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身に覚えのない課金は返金可能!子供が勝手に課金するのを防ぐ方法や不正利用への対処法

身に覚えのない課金

「カードの請求に身に覚えのない項目があった。そんな時、どんな対応をしたらよいの?」
「子供が勝手に課金することを防ぐ方法はないの?」

とお悩みではありませんか?

結論、子供が勝手に課金したお金は返ってくる可能性が高いので、返金対応を希望する場合は消費者ホットラインに連絡するか、各自で対応しましょう。

本記事では、

  • 身に覚えのない課金があった時の確認方法/対処方法
  • 身内が勝手に課金するのを防ぐ方法
  • 他人から勝手にクレジットカード使われないようにする方法

をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

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身に覚えのない課金の請求があった時の確認・対処方法

クレジットカードやキャリア決済などの請求書を見て、身に覚えがないアプリでの課金についての請求を見つけた時は不正利用を疑いましょう。

近年、クレジットカードなどの不正利用が増えてきているため、あなたのカードも不正利用されている可能性があります。

そこで、ここでは身に覚えのない課金の請求が(不正利用)あった時に確認する方法や対処法を説明します。

自分が使ったか他人が使ったかの確認方法

まず最初に、身に覚えのない課金の請求があった場合、

  • 他人が不正利用した
  • 自分が忘れていた

ものではないか確認しましょう。

それは、以下のように確認できます。

iPhoneの場合:〈設定〉→〈自分の名前〉→〈メディアと購入〉→〈購入履歴〉
androidの場合:〈Playストア〉→〈プロフィールアイコン〉→〈お支払いと定期購入〉→〈予算と履歴〉→〈購入履歴〉

ここで自分が使ったものだと覚えがなければ不正利用と判断して、支払いに設定しているカード会社に連絡しましょう。

自分のカードを他人に課金で使われていた時の対処法

あなたのクレジットカードやキャリア決済などが他人のアプリで勝手に課金に使われていた時は、カード会社・サービス運営企業に連絡しすぐに利用停止しましょう。

そして、「チャージバック申請」をして返金、または利用の取り消しをしましょう。

カードの利用停止後は、再発行手続き等をしてまた自分だけが使えるようにしてください。

また、何のアプリで・どこで不正利用されたか、確認し報告することによって、不正利用被害が減る可能性があります。

自分の家族が勝手にアプリで課金することがある

自分の身に覚えのない課金のひとつに、子供など自分の家族が勝手にアプリで課金している場合があります。

家族が勝手にアプリで課金している場合、まずは家族にアプリで課金をしたかどうか、ということを尋ねましょう。

アプリでの課金を返金してもらえる可能性がある

子供などの未成年者が勝手にアプリで課金し、一部でも返金してもらえた例があります。

以下のように、返金交渉をあっせん又は自主交渉で行った場合、87%の確率で課金の内の一部を含む返金対応が行われました。(令和3年実績)

消費者庁

※引用:消費者庁

そのため、子供が勝手にアプリで課金をしてしまって返金を求める場合は、以下の方法で対処してみましょう。

  • 消費者ホットライン「#188」に相談をする
  • Apple/Googleに直接返金を申請

自分の子供だとしても、未成年ではない場合は返金してもらえないことがあるので注意してください。

・消費者ホットライン:「188」に電話をする(平日:9時00分から17時00分まで/土曜・日曜・祝日:10時00分から16時00分まで※年末年始を除く)
・iPhoneでの課金返金対応:https://support.apple.com/ja-jp/HT204084
・androidでの課金返金対応:https://support.google.com/googleplay/answer/2479637?sjid=16237828873196385235-AP&visit_id=638212636179864181-2038110261&rd=1

身内の勝手な課金を防ぐ5つの方法

国民生活センターには、子供のオンラインゲームに関する相談が多く寄せられていて、その件数は年々増加傾向にあります。

先ほども伝えましたが、中にはスマホでゲームをしている子供に勝手にアプリ内課金をされてしまって、身に覚えのない請求が届くということがあります。

※引用:国民生活センター

先ほどもお伝えしたように、子供など身内が勝手に課金した場合のお金は返金してもらえる可能性があります。

しかし、そもそも勝手に課金をされる、ということを防げば焦ったり不安になることもありません。

なのでここからは、家族に勝手に課金されてしまうことを防ぐ方法を紹介します。

  • 【防止法1】スマホなどの端末を持たせる前にルールを決めておく
  • 【防止法2】端末に制限をかける
  • 【防止法3】クレジットカードを登録しない
  • 【防止法4】キャリア払いであれば利用限度額を設定する
  • 【防止法5】後払いサービスを使えないようにしておく

順に解説していきます。

【防止法1】スマホなどの端末を持たせる前にルールを決めておく

1つ目は、スマホなどの端末を持たせる際にルールを決めておくということです。

例としては、「課金するときはお小遣いの範囲でする」「アプリをダウンロードする際は確認を取ってからする」などがあります。

ルールを決めておくことは、勝手な課金の防止はもちろん、端末を使用したトラブルの防止にもつながります。

【防止法2】端末に制限をかける

2つ目は、端末に制限をかけるということです。

端末に制限をかけることによって、課金はもちろん、有害な情報へのアクセスや、スマートフォンの見過ぎを防ぐことができます。

端末に制限をかけるには以下の方法があります。

  • 端末本体(子供や家族が使っている端末自体)から設定
  • ファミリー共有(家族の中の成人1人の端末を管理者として、子供の端末の設定を管理する)を使用して別の端末から設定

端末本体から設定する場合は以下を参考にしてください。

ファミリー共有を利用する場合は以下です。

【防止法3】クレジットカードを登録しない

3つ目は、端末にクレジットカード情報を登録せず、課金したい時は、プリペイドカードを買って課金するということです。

カード情報を登録しないことで、勝手に課金されてしまうことを防ぐことができます。

クレジットカードを登録しなくても、コンビニでも買うことができるプリペイドカードを使用してアプリの購入やアプリ内課金をすることが可能です。お小遣いの範囲での課金を可能とするならば、この方法が適切でしょう。

【防止法4】キャリア払いであれば利用限度額を設定する

4つ目は、キャリア払いの利用限度額を設定しておくということです。

課金する手段の一つに、キャリア払いというものがあります。

キャリア払いとは、商品の代金を各キャリア(au・ソフトバンク・NTTドコモ)の月々の携帯料金と合わせて支払うことができるというサービスです。

各キャリア払いには限度額というものがあり、その額は実績(支払い遅延等がないことや契約年数)によって自動的に引き上げられます。その額は最大10万円ほどです。

端末にキャリア払いを登録するのであれば、限度額を定期的に確認することが大切です。

【防止法5】後払いサービスを使えないようにしておく

5つ目は、後払いサービスを使えないようにしておくということです。

後払いサービスとは、購入者が商品を確認した後に代金の支払いをすることができるものです。

未成年でも利用できる後払いサービスとして、

  • NP後払い
  • atone

が挙げられます。

上記の2つは、年齢制限がなく、未成年でも利用できるサービスです。(利用には親権者・法定代理人の同意が必要)

子供の後払いサービスの利用を制限するには、上記のサービスのウェブサイトにアクセスすることに制限をかけることが有効でしょう。

クレジットカードを不正利用されないために

そもそも、クレジットカードが家族をはじめ、他人に勝手に使われることは良いことではありません。

そうでないと、身に覚えのない課金・請求があった時に家族が使ったのか、不正利用の被害にあったのか判断がつかなくなり二次被害を生んでしまう可能性もあります。

では、クレジットカードを不正利用されないために利用者側はどのような対策をしたらよいのか、以下から不正利用の原因と対策4つを合わせて紹介します。

クレカが不正利用される原因

クレジットカードが不正利用される原因は事業者とユーザーそれぞれに原因があり、主に以下のようなものがあります。

  1. クレジットカードの盗難・紛失
  2. フィッシングサイトでカード情報を入力してしまう
  3. SNSアカウントに不正アクセスされる
  4. VODアカウントを乗っ取られる
  5. ダークウェブで売買されている
  6. パソコンなどを盗み見られる
  7. セキュリティが不安定なフリーWi-Fiを使用する

実際の対策方法は以下です。

【対策1】クレジットカードを失くさない

クレジットカードが不正利用される原因の多くは、所有者がカード自体を失くしてしまうこと・財布と一緒に盗まれてしまうことがあげられます。

クレジットカードが他人の手に渡った場合、勝手に使われる可能性があります。

クレジットカードを紛失した時の対応は以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

【対策2】フィッシングサイト/詐欺に引っかからない

クレジットカードが不正利用される原因には、フィッシングサイトに騙されてカード情報を入力してしまう(フィッシング詐欺被害にあう)こともあげられます。

フィッシングサイトとは、正規のサイトに似せた偽サイトを作成しそこに誘導して個人情報を盗み取る詐欺サイトです。

フィッシングサイトでクレジットカード番号やパスワードなどの個人情報を入力させられると、それらの情報が第三者に盗み取られ不正利用されてしまいます。

怪しいメールが来た時には、リンクをクリックする前にURLを確認し正規のサイトかどうかを確認しましょう。

また、個人情報を入力する際に​​は、必ずHTTPSで通信されているか確認することが重要です。

フィッシングメールも非常に巧妙化しているので注意が必要です。

【対策3】怪しいサイトを利用しない

近年、偽のECサイトで商品を購入し、情報を盗まれてしまう、商品が届かないという事例があります。

偽のサイトに情報を登録してしまうと、カードの不正利用だけでなく、個人情報の流出や悪用につながります。

偽サイトの見分け方は以下の記事で紹介しているのでぜひ見てみてください。

【対策4】スキミング防止のためにICチップのカードを利用する

スキミング(Skimming)は、クレジットカードやデビットカードの情報を不正に取得する手法の1つです。

「スキマー」と呼ばれる端末を使用して、クレジットカードやデビットカードの情報を抜き出し、同じ情報を持つクローンカードを作成するという手口です。

みなさんも、ATMに注意書きの紙が貼られているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。

ICチップ付きのカードは、カード情報が暗号化されているため、情報を盗むことが困難です。スキミングを防止するためには、ICチップ付きのカードを利用することが有効でしょう。

まとめ

今回は、身に覚えのない課金が起きた時の確認方法/対処法と、クレジットカードの不正利用される原因/対策をお伝えしました。

身に覚えのない課金・請求があった時は、まず

  • 他人が不正利用した
  • 自分が忘れていた

ものではないか確認しましょう。

全くの他人の不正利用が怪しい場合は、カードを止める。

自分の子供や身内が使ったものであれば、明細を確認して返金を申請しましょう。そして、返金対応してもらえる可能性があるので以下で対処しましょう。

  • 消費者ホットライン「#188」に相談をする
  • Apple/Googleに直接返金を申請

課金額が大きければ、すぐに気づくことができるかもしれませんが、少額であれば気づきづらいのが現実です。しかし、少額の課金も、回数を重ねれば金額は大きくなります。

課金に気づくためには、定期的にクレジットカードやキャリア決済の明細書を確認することが有効です。

また、家族の勝手な課金を防ぐためにはルールを決めることが重要です。

ルールを決める際には、一方的に決めるのではなく話し合いをして決めることをおすすめします。

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