら、カード不正利用の可能性が非常に高いでしょう。
【確認2】家族が利用した形跡はないか
家族カードを作っている場合、家族が知らない間にカードを利用している可能性もあります。
カードの利用明細に身に覚えがない請求があった時は、家族カードを持っている家族に聞いてみましょう。
【確認3】利用したお店とカード明細上の記載が合っているか
利用したお店と明細上の記載が合っているかも確認しましょう。
もし、利用したお店と明細上の記載が違っていたとしても、その全てが不正利用だとは言い切れません。
なぜならば、ショッピングモールやガソリンスタンドなど、利用した店舗名ではなく商業施設名や運営会社名が記載されることもあるからです。
【確認4】最近注文をキャンセルしたことがないか
最近注文をキャンセルしたことがないかも確認しましょう。
もし、最近注文をキャンセルしたことがある時は、キャンセル分がカード明細に残ったままになっている可能性もあります。
キャンセルしたのにカード明細に記載されている場合は、念のためキャンセルした店舗に連絡を入れて確認してみましょう。
クレジットカードを不正利用された時の対処法3つ
クレジットカードを不正利用された時は、早急に対処法を行い、これ以上カードを不正利用されないようにしなければいけません。
カードを不正利用された時の対処法は3つです。
- カード会社に連絡してカードを利用停止にする
- 警察に被害届を提出する
- 利用明細で他に不正利用の形跡がないか確認する
以下で、それぞれ詳しく解説していきます。
1. カード会社に連絡してカードを利用停止にする
クレジットカードの不正利用に気づいたら、まずは早急にカード会社に連絡してカードを利用停止してもらいましょう。
カードの利用停止から新しいカードを発行してもらうまで、全てカード会社が行ってくれます。
これ以上カードを不正利用されないためにも、早急な対応が重要になってきます。
2. 警察に被害届を提出する
クレジットカードを不正利用された時は、警察に被害届を出すことを忘れないようにしましょう。
警察に被害届を出していないと、カード不正利用分の代金請求をカード会社に行えません。
もし、カードの不正利用かどうか分からない場合は、「消費者ホットライン188番」に相談してみましょう。
3. 利用明細で他に不正利用の形跡がないか確認する
クレジットカードの利用停止や警察への被害届の提出が完了したら、利用明細の中で他に不正利用の形跡がないか確認しましょう。
なぜならば、翌月のカードの利用明細にも不正利用分が記載される可能性もあるからです。
カードの利用明細は毎月確認するようにして、不正利用に一早く気づいて対処できるようにしましょう。
セキュリティが充実しているクレジットカードの特徴5つ
クレジットカードを不正利用されないためには、セキュリティが充実しているクレジットカードを選ぶことも重要です。
ここからは、セキュリティが充実しているカードの特徴を紹介していきますので、ぜひカード選びの参考にしてください。
セキュリティが充実しているクレジットカードの特徴は5つあります。
- ナンバーレスカード
- 不正利用モニタリング
- カード利用通知
- 本人確認認証
- タッチ決済
以下で、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
【特徴1】ナンバーレスカード
ナンバーレスカードとは、カードの表面や裏面に「会員番号・有効期限・セキュリティコード」が表記されていないカードのことです。
ナンバーレスカードにすることで、不正者にカード情報を盗み見されて不正利用されるリスクが低くなります。
よって、ナンバーレスカードはセキュリティ性が高いカードであると言えます。
【特徴2】不正利用モニタリング
不正利用モニタリングをしてくれるカードとは、不正利用検知システムを利用して不審なカード利用がないかを監視してくれる機能が搭載されているカードのことです。
もし不審なカード利用を発見した場合は、カード会社から「本当にあなたがカードを利用しましたか?」と連絡をしてくれます。
カードの不正利用は自分では気付きにくいので、このように不正利用をモニタリングしてくれるカードはセキュリティ性が高くておすすめです。
【特徴3】カード利用通知
クレジットカードで決済を行ったら、メールなどで利用したことを通知してくれるカードがあります。
もし身に覚えがない利用通知が来たら、そこでカードの不正利用に気づくことができます。
利用通知してくれるカードを持っていれば、一早く不正利用に気づくことができて対処できるので、被害を最小限に抑えることができるでしょう。
【特徴4】本人認証サービス
本人認証サービスとは、利用者が事前に登録した「認証情報」を決済時に入力し、本人確認がおこなわれる仕組みです。
このように、本人認証サービスではカード所有者本人しか知らない情報を正しく入力しないとカード決済ができません。
よって、本人認証サービスを導入しているカードは、セキュリティ性が高いカードであると言えます。
以下の記事では、本人認証サービスについて詳しく解説していますので本記事と併せて参考にしてください。
【特徴5】タッチ決済
タッチ決済とは、クレジットカードを専用端末にかざすだけで支払いが完了する決済方法です。
タッチ決済では、暗証番号を入力する必要がないので店員や他の顧客に盗み見される心配がありません。
今ではタッチ決済ができる店舗も多いので、面倒な手間を省きながら安全性を確保できるタッチ決済対応のクレジットカードを選ぶようにしましょう。
クレカ不正に関するよくある質問と回答
最後に、クレジットカードの不正利用についてよくある質問と回答を紹介します。
実際にカードの不正利用被害に遭ってしまった方や、不正利用被害に遭うのが不安な方は以下の質問と回答に目を通しておくといいでしょう。
【質問1】カードの不正利用はどこから情報が漏れたの?
クレジットカードの不正利用が漏れてしまう原因は、
- カードの紛失・盗難
- パソコン画面を盗み見される
- 詐欺サイトにカード情報を入力
- 企業やネットショップからの情報漏洩
などです。
カードを不正利用を不正利用される手口について詳しく知りたい方は、「2. クレジットカードを不正利用される7つの手口と対策」で詳しく紹介しています。
【質問2】カードを不正利用されないための対策は?
クレジットカードを不正利用されないためには、怪しいサイトにカード情報を入力しないことが大事です。
企業になりすましたメールを送りつけて、偽サイトに誘導してカード情報を盗み取るフィッシングメールにも気を付けましょう。
どれだけ気を付けていてもカードを不正利用されてしまうケースはあるので、セキュリティが充実しているクレジットカードを選ぶことも大事です。
5章では、「5. セキュリティが充実しているクレジットカードの特徴5つ」を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【質問3】カード不正利用後に補償申請する方法は?
クレジットカードを不正利用された時は、必ずカード会社に不正利用分の代金を補償してもらう申請を行いましょう。
補償申請方法の手順は以下の通りです。
- カード会社に連絡してカードの利用停止を行う
- 警察に被害届を提出する
- カード会社で不正利用分の補償をしてもらいたい旨を伝える
補償申請を行うためには、警察に被害届を提出する必要があるので忘れないようにしましょう。
不正利用だと認められれば、各カード会社は補償申請の手続きを進めてくれます。
各カード会社によって補償してもらえる期間は違うので、「1.3 クレジットカードの不正利用は補償してもらえるの?」で確認するようにしましょう。
【質問4】カードを紛失・盗難された時はどうすればいい?
クレジットカードを紛失・盗難された時は、すぐにカード会社に連絡してカードの利用停止を行いましょう。
その後、最寄りの警察署でカードの紛失・盗難された旨を伝えてください。
財布を落としてしまった場合の対応方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
クレジットカード不正利用の手口は、日々巧妙化していて被害者の数も増加傾向にあります。
被害に遭う方の多くは、カードが不正利用される手口や対策についての知識が乏しいです。
カードを不正利用されないためには、まずは不正利用の手口についての知識をつけておくことが大事です。
カードを不正利用される手口は、主に7つあります。
- フィッシング詐欺
- スキミング
- ネットショッピング詐欺
- 出会い系サイト詐欺
- なりすまし
- フリーWi-Fi
- ネットショップからの情報流出
しかし、不正利用の手口を理解していたとしても、カードの不正利用を完全に防ぐことは難しいです。
もしカードを不正利用されてしまったら、できるだけ早い対処を行う必要があります。
対処方法は、以下の手順で行いましょう。
- カード会社に連絡してカードを利用停止にする
- 警察に被害届を提出する
- 利用明細で他に不正利用の形跡がないか確認する
カードを不正利用されないためには、セキュリティが充実しているクレジットカードを持つこともおすすめです。
そして、怪しいと思ったサイトには安易にカード情報を入力しないことや、企業になりすましたフィッシングメールにも十分注意するようにしましょう。
また、企業様はクレジットカードの不正利用によるチャージバックのリスクを減らすためにも、不正注文検知システムを導入して対策を行うようにしましょう。
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